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お客様事例 医療法人 明仁会 かないわ病院 様

医療法人 明仁会 かないわ病院様の事例紹介 ―移動端末で、移動先の居場所を選択し、“目の前のプリンター”に出力。プリンター選択ミスを防ぎ、迅速・的確な情報共有でチーム医療を推進。

院内でノートPCやタブレット端末といった移動端末の利用が進むなか、石川県金沢市の医療法人かないわ病院様では、RICOH Printer Selectorを導入。タブレット端末で患者様の記録などを参照中に「目の前のプリンター印刷機能」を利用し、最寄りのナースステーションのプリンターに文書を印刷して打ち合わせするなど、迅速・的確な情報共有によるチーム医療を推進している。

スピーディーな連携などチーム医療に欠かせないIT

 今年創立60周年の節目を迎えたかないわ病院様では、「金沢市北西部の地域精神科医療の必要性から、1956年に医師会と財界の有志によって金石神経サナトリウムが設立されたのです」と同病院事務長の大西義則氏は説明する。2002年に建物の改築を行うとともに名称を「かないわ病院」に変更した。

  かないわ病院様では「すべてのものが生きる病院環境を目指して」という考えのもと、医師、看護師だけでなく、様々な職種の専門スタッフが一人の患者様に関わり、初診から入退院、職場復帰、家族支援などを行っている。院長の岡田淳夫氏は「医師だけで判断するのではなく、患者様に関わるすべてのスタッフが多角的に状況を把握して治療法を考えます。患者様の情報を交換、共有しながら治療を進める上で、スピーディーな伝達やスタッフの連携を可能にするIT環境が欠かせません」とチーム医療とITの関わりを話す。

 従来の療養型医療から在宅医療への移行や急性期医療ヘの転換、地域医療との連携など、医療を取り巻く制度や環境が変化するなか、「情報の高速化を目標に、急性期病院への変革を目指すシステム導入へと踏み切ったのです」とIT管理課課長の河原直人氏は取り組みを述べる。

画像:かないわ病院 院長 岡田 淳夫 様かないわ病院
院長 岡田 淳夫 様

タブレット端末で院内のどこにいても情報を参照

 かないわ病院様では、院内ITシステムの刷新にあたり、3つの目標を掲げている。

1.医療の安全維持
チーム医療を支える情報の共有や医療過誤の防止、情報セキュリティの強化。
2.医療情報システムの刷新
院内ネットワークや部門システム、新モダリティ機器の導入などで新しい働き方を可能にする。
3.経営革新
電子カルテ導入による医師・看護師の確保や地域医療の連携、患者様サービスの向上。

 IT基盤としてVMwareの仮想サーバーや仮想デスクトップ(VDI)環境を導入しているが、その狙いについて河原氏は「端末にデータを残さないVDIであれば、端末の保守・運用や情報セキュリティで高い効果が見込めることに加え、医師や看護師、スタッフなど院内のユーザーに負担をかけることなく、院内のどこからでも電子カルテなどの情報にアクセスできます」と話す。

画像:かないわ病院 IT 管理課 課長 河原 直人 様 かないわ病院 IT 管理課
課長 河原 直人 様

 診察室やナースステーション、院内薬局などにデスクトップPCを設置したほか、病棟などで持ち運びのしやすいノートPCとタブレット端末(iPad Air2)を導入している。「ノートPCとタブレット端末では利用目的が異なり、適材適所で使い分けています」(大西氏)。ノートPCは電子カルテなど情報の入力に利用し、一方のタブレット端末は主に情報の参照に使われる。

 例えば、病棟の患者様やそのご家族に検査データなどをタブレット端末の画面で示しながら説明する。また、看護師とスタッフの打ち合わせ時に患者様の状況をタブレット端末のカメラで写した写真や映像を参照しながら話し合うなど、様々な用途で利用されている。

 そして、ノートPCやタブレット端末といった移動端末を使って説明したり、打ち合わせをしたりしているときにプリンターに印刷するニーズもある。だが、「従来は印刷するにも様々な課題があったのです」と河原氏は振り返る。

