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お客様事例

リコー三愛サービス株式会社様 「RICOH Pro C900」でリコー関連会社の印刷物を本格的にPOD化

RICOH Pro C900 活用事例

リコー関連会社のマニュアルからカタログ、ガイドブックなど各種印刷を一手に引き受けているのが、リコー三愛サービス株式会社(本社=東京都品川区五反田2-18-2)である。同社は、今年4月、カラーPOD機『RICOH Pro C900』を大田区平和島5-1-3(リコーロジスティクス内)のPODセンターに導入し、カラーオンデマンド印刷の内製化を本格的にスタートさせた。今後は、外部に出しているオフセット印刷物をPOD化し、短納期化、在庫管理の軽減、廃棄コストや物流コストの削減を図っていく方針である。POD事業を展開している同社クリエイト事業部の井上忠雄事業部長、PODセンターの中村尚将氏に、導入の経緯から現状について取材した。

カタログの扱い品目約1,400のうち約700でPOD化の可能性が

元々、リコー三愛サービスでのPOD化への取り組みは2004年4月まで遡り、リコー御殿場事業所内のPODセンターで、製品マニュアルのオンデマンド印刷からスタートさせた。カラー化は、imagio Neo C600が開発されたのを受けて、製品マニュアルを作成する際に、本文はモノクロ、表紙をC600でカラー印刷したのが最初だった。以後、C600によるカラーオンデマンド印刷の受注を増やして行き、今日でもC600は稼動しているが、今後は高品質のC900へ移行していく方針である。
リコー三愛サービスが同機を導入するに至った経緯は「リコー様にカタログ印刷のPOD化について提案をさせていただいた際に、リコー様の方でも在庫コストの問題を解決する為に、小ロットのカタログをオンデマンド化したい、というニーズがあることがわかりました。それで両社の考えが合致したために導入したわけです。また、リコー様がC900を販売するに当たり、ビジネスモデルを作る必要もあって、当社がその役割を担うというのも導入の背景としてありました」(PODセンター・中村尚将氏)とのことだ。
C900は、昨年10月、株式会社リコーが商用印刷市場や企業内印刷市場に投入したプロユースのPOD機である。低価格と同クラス最速のA4横送り毎分90頁のカラー・モノクロ印刷を実現した点が大きな特徴である。稼動中でも用紙やトナーの補給が可能で、白紙の混入を防ぐ重送検知機能も搭載され、使い勝手の良さが1つの売りになっている。また、オプションでRICOHリング製本機(又はくるみ製本機)とも接続でき、幅広い製本加工が可能な点も特徴である。リコーでは印刷業界でのシェア拡大に期待を寄せている。

PODセンター内に設置し稼働している「RICOH Pro C900」

PODセンター内に設置し稼働している
「RICOH Pro C900」

PODセンター 中村 尚将氏

PODセンター 中村 尚将氏

現在扱っているカタログ印刷物の種類は約1,400品目に上り、そのうちコンスタントに稼動しているのが約700品目とのことだ。うち、約180種類がPOD化へ移行し始めており、これらの数字を見ても、PODによる内製化が本格化するのはこれからである。
「まだまだPODの印刷に適しているものがかなりあると思っています。ソフトウェアのマニュアル・パッケージ、チラシ等は、小ロットで済むものが多いので、オンデマンド印刷で十分だと考えています。既に、ビジネス用CDの中には、パッケージング、説明書の印刷、梱包作業、発送の業務を一貫して同センターで行っているものもあります」(中村氏)とのことで、PODは着実に需要拡大している。

まずはグループ企業内の印刷をPOD化し、一般顧客もさらに

「C900の導入により、さらに一歩上の高品質なオンデマンド印刷に対応できるようになるので、カタログ印刷の受注に注力しています」(井上事業部長)と、カタログ分野へ意欲を示す。
「従来のように大量印刷に固執していると、紙代や在庫、運送費などのコストがかさむ為、POD化でコスト削減を図っていくのが狙いです。最近はお客様にもオンデマンド印刷のメリットが浸透しつつありますので、オフセット印刷からの移行が増えてくると思います」(井上事業部長)と、PODによる内製化の拡大に期待している。
C900によるオンデマンド印刷に関しては、まだワークフローを煮詰めている段階で「PDFのデータ作成から入稿までのルール化や標準化などのワークフローを模索・検討しています。本格的な量産体制はこれからです」(井上事業部長)とのことだ。
リコーの「社内実践」という考え方からまずは、グループ企業内の印刷物をPOD化し、ビジネスにしていく上での様々な検証を行い、PODを有効に活用するためのノウハウやデータを蓄積している。
「グループ企業内の印刷物だけではなく、少しずつですが、グループ以外の企業の印刷物についてもPOD化を進めています。」(井上事業部長)とのことだ。

クリエイト事業部事業部長 井上 忠雄氏

クリエイト事業部事業部長 
井上 忠雄氏

オフセット印刷とPODのコスト分岐点の見極めが重要

リコー三愛サービスでは、従来はオフセット印刷で作っていたカタログなどを、C900を使ってできるだけオフセット印刷に近い品質で仕上げることを目標にしている。「前工程のアド事業部(同社)での制作段階からオンデマンド印刷を意識したワークフローに変えて取り組んでいます。印刷までの流れは、アド事業部が顧客のニーズに沿って制作を行い、印刷部数を決めてデータ入稿する。PODセンターではお客様のほうから注文を受けて、必要な部数を印刷しお渡しする形になります。在庫管理についてはセンターで行っています」(中村氏)。
リコーロジスティクス内にPODセンターを構えたのは、印刷物を出力することだけが目的ではなかった。「将来的には物流の拠点となって、お客様にさまざまな商品を発送していく考えがあります。現状ではビジネスパートナーとして連携をはかり、物流に対するさまざまな支援を頂いています。現在、センターには3名が常駐していますが、今後は事業拡大に伴い人員を増やしていく考えです」(井上事業部長)。
同社では、外部に出しているオフセット印刷をPOD化し、内製化していくことを目標にしているが、全ての印刷物をPODで出力するのがベストだとは考えていない。「オフセット印刷で刷ったほうが良いのか、あるいはPODにしたほうが良いのか、総合的な見地からコストをみて、両者の分岐点を見極め、有利なほうを選択していくことになるでしょう」(井上事業部長)とのこと。現在は、コストの分岐点が出揃ってきた段階で、今後は蓄積したデータを基に、PODの運用を本格化していく考えである。

現在、C900で印刷しているカタログのサンプル

現在、C900で印刷しているカタログのサンプル

お客様プロフィール

リコー三愛サービス株式会社 様

  • 出展 :日本グラフィックコミュニケーションズ工業組合連合会
    「gcj7月号」掲載記事から

本ページに掲載されている情報は、2009年8月27日時点のものです。

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