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プラスチック精密光学系の先駆
  リコーフレックス TLS401 (1970)

20年前に実用化していたプラスチックペンタミラー
 光学機械に使用されるエレメント、レンズやプリズムがプラスチックで作られるようになることは有識者の予測することでしたが、実際に生産に乗せるためには大きな困難があり、製品はありませんでした 。

 一眼レフのファインダーにはペンタプリズムが必要です。一眼レフのペンタプリズムはカメラを重くし、コストを押し上げます。リコーはこの部分を中空プラスチックミラーに置き換える発想をしました。しかし、そのプラスチック金型の製作に多くの実験と試作をくりかえし、そして独自の発想が要求されました。結果としてプラスチック成形によるペンタプリズム光学系が完成。最初、リコー126Cフレックスに応用し、次にTLS401に採用しました。ファインダーが中空であることを利用して、カメラの後ろからも上からも覗ける、世界ではじめての2ウエイファインダーの一眼レフが完成し、大きな評価を得ました。
 プラスチックペンタミラーによる中空プリズムは今日の軽量一眼レフでは常識になりましたが、リコーはこの技術を20年前に実用化したのです。


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