ものづくりイノベーション
~3Dプリンターの技術解説と生産現場における活用事例~
(於 新横浜 2015年5月18日)

ものづくりイノベーション ~3Dプリンターの技術解説と生産現場における活用事例~in 新横浜(2015年3月6日)

基礎知識から設計・生産現場での最新の活用事例まで
“3Dプリンターを活用したものづくり”がわかるセミナーを開催。

設計・製造の現場で働く方に向けて、リコーの技術者が3Dプリンターの基礎知識や活用事例をご紹介するセミナーを新横浜プリンスホテルで開催いたしました。3Dプリンターの導入を検討中の方から、試作に加えて新たな活用法を検討中の方まで、たくさんの方にご参加いただいたセミナーの様子をレポートします。

今回のセミナー内容

技術解説や活用事例のご紹介を、技術者の立場から。

設計段階での試作から、治具や型といったツール製作、さらには最終製品の製造にまで活用範囲が広がっている3Dプリンター。今回のセミナーは、3Dプリンター普及の背景にはじまり、技術解説、使用上の注意点、設計ツール・生産設備としての3Dプリンター、そして最新動向や未来の展望という流れで進みました。

セミナー後のアンケートで特に多くの方に「参考になった」とお答えいただいたのが技術解説のパートです。このパートでは代表的な3つの造形方式のそれぞれの原理や長所・短所、適した用途や造形時の注意点を設計者として実際に経験した具体例を交えてご紹介。造形スピードや造形物の強度、表面の仕上がり等、3Dプリンターの選定時に考慮すべきポイントを熱心にメモしている方が多数いらっしゃいました。 次に「参考になった」とお応えいただいたのは設計ツールとしての3Dプリンターのパート。配線の納まりやユーザビリティといった3D CADでのシミュレーションが困難なものの確認や、出図前の最終確認に3Dプリンターが威力を発揮することなど、設計段階での効果的な3Dプリンターの用途や従来の試作と比べた場合のメリットをご紹介しました。

生産現場での3Dプリンター活用事例を、リコーの実例を交えてご紹介。

画像:生産現場での3Dプリンター活用事例を、リコーの実例を交えてご紹介。

今回のセミナーで一番お伝えしたかったのがセミナータイトルにもある、生産現場での3Dプリンター活用事例。3Dプリンターで治具や型、部品をつくるとはどういうことなのかをリコーの事例を交えてご説明しました。治具については生産現場で使用する配膳トレイや組立治具の例を写真を使ってご紹介。型や部品の3Dプリンターでの製造についてもコストや工数、付加価値面での従来工法との違いを事例を交えて説明しました。ここでご紹介した治具のいくつかはその後のRICOH Rapid Fab見学の際に、実際に手にとってご確認いただきました。

RICOH Rapid Fabで実機や造形物を見学。(新横浜と大阪のみ)

画像:技術者が造形方式について解説

技術者が造形方式について解説

セミナーの終了後、希望されたお客様はRICOH Rapid Fab新横浜へ。3Dプリンターの実機や各種造形サンプルを使って技術者が造形方式ごとの特色をご説明しました。また、今回はリコーの社内実践事例紹介ゾーンもご用意。カメラやプリンターの設計段階で3Dプリンターを使って出力したパーツや生産段階で使っている検査治具等を実際に手に取り、質感や重さを確認いただきながら、設計・製造のプロに様々なご質問を賜りました。さらに、プロシューマー機器の実機展示ゾーンでは5メーカー(5機種)のマシンを展示しそれぞれのマシンの特徴をご説明。「2つの材料を使う場合の温度設定は?」「3Dプリンターへのデータ転送はどうするのか?」等、出力する様子をご覧頂きながら活発に質疑応答を行いました。

画像:国内屈指の出力サンプル品揃え

国内屈指の出力サンプル品揃え

画像:リコーの実践事例を手に取って確認

リコーの実践事例を手に取って確認

画像:検査治具の事例もご紹介

検査治具の事例もご紹介

画像:プロシューマー機で実演

プロシューマー機で実演

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