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お客様事例 公益財団法人 日立市民科学文化財団 日立シビックセンター 科学館 様

RICOH 紙アプリをメインコンテンツに、大規模な夏休み特別イベントを開催。
予算・納期・展示スペースの制約をクリアしながら、巨大スクリーンを使った体験型コンテンツを構築。ダイナミックな演出が会場全体を盛り上げ、話題性や集客力が向上、リピーター増加を実現しました。

「遊びながら学ぶ」をテーマに、体験型コンテンツを常設し、サイエンスショーや各種イベントを数多く展開されている日立シビックセンター 科学館様。1年で最も賑わう夏の特別展のメインコンテンツとして、「RICOH 紙アプリ」を導入。
さらに、県内初となる3連プロジェクションシステムによる巨大スクリーンで、ダイナミックに展開され、話題性や集客力、満足度が向上し、リピーター増加を実現されました。

多彩なラインナップの中からアプリを選べる「RICOH 紙アプリ」レンタルパッケージで、予算・納期の課題を解決。
また、超短焦点プロジェクターを使って、限られた展示スペースでの課題も解決されています。

「紙トレイン」のご紹介

「紙トレイン」のご紹介

画像:子どもたちの用紙に描いたイラストが、スクリーンの中を動き回る「作ろう!レールでつながるみんなの街」

子どもたちの用紙に描いたイラストが、スクリーンの中を動き回る「作ろう!レールでつながるみんなの街」

画像:自分の描いたイラストを自分でスキャン。スクリーンを見つめる子どもたちの表情は、好奇心でいっぱい

自分の描いたイラストを自分でスキャン。スクリーンを見つめる子どもたちの表情は、好奇心でいっぱい

課題と効果

【導入前の課題】

  • 大規模イベントの目玉として、内容も大きさもインパクトのあるコンテンツを探していた。
  • 準備の過程で、イベント規模の拡大が決まったため、予算と納期に制約が多かった。
  • 体験型の科学館として、子どもたちの発想力を刺激する、楽しい仕組みをつくりたかった。
  • 柱が多く、人の流れにくい展示エリアでの開催となったため、展示スペースや会場への導線に課題があった。

【導入後の効果】

  • 紙アプリを大型スクリーンでダイナミックに展開したことで、話題性や集客力が向上。リピーターが増加した。
  • 県内初の3連プロジェクションシステムで展開する紙アプリが、子どもたちの発想力を膨らませ、様々なユニークな作品が生まれた。
  • 手軽に導入しやすいレンタルパッケージにより、予算と納期の課題を解決しながら、インパクトのあるコンテンツを実現した。
  • 「紙トレイン」の機能により、自由に描いたトレインが立体化したり、トレイン同士が連結することで、子どもたちの発想力を刺激した。
  • 超短焦点プロジェクター3台で投影する大型スクリーンを設置し、限られたスペースながらも、下層階から目立つイベントを実施できた。

選定のポイント

  • 過去のイベントで活用した紙アプリが、来館者から大変評判が良かった。
  • 費用対効果が非常に優れていた。
  • 限られた予算・納期・展示スペースに柔軟に対応する提案があった。
  • 大型スクリーンで集客できるコンテンツが目玉になると感じられた。
  • 「紙トレイン」が「遊ぼうよ!ロボットとおもちゃの夏祭り!」のコンセプトとマッチした。

導入の背景

「子どもたちのために、ダイナミックな体験型コンテンツを展開したい」。
その気持ちがふくらむ一方、予算・納期・展示スペースには、様々な制約がありました。

日立シビックセンター 科学館様では、毎年夏休みに合わせて特別展を開催しています。今年は「遊ぼうよ!ロボットとおもちゃの夏祭り!」をテーマに開催されました。
当初は、例年通りの規模を想定しており、ここまで大規模に開催する予定はなかったと、紙アプリ展示の企画と運用をご担当された、高柿様は振り返ります。

「夏の特別展は、1年で最も大きなイベントですので、今年も、かなり前から展示物の手配などを進めていました。しかし、準備の過程で、もっと子どもたちに喜んでもらう工夫、より多くの人に遊びに来てもらう仕組みを追求する中で、やはりイベントの規模を例年よりも拡大して、開催することに変更したのです。

大規模なイベントとして開催するには、何か展示の中心になるような目玉、大きさも内容も、インパクトのあるコンテンツが必要です。しかし、既に例年通りの規模を想定した準備が進んでいましたので、大幅な予算アップや展示場所の融通は厳しい状況でした。もちろん、準備に時間がかかるからといって、開催日は変更できません。
何か方法はないか考えていたところ、思い出したのが紙アプリでした。以前に別のイベントで展示したことがあり、大変好評だったのです。その紙アプリを、インパクトのある大画面で展開すれば、イベントを盛り上げる存在になってくれる、と思いました。しかし、予算や納期は限られていますし、展示場所も柱の多い細長いスペース。制約の多い状況で実現できるだろうかと思いながら、リコージャパン茨城支社の担当営業さんに相談しました。」

リコーは、日立シビックセンター 科学館様のご要望に対し、既存の紙アプリと、お客様の環境に合わせた最適な機材をセットで提供する、レンタルパッケージをご提案しました。
アプリをゼロから開発するのではなく、豊富なラインナップの中から選んでいただくことで、限られた予算・短納期にも対応が可能となります。

「一般に、科学館の展示物は、作るのもレンタルするのも、非常にお金がかかります。企画のテーマや設置場所に合わせてオリジナルをつくれば、相当な金額と時間がかかってしまいます。それに対して、リコーさんの既存の紙アプリを活用した提案は、とても費用対効果が高いと感じました。
紙アプリそのものの魅力に加えて、様々な制約がある中でも、特別展のメインコンテンツにふさわしいダイナミックな演出をトータルにお願いできることがポイントになって、リコーさんにお願いすることを決定しました。」

