やさしい基礎知識01 ワイド機能02 ズーム機能03 マクロ機能04 連写機能〈入門篇〉04 連写機能〈応用篇〉05 動画機能06 ホワイトバランス07 ISO08 露出補正・ヒストグラム09 オートブラケット10 ブレ対策11 フラッシュ〈応用篇〉11 フラッシュ〈実践篇〉12 シーンモード
やさしい基礎知識 応用篇 07 ISO

ISOとは?

デジタルカメラにおけるISO感度とは、CCDやCMOSの光に対する敏感さを数値で表したものです。最近よく耳にするこのCCDやCMOSとは、フィルムカメラでいうとフィルムの部分に相当します。
ISOは100とか400とかという数値で表され、この数値が高い(大きい)ほど光に対して敏感で暗いシーンはもちろん、動きの速い被写体などの撮影も可能になり、手ブレ防止にも役立ちます。そのかわり数値を高くすればするほど、ノイズが発生しやすく画質が粗くなります。逆にISOの数値が低い(小さい)ほど基本的には暗いシーンは不便ですが、きめ細かい写真を撮ることが出来ます。

言葉だけでは分かりにくいので写真をみて、違いを比べてみましょう。


ISOの数値による違いをみる

リコーのデジタルカメラ※は、ISO 80 (GR DIGITAL III、GX200はISO64)、100、200,400,800、1600までと、AUTO、AUTO-HIの8段階に設定が可能で、その範囲内で任意に選択・変更ができます。
今回はその中からISO80、200、800をピックアップして違いを見てみましょう。

※機種により異なる場合があります。詳しくは、マニュアルをご覧ください。



撮影:にしつじなお ●R10

ISO数値を低くするとシャッタースピードが遅く、画像は細かくきれいです。逆にISO数値を高くするとシャッタースピードが速くなり、画像がザラザラしているのが分かります。表にすると下図のようになります。それぞれに良いところ、悪いところがあるわけです。

このように難しいことを考えなくても、通常はISOをAUTOにしておけばカメラが自動的に状況に最適な数値に設定します。また、特に暗いと感じるシーンの時はAUTO-HI(高感度設定)※にしておくと最適な数値に自動シフトするので大変便利です。
では自分でISOの数値を意図的に選択・変更するのは、どのような場合なのでしょうか?次でみてみましょう。





ISOを活用する

通常はISOをAUTOにしておけば自動的に最適な数値に設定されますが、少しレベルアップした写真を撮りたい場合は、自分でISOを選ぶことをオススメします。
ISOを意図的に低くする場合、 ISOを低くする=きめの細かい画像ということで写真1のように、被写体をとにかくきれいな画質で撮りたいときが便利です。その分、シャッタースピードは遅くなるので、三脚などを使いブレを防いでください。
また夏の花火でも、実はISOを低くすると良いのです。え!暗いシーンなのに?を思うかもしれませんが、ISOを低くしシャッタースピードを意図的※に遅くすることで花火の光跡が写った写真2のように撮ることができます。つまりシャッタースピードが遅いことが常に悪い結果をまねくわけでは無いのです。でも、三脚はお忘れなく。
逆にISOを意図的に高くする場合は、写真3のように明るい場所だけど動きの速い被写体を撮るときに便利です。ISOをAUTOにしてくとここまでシャッタースピードは上がらず、被写体がブレた写真になってしまいます。

※ある一定のシャッタースピードより遅いスピードにしたい場合は、長時間露光より選択してください。



ISO100

撮影:にしつじなお ●R8 ●ISO100 ●1/36秒 ●F4.2 ● EV0.0

フワフワした細かいディテールを写したかったのでISOを100と低く設定。シャッタースピードが遅くなるため、三脚を使用し撮影しました。

ISO64

撮影:にしつじなお ●R2 ●ISO64 ●2秒 ●F4.8 ● EV0.0

花火が上がったときに光跡を写すには、遅いシャッタースピードでなければその流れは写せません。そこで明るくなりすぎないようにISOを下げ、シャッタースピードを選択※して撮影しました。
※ある一定のシャッタースピードより遅いスピードにしたい場合は長時間露光より選択してください。

ISO800

撮影:にしつじなお ●R10 ●ISO800 ●1/810秒 ●F4.9 ● EV0.0

ISOを800にすることでシャッタースピードが速くなり、飛び立った瞬間のミツバチを撮ることができました。


1.ISOとは? 2.ISOの作例サンプル

PAGE TOP