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お客様事例 庄内空港ビル株式会社 様

2020年に向けて外国人観光客の増加が見込まれる中、デジタルサイネージの導入により、空港のインバウンド対応を強化。空港を利用される全ての方に安全で快適なおもてなしをご提供。

画像:タッチパネル式ディスプレイでは、デジタルサイネージで5カ国語対応で表記。お客様がタッチで情報を検索できます。
タッチパネル式ディスプレイでは、デジタルサイネージで5カ国語対応で表記。お客様がタッチで情報を検索できます。

画像:1Fのリラクゼーションスペースでは、伝統文化や観光情報を、多言語ナレーション付きの動画で配信。
1Fのリラクゼーションスペースでは、伝統文化や観光情報を、多言語ナレーション付きの動画で配信。

庄内地方の空の玄関口として、人・物・情報が行き交う重要な拠点となっている庄内空港。東京国際空港(羽田空港)との接続が良く、フライト時間も約1時間と利便性が高いことから、そのメリットを最大限に活かした機能拡充が期待されています。
2020年に向けて庄内空港への期待はさらに高まっており、羽田経由、あるいはチャーター便による外国人観光客の誘致が、官民連携で加速しています。庄内空港ビル株式会社様は、より安全で快適な空港施設の管理・運営やチャーター便の対応に加えて、庄内地方の観光振興、インバウンドの起点として情報発信にも尽力されています。そして海外からのお客様も含めて、空港を利用する全ての方に、質の高いサービスを提供したいと、リコーのデジタルサイネージを8台導入されました。

到着のお客様に対しては、エレベーター案内用にディスプレイを2台設置し、また多言語対応のタッチパネル式ディスプレイとプロジェクター(他社製)で観光情報などを配信。一方、出発のお客様に対しては縦型ディスプレイでお土産などを紹介しています。さらにチャーター便用に3台をご導入。デジタルサイネージのフレキシブルな特性を評価いただいています。

課題と効果

【導入前の課題】

  • 外国人観光客の増加が見込まれる中、インバウンド対応の強化が求められていた。

【導入後の効果】

  • 国際チャーター便の離発着時、状況に合わせたフレキシブルな案内により、出入国手続きの時間が短縮された。
  • 多言語対応のタッチパネル式ディスプレイにより、お客様自身が言語を選び、観光情報にアクセスできるようになった。
  • 紙媒体と比べて、多彩なコンテンツを展開できるようになった。

選定のポイント

  • 無線LAN対応なので、無線内であれば移動が簡単にできる、フレキシブルな特性。
  • 緊急情報を迅速に提供できる、割り込み配信機能。

画像:(写真中央)総務企画部 副部長 村岡一法 様(写真右)総務企画部 マネジャー 丸山和範 様(写真左)総務企画部 富樫直子 様

(写真中央)総務企画部 副部長 村岡一法 様
(写真右)総務企画部 マネジャー 丸山和範 様
(写真左)総務企画部 富樫直子 様

導入の背景と効果

--リコーのデジタルサイネージを導入された理由、決め手を教えてください。

「緊急時にも迅速に情報配信ができること、また無線LANに対応しているため、用途や飛行機の離発着時間によって、表示内容だけではなく設置場所も自由に移動できるという、汎用性に大きなメリットを感じました。
庄内空港には常設の国際線ターミナルがなく、チャーター便の離発着に合わせて、国際線用のエリアを特設しています。現地語のサインを準備し通訳の方と協力して対応するのですが、急な変更を迫られることも多々あり、出入国手続きに時間を要してしまうことが課題となっていました。こうした事情がある中、リコーのデジタルサイネージなら、最適なご案内を即時に表示することができると思い導入しました。」

--どのように活用されていますか?