画像:公益財団法人 日立市民科学文化財団 日立シビックセンター 科学館事業課 課長補佐(兼)係長 高柿 勝博 様 公益財団法人
日立市民科学文化財団
日立シビックセンター
科学館事業課
課長補佐(兼)係長
高柿 勝博 様

導入の効果

巨大スクリーンで紙アプリを展開するダイナミックな演出が、子どもたちの好奇心と発想力を刺激。
イベント全体を盛り上げ、リピーター数増加につながりました。

画像:塗り絵ではなく、自由に描ける紙アプリ。発想力が刺激され、ユニークな作品が次々誕生。

塗り絵ではなく、自由に描ける紙アプリ。発想力が刺激され、ユニークな作品が次々誕生。

画像:自由に描いたトレインが立体化したり、トレイン同士が連結することで、子どもたちの発想力を刺激した。

自由に描いたトレインが立体化したり、トレイン同士が連結することで、子どもたちの発想力を刺激した。

過去のイベントでも、大変好評だったという紙アプリ。今回は、アプリの種類を変えて展開されました。
紙アプリには、紙花火、紙アクアリウム、紙ダイナソー、紙レーザー、紙トレインといった多彩なラインナップがあり、季節やイベントの目的、ターゲット層に合わせて選んでいただけます。

「今回の特別展には、紙トレインがぴったりでしたね。『おもちゃの電車が走るおもちゃの街』のイメージです。特別展のテーマに合ったアプリで、イベント全体を盛り上げたいと思いました。」

メインコンテンツにふさわしいスケール感を演出するには、紙トレインを、大きなスクリーンで展開することが不可欠でした。そこでリコーは、展示スペースに合わせた3連プロジェクションシステムを構築。柱が多く、細長いスペースであることを考慮し、近い距離から大きく投影できる超短焦点プロジェクターを3台使って、2×8メートルのワイドなスクリーンを実現しました。
また、高柿様のアイディアで、スクリーンは半透明にし、吹き抜けでつながった下の階からも、様子が見える仕組みにしました。

画像:半透明のスクリーンにすることで、スクリーンの裏側や、吹き抜けでつながった下の階からも、紙アプリを見ることが可能。

半透明のスクリーンにすることで、スクリーンの裏側や、吹き抜けでつながった下の階からも、紙アプリを見ることが可能。

画像:超短焦点プロジェクターを使うことで、省スペースでの展示を実現した。

超短焦点プロジェクターを使うことで、省スペースでの展示を実現した。

子どもたちの夏休み開始とほぼ同時に、夏の特別展がスタート。高柿様は、会場の様子を見て、早々に効果を実感されたそうです。

「科学館は8階と9階の2フロアがあるのですが、8階に人が多く滞留し、9階に上がってこないことが、以前から課題となっていました。今回は、9階に紙アプリを設置し、半透明のスクリーンを、吹き抜けでつながった8階からも見えるようにしたので、それが導線となって、どんどん上がってきてくれました。
特に子どもたちは、『上で何をやっているんだろう?』『自分もやってみたい!』と、積極的に集まってくれました。特別な誘導や説明の必要はほとんどなく、子どもたち同士で教えあったりしながら、夢中になっていましたね。
紙アプリの良いところは、絵が動き出す驚きや楽しさを、みんなで共有できることですね。一人で遊ぶより、周りを巻き込めば、その楽しさは、2倍にも3倍にもふくらみます。
スキャナーも子どもたち自身に操作してもらったのですが、操作方法がシンプルなので、混乱が起きることもなかったですし、『自分の絵を自分でスクリーンに取り込んだ』ということが、より深い体験につながります。」

夏の特別展を通じて、子どもたちの発想力の豊かさにも、改めて驚かされたと、高柿様はお話しを続けます。

「大人は、線路を見れば電車を描く。でも子どもたちは違うんです。自動車を描く子も多かったですし、お菓子のパッケージや自分の手をスキャンする子も。大きなスクリーンや、スキャナーを操作する体験、そして自分の作品が動き出すワクワク感に発想力が刺激されて、ユニークな作品が次々と生まれていったのだと思います。」

大好評のうちに幕を閉じた、夏の特別展。高柿様に全体を振り返っていただきました。

「紙アプリを3連プロジェクションシステムで展開することによって、メインコンテンツにふさわしい存在感とインパクトが演出できました。その結果、話題性も集客力も、期待通りの結果を得ることができました。紙アプリのコーナーをずっと離れない子、帰り際にもう一度、自分の絵を眺めに来る子、みんなのイラストが連結していくのを、家族で楽しまれている様子も見られました。アンケートを見ると、過去のイベントより、紙アプリの体験者数は増えていますし、体験した子どもたちの年齢幅も広がっています。また、開催期間中のリピーターは、昨年より増えていました。1回では遊びきれないほど、楽しい体験を提供できた、ということだと思います。

日立市からも好評で、冬に開催する市主催のイベントでも、紙アプリの活用が予定されています。今回は、背景を日立の街にカスタマイズするそうです。アイディア次第で、いろいろな展開ができると思いますので、科学館はもちろん、日立駅前エリアを盛り上げるコンテンツとしても、大きな可能性を感じています。」

お客様プロフィールと導入製品

お客様情報

■お客様名称:
公益財団法人 日立市民科学文化財団
日立シビックセンター 科学館 様

■主な事業内容:
科学、文化、芸術の創造と振興に資する多様な事業の展開

■URL:http://www.civic.jp/science/

画像:公益財団法人 日立市民科学文化財団 日立シビックセンター 科学館 様

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  • 本ページに掲載されている情報は、2018年10月現在のものです。
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