Q利用するために最小限揃えないといけないものは?
ハードウェアとしてはJet Fusionプリンター本体、造形用のビルドユニット、後処理用のプロセッシングステーションの3つが必要です。
また樹脂材料と2種のエージェント(インク)が必要になります。
さらに付帯設備として、ブラスター、粉塵対応掃除機、コンプレッサーもご準備頂く必要がございます。
詳しくは、以下をご参照ください。
http://www.ricoh.co.jp/3dp/hp/product/
Q対応しているファイル形式は?
業界標準のフォーマットであるSTLと、HPが推進する次世代のフォーマット3mfの2種類となります。
Q消耗品には、どのようなものがありますか?
樹脂材料、2種のエージェント(インク)、プリントヘッド、プリントヘッド用のクリーニングロール、ランプ、フィルタ―類等が消耗品となります。
Q3Dプリンター機器の設置条件はどうなっていますか?
QHP Multi Jet Fusion テクノロジーとはどのような技術ですか?
Qエージェントとは、何ですか?
樹脂の温度をコントロールするインクです。
黒色色素がハロゲンランプの熱を効果的に吸収し、周囲の樹脂の温度を融点まであげる役目のフュージングエージェント(Fusing Agent)と熱が加わると速やかに蒸発し周囲の樹脂の温度を下げて溶融を防ぐディテーリングエージェント(Detailing Agent)の2種類があります。
詳しくは、以下をご参照ください。
http://www.ricoh.co.jp/3dp/hp/technology/
Qエージェントの消費量は、どれ位になりますか?
体積や表面積により使用量は異なります。
体積が大きくなれば溶融に使用するフュージングエージェントの量が増え、ラティス構造のような表面積が大きい構造ではディテーリングエージェントの量が増える傾向があります。
QHP 3Dプリンターと他の方式との違いは何ですか?
Q他の方式と比べて、造形スピードは?
FDM方式・SLS方式等の他の方式ではノズルやレーザーなどで「点」で造形するのに対し、HPのJet Fusion方式ではプリントヘッドにより「面」で造形していくため高速な造形が可能です。
複数のビルドユニットを入れ替えることで連続生産を可能にし、従来の3Dプリンターと比較して、圧倒的に高い生産性を実現することが可能です。
詳しくは、以下をご参照ください。
http://www.ricoh.co.jp/3dp/hp/technology/
Q積層ピッチは、どれくらいですか?
80μmとなります。
Q造形精度はどれくらいですか?
カタログ保証値で±0.2mmです。(100mm以上の±0.2%以内)
より細かい精度が必要な場合には切削などの追加工をしていただくことも可能です。
Qカラーや透明な造形物は出来ないのですか?
HP Jet Fusion 4200はカラーに対応しておりませんが、カラー対応の機種は今後リリースを予定しております。
透明な造形に対応する機種は、現在のところ未定となっております。