「デジタルサイネージならではの汎用性を様々な場面で活用しています。特にタッチパネル式ディスプレイは、飛行機の到着時間に合わせて表示内容を変更しています。通常は、当社主催のイベントや、ネットショップ情報を配信しているのですが、飛行機の到着時には、言語選択画面を表示。英語、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語の中から、お客様が画面をタッチして言語を選ぶと、各言語の文字情報に加えてQRコードも表示され、携帯電話等で読み込むことで、詳細情報へ簡単にアクセスしていただけます。さらに外国からのお客様が多い時には、より見やすい位置へディスプレイを移動させることもあります。」

--コンテンツはどのように作成されていますか?

「緊急時の配信以外に、3階のギャラリー紹介や当社主催のイベント情報も、社内で作成するケースが多いです。実際に使用するまで、デジタルサイネージは難しい、縁がないという印象を持っていました。
でも導入時に操作方法を教えていただいたほか、マニュアルもありますので、現在はイラストや写真を入れたデザイン性のあるコンテンツも社内で作成しています。」

--導入後の変化、効果を教えてください。

「事務所のデスクで、コンテンツの作成や配信、修正までできるため、変更がある度に紙媒体を印刷し貼りかえるという、業務の負担が軽減されました。以前は、ポスター作成にかかる時間やコストとの兼ね合いから、写真は用いず文字だけで告知することもあったのですが、デジタルサイネージなら、そうした制約もありません。写真も綺麗に表示されますので、ポスターよりも多くの方に見ていただいているように感じます。
また限定的な情報も配信しやすくなりました。例えば到着のお客様に、庄内地方のお土産をプレゼントするイベントでは、お客様がコンコースを通るタイミングに合わせて、プレゼント紹介のコンテンツを配信しました。
デジタルサイネージの導入により、手軽にタイムリーなコンテンツを配信できるようになったことで、空港から発信している情報量は以前よりも多いと思います。」

「お客様の誘導も大幅に改善されています。少し場所が分かりにくいエレベーターのご案内も、デジタルサイネージで動きを持たせたところ、お問い合わせが格段に減少しました。
チャーター便の対応については、出入国審査時の注意事項をデジタルサイネージを使って、映像と現地語のナレーションで配信しています。お客様の反応を見ながら適宜、配信内容や表示装置の場所を変更することで、1時間かかっていた出入国手続きが、15分程度は短縮できたと思います。」

画像:マスコットキャラクター「まめうさ」を添えたオリジナルコンテンツを配信。

マスコットキャラクター「まめうさ」を添えたオリジナルコンテンツを配信。

画像:ディスプレイにタッチして言語を選択。表示されたQRコードから、さらに携帯電話で情報収集ができます。

ディスプレイにタッチして言語を選択。表示されたQRコードから、さらに携帯電話で情報収集ができます。

画像:表裏2台のディスプレイでエレベーターの場所をご案内。アニメーションの効果で視認性アップ。

表裏2台のディスプレイでエレベーターの場所をご案内。アニメーションの効果で視認性アップ。

--今後の可能性についてお聞かせください。

「従来からの課題であった出入国審査にかかる時間短縮は実現できたので、今後はお待ちいただく時間をより快適にする工夫をしていきたいですね。
また、さらにタイムリーで充実した情報提供を推進していくためには、地域との連携強化が必要だと考えています。当社だけでは難しいですが、行政機関や観光協会と密に協力する体制を整備して、それぞれが持っている情報を共有し、タイムリーに配信できるようになれば、相乗効果が期待できると思います。」

画像:ユニークな外観は、庄内米のやわらかな曲線がモチーフになっている

ユニークな外観は、庄内米のやわらかな曲線がモチーフになっている

お客様プロフィールと導入製品

お客様情報

お客様名称:庄内空港ビル株式会社 様
住所:山形県酒田市浜中字村東30番3
URL:http://www.shonai-airport.co.jp

導入製品

■製品構成:リコーデジタルサイネージクラウドサービス及びAdmint Stick 7台、RDS SH BOX 1台


  • Admint StickおよびRDS SH BOXは、デジタルクルーズ株式会社製となります。
  • 本Webページ記載の会社名および製品名は、それぞれ各社の商号、商標または登録商標です。
  • 本ページに掲載されている情報は、2017年11月現在のものです。

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