|
本連載も3年目に突入しました。これもひとえに皆さんの応援のお陰です。今後ともよろしくお願いいたします。
さて、当面のテーマとして、少し身近な話題を扱ってみようと思います。ちょうど最近、この春にリコーさんが発売したデジカメ、Caplio GX100を購入しましたので、今回から何度かに渡ってレビューをお届けしてみたいと思います。
■GX100はどんなカメラ?
細かいスペックは割愛しますが、GX100はコンパクトデジタルカメラの中でもハイエンド寄りの機種です。ワイド端が広めのズームレンズ、絞り優先などマニュアルモードの充実、レンズやストロボの外付けが可能、RAW形式保存対応、などデジタル一眼レフカメラ的な要素を盛り込み、コンパクトだけれども、仕事の道具、趣味の愛機としてしっかり使えるものとして、高い評価を得ているようです。
このクラスは、マニュアルモード等まできっちり使いこなそうと思うと、絞りやシャッタースピードの概念等、エントリークラスのコンデジよりは難しい部分があります。そういった部分の操作方法や概念をいかにわかりやすくユーザーに伝えるかが課題となるクラスですね。
■まずは第7回の評価指標に照らしてみる
本連載の第7回「製品別使いやすさ評価のポイント 〜デジタルカメラ編〜」でデジタルカメラの基本的な使い勝手評価ポイントをまとめましたので、とりあえずこれに照らして本機をチェックしてみましょう。
・再生と削除
本機にはクイックレビューという機能があり、撮影後にワンボタンで最後に撮った写真を確認することができます。その状態でズームもできますし、失敗だと思えばすぐに消すこともできます。
削除に関しては、割とよく使う複数選択削除も可能です。ただ入り方が1枚削除や全削除と違っていて最初わかりませんでした(マニュアルを読むまでできないと思ってました)。実際は12分割表示の状態から行うようです。ただ、「似たような複数枚の写真の内、ボケてしまったものを捨てる」といった細部まで確認が必要な取捨をする場合は、1枚表示モードで画像を確認しながら、次々削除していく方がいいでしょう。
・充電形態
本機は本体からバッテリーを取り外して、外部充電器にセットしなおして充電するという方式です。本体ごと充電台に載せるタイプに比べると普段使いにはやや面倒な気はします。ただ、複数のバッテリーを入れ替えて使うようなヘビーユーザーにとってはこの方が便利だったりもします。また充電器にコードが一切無いので、旅行などに持って行くには荷物にならず一般用途でも使いやすいという側面もあります。
また実は単四電池2本でも動く、という点は非常時には助かる仕様ですね。ただ電池ボックスの形状がそれっぽい形をしていないので、知らないままの人も多いんじゃないかなと、ちょっと心配になりました。
・その他の便利機能
第7回の記事で例として挙げた、フラッシュ発光などの撮影設定を記憶させておく機能は搭載しています。しかも切替が楽なモードダイヤルの中に「MY1」、「MY2」と2パターンの設定を保持しておくことができるのは便利そうです。
半押し抜きでいきなりシャッターを深くまで押し込んでも撮れる機能ももちろん備わっています。
今回は試用時間が短かったこともあって、基本的な部分の評価になりましたが、次回はADJ.ダイヤルなど、GX100独自の使いやすさ向上のための工夫を掘り下げてみたいと思います。
|