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やさしい基礎知識 入門篇 03マクロ機能

リコーのマクロ機能

マクロとは、撮影の対象となる被写体に可能な限り近寄って主要部分をクローズアップして撮影することです。近接撮影、接写などといわれています。カメラを被写体に近付けるほど写真は大きく写せ、細部まで高精細な描写が得られます。

リコーは、誰でも簡単に「マクロ撮影が楽しめる」というコンセプトのもと、コンパクトデジタルカメラに1cmまで近づけるマクロ機能を搭載しています。

「1cmマクロ」という言葉が代表するように、28mmのワイド側では1cmまで可能です。他社のマクロ機能は短焦点側だけという機種がほとんどですが、リコーのデジタルカメラは、テレ(望遠)側まで、ズーム焦点距離全域にわたって常時マクロ撮影が可能です。(テレ側になるほど若干ずつ最短距離は長くなります)

操作もいたって簡単。操作パネルの「花マーク」のマクロボタンを押すだけでマクロ撮影モードに設定できます。


身近にあるものをマクロで写す

マクロ撮影の楽しみは通常の風景撮影と違って、被写体にさらに近接してクローズアップの世界を創り出すことです。日ごろ見慣れた生活日用品でも、散歩で見つけた草花でも、被写体を細部まで見つめ観察すると、意外な事象を発見することができます。何気なく見ていた「もの」でも、デジタルカメラで精密にマクロ撮影して画像として固定して見ると、今まで気付かなかった不思議な世界が展開してきます。



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撮影:布川秀男 ●Caplio R7 ●1/30秒 ●F4.1 ●ISO100 ●EV-0.7 ●WB:AUTO 撮影:布川秀男 ●Caplio GX100 ●1/320秒 ●F4.9 ●ISO100 ●EV-0.3 ●WB:AUTO
大きさは2cm足らず小さなペンダントですが、約5cmまで近接してマクロ撮影すると、質感がよく描写していることがわかります。 バラの花の花芯です。今まで概念的に見ていた雄しべ・雌しべの在り様が、これほど不思議な自然の見事な造形を創り出していたことに驚きます。



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撮影:布川秀男 ●Caplio R6 ●1/810秒 ●F5.5 ●ISO100 ●EV-0.3 ●WB:MANUAL
香りの強いナナカマドを撮影していると、蝶が蜜を求めてやってきました。待ち構えているとチャンス到来、すばやくシャッターを切りました。


マクロ撮影テクニック(応用) ~AFターゲット移動機能と、ズームマクロ

次は、マクロ撮影時に非常に便利なAFターゲット移動機能と、ズームマクロ機能について詳しくご紹介します。

◎AFターゲット移動機能

この機能を使えば任意のフォーカスポイントに、一段と正確にAFを合わせることができます。例えば、被写体が前後して左右に在る場合、カメラを構えて正面からそのままの状態で撮影すると画面中心部に合焦する場合があります。しかし、実際は左右どちらか、あるいは前か後ろのものに合焦させたいことがあります。そんな時はカメラを動かすことなく、AFフォーカスポイントを自由に選べるAFターゲット移動機能を活用しましょう。

マクロモードに設定後、[ADJ.] ボタンを押し、四方にアローのついた十字マークが画面パネルに表示されるまで、十字キーを横に押します。マークが表示されたらそのAFターゲットを目的の被写体に合わせて撮影します。マクロ撮影では正確なAF合焦位置が欠かせません。近接しているだけに通常撮影のAFロックでは微妙な誤差が生じやすいからです。
※詳しくはマニュアルのAFターゲットをご覧ください。



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左の作例は手前にある右側のブローチにAFターゲットを合わせ、右の作例では左奥に合わせました。
撮影:布川秀男 ●Caplio R7 ●1/18秒 ●F5.2 ●ISO200 ●EV-0.7 ●WB:AUTO 撮影:布川秀男 ●Caplio R7 ●1/23秒 ●F5.2 ●ISO200 ●EV-0.7 ●WB:AUTO


◎ズームマクロ機