電子カルテ以外の印刷操作が課題に

 かないわ病院様では電子カルテシステムの導入とともに院内の印刷環境を刷新し、リコーのモノクロプリンターやデジタルフルカラー複合機を導入している。

 医師が診察室で電子カルテシステムを操作中、目の前のプリンターに帳票を出力する場合、あらかじめ通常で使用するプリンターを定義し、電子カルテシステムのプリントサーバー機能を使って目的の診察室のプリンターに印刷できる。一方、電子カルテシステム以外のOffice文書やインターネット閲覧文書などを印刷する場合、仮想環境に登録された院内のすべてのプリンターのアイコンが画面に表示されるので、Windowsの印刷先選択ダイアログから目的のプリンターを選んで印刷する必要がある。

 また、看護師が病棟でタブレット端末を使っている場合、最寄りのナースステーションのプリンターを選択し、印刷する。印刷操作に手間がかかることに加え、操作を誤り、意図しないプリンターに出力してしまうこともあったという。院内のプリンターとはいえ、個人情報保護の観点からも対策が求められていた。

RICOH Printer Selector「目の前のプリンター印刷機能」で課題を解決

 こうした院内の困りごとに対し、リコーでは仮想環境での振り分け印刷で豊富な実績のあるRICOH Printer Selectorを提案。かないわ病院様ではRICOH Printer Selector「目の前のプリンター印刷機能」を採用した。これは、ノートPCやタブレット端末など移動端末を持ち歩き、印刷を実施した際、印刷指示を出した場所に応じて絞り込まれた最寄りのプリンターを選択して印刷することができる機能だ。

 デスクトップPCの固定端末の場合、各アプリケーション固有の印刷ダイアログから通常使うプリンター(RICOH Printer Selector)のアイコンを選択する。RICOH Printer Selectorが端末情報を元に、目の前のプリンターに自動振り分けする仕組みだ。

 また、移動端末については、看護師が病棟3階でタブレット端末を操作している場合、タブレット端末の画面には病棟3階に設置されたプリンターのダイアログが表示される。「目の前のプリンター印刷機能は、従来のように院内すべてのプリンターが表示されることはありません。プリンターの移動先の居場所に紐付いて絞り込まれて表示されるので誤操作を防ぎ、看護師は手間なく印刷操作することができます」(河原氏)。

 VDI環境を導入する理由の1つは、医師や看護師が院内のどこからでも、どの端末でも電子カルテシステムやファイルサーバーなどの情報を利用できるようにするためだ。例えば、医師は診察室のデスクトップPCのほか、医局や病棟から移動端末を利用して情報にアクセスする。「それぞれの場所に応じたプリンターで出力するには、RICOH Printer Selector が最適です。電子カルテや部門システムなどマルチベンダー環境の院内システムにもリコーは柔軟に対応できます」と河原氏は評価する。

画像:かないわ病院 事務長 大西 義則 様 かないわ病院
事務長 大西 義則 様

 また、大西氏は「院内IT環境の整備や看護実習の受け入れなど、業務改革を進めることで若い看護師が増えるといった効果もあります」と付言する。

 そして、岡田氏は「精神科と内科など複数の疾患を持つ患者さんもおり、地域の医療機関との連携や在宅医療にも積極的に取り組んでいます」と話す。地域医療を担う、かないわ病院様の医療情報の高度化と活用に向け、リコーの提案力とソリューションへの期待は大きい。

お客様プロフィール

画像:医療法人 明仁会 かないわ病院

医療法人 明仁会 かないわ病院

  • ■所在地 石川県金沢市普正寺町9-6
  • ■設立 1956年
  • ■標榜科 精神科、心療内科、児童精神科、内科、循環器内科
  • ■病床数 189床
  • ■職員数 143人(2015年4月1日現在)
  • ■URL:http://kanaiwahp.com/


本ページに掲載されている情報は、2015年4月現在のものです。

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