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お客様事例 公立大学法人 福島県立医科大学 会津医療センター 様

画像:公立大学法人 福島県立医科大学 会津医療センター 様 印刷先を自動で振り分ける「RICOH Rule Based Print」で医師/看護師の手間を解消し、ケアに注力できる業務環境を推進

医師・看護師の業務負担を軽減し、治療・看護に専念できる環境づくりは、医療機関共通の課題です。公立大学法人 福島県立医科大学会津医療センター様では、リコーのキーワード振り分け印刷ソリューション「RICOH Rule Based Print」を導入し、外来の診察室などに出力された処方せんを看護師が病棟に運ぶ手間と時間のロスをなくし、患者さんへのケアに注力できる業務環境を推進しています。

院内に「SP 4310」を配置し、電子カルテの帳票印刷に対応

 公立大学法人 福島県立医科大学会津医療センター様(以下、会津医療センター)は、「診療・教育・研究」の3分野を推進しています。「僻地医療拠点センター病院として、県立病院や町の診療所に医師を派遣するなど地域医療を支援するとともに、政策医療では結核や感染症、救急医療などを担ってきました」と同センターの副センター長兼附属病院 院長の鈴木啓二氏は話します。
 「教育」では、福島県立医科大学 医学部・看護学部の学生実習や臨床研修医の受け入れのほか、有給の鍼灸研修制度を設けるなど独自の取り組みを実施。さらに「研究」では、会津の伝統産業である漢方を研究する漢方医学研究室や医学教育機器を開発する医学教育システム開発センターなど産学協働の活動を進めています。
 会津医療センター様の活動をITの側面から支えるのが医療情報システムです。2016年に電子カルテシステムを更新し、「医療情報の一元管理と情報共有がスピーディーかつ正確に行える環境を整えています」と鈴木氏は話します。電子カルテなど医療情報の高度化とともに、診察室や検査室、病棟のスタッフステーション(ナースステーション)などにはリコーのA4モノクロレーザープリンター「SP 4310」が約120台配置され、電子カルテの帳票印刷などに対応しています。

画像:福岡県立医科大学 会津医療センター副センター長/会津医療センター付属病院 院長 鈴木啓二様福島県立医科大学
会津医療センター 副センター長
会津医療センター附属病院
院長 鈴木 啓二 様

診察室のプリンターに出力される注射処方せんの持ち運びが課題に

 会津医療センター内のSP 4310から出力される印刷物は1日に数千枚に上り、そこではプリンター出力にかかわる課題もありました。医師が外来診察室などで電子カルテから入院患者さんの注射処方せんを指示する際、それは診察室のプリンターに出力されるため、病棟の看護師がその注射処方せんを診察室まで受け取りに行かなければなりませんでした。
 その状況について同センター南病棟看護師長の棚木良子氏は「私が勤務する南病棟5階のスタッフステーションから外来の診察室に移動するまでかなりの時間がかかります。診察室に行っても注射処方せんが見つからず、担当の医師が電子カルテを操作しそうな別の場所にあるプリンターの印刷物を探すこともありました」と振り返ります。また、注射処方せんを取りに行く時間がないときは、スタッフステーションの電子カルテシステムから再発行の操作を実施することもあり、それは診察室と二重の出力となり用紙管理の複雑化、場合によっては用紙の紛失を招いていました。
 同様の印刷物の問題は、輸血の血液製剤を扱う臨床検査部でも発生していました。入院患者さんの緊急輸血が必要な場合、医師は電子カルテのほか、「診察室のプリンターに血液製剤依頼票を出力し、それを看護師が臨床検査部に運んでいました。さらに依頼票の控えをコピーし、輸血が必要な患者さんのいる病棟へ持って行きました」と同センター臨床検査部の渡部和也氏は説明します。

画像:会津医療センター 南病棟 看護師長 棚木良子様会津医療センター
南病棟
看護師長 棚木 良子 様

印刷物に記載されたキーワードをもとに印刷先を自動的に振り分ける

 こうした入院注射処方せんと血液製剤依頼票の出力にかかわる問題は看護師のミーティングでも議題になり、「病院内の情報システム委員会でも、電子カルテ更新時に解決してほしい課題として持ち上がっていたのです」と同センターの教授で情報システム委員会のリーダーを務める小川洋氏は話します。
 このような課題を解消するため、リコーのキーワード振り分け印刷ソリューション「RICOH Rule Based Print」の導入を検討。事前検証を経て、電子カルテシステムの更新とともに稼働を開始しています。RICOH Rule Based Printは、注射や薬剤などの処方せんに含まれるキーワードや時間・曜日などをもとに、予め設定したプリンターから出力することができます。
 会津医療センター様では、入院注射処方せんの場合、処方区分と病棟をもとに印刷先を振り分ける仕組みとなっています。事後、必要時、緊急、中止の4つの処方区分が注射処方せんに記載されている場合、対象となる患者さんのいる病棟・階のスタッフステーションのプリンターに出力されます。目的のプリンターが動作していない場合は、従来のように電子カルテを操作する医師の手元のプリンターに出力することにより、指示の漏れを防ぐようにしています。

画像:会津医療センター 耳鼻咽喉科学講座 教授 小川洋様会津医療センター
耳鼻咽喉科学講座
教授 小川 洋 様

注射処方せんと血液製剤依頼票の出力で統一的な運用ルールを実現

 RICOH Rule Based Print の導入効果は様々な場面で表れています。鈴木氏は「医師が印刷指示後に行っていた看護師への連絡が不要になりました。また、病棟の看護師が注射処方せんを運ぶ手間が解消され、貴重な時間をロスすることもなく、現場では非常に助かっています」と評価します。また棚木氏は、「南病棟では消化器、循環器、糖尿病、漢方の4つの診療科の患者さんが入院しており、担当の医師も大勢います。臨時に発行される注射処方せんのほとんどは急ぎのものです。それがスタッフステーションのプリンターに出力されるので取りにいく手間がなくなり、その分、患者さんのケアなど本来の業務に注力できます」と導入効果を話します。従来は、注射処方せんをスタッフステーションで再発行した際に、診察室に出力された元の処方せんの処分を外来の看護師に依頼することもありましたが、その作業も不要になりました。
 臨床検査部の渡部氏は、「夜間は臨床検査部のスタッフは1名になります。手元のプリンターに出力される依頼票を確認し、必要な血液製剤を準備できるので助かっています」と話します。
 さらに情報システム委員会のリーダーを務める小川氏は、「注射処方せんと血液製剤依頼票の出力について統一的な運用ルールができるようになり、導入してよかったという評価を得ています。大きなトラブルもなく、当たり前のことが当たり前にできる。これがITでは重要です」と強調します。

電子カルテシステムに手を加えずに導入・拡張が可能

 RICOH Rule Based Printの導入効果は処方せんの運搬にかかわる手間と時間の削減だけではありません。電子カルテシステムに手を加えることなく導入や拡張が可能です。「プリンターの自動振り分け先を増やす場合も、ルールの設定は自分たちで行うことができ、電子カルテにも影響を与えません」と小川氏は運用のしやすさと拡張性を評価します。また、「振り分け先のプリンターに出力されたかどうかログが残るので、問題発生時に役立ちます」と付言します。
 会津医療センター様は、会津地域全体の医療を支える総合医療機関として最先端の診療を進めています。リコーでは、RICOH Rule BasedPrintを通じ、処方せんなどの印刷にかかわる「困り事」を解決するソリューションを強化、拡充してまいります。

お客様プロフィール

画像:公立大学法人 福島県立医科大学 会津医療センター

公立大学法人 福島県立医科大学 会津医療センター

  • ■所在地 福島県会津若松市河東町谷沢字前田21-2
  • ■開院 2013年5月
  • ■病床数 226床
  • ■診療科 24科
  • ■センター 5部門
  • ■講座 13講座・1部門
  • ■URL:http://www.fmu.ac.jp/amc/


本ページに掲載されている情報は、2017年3月現在のものです。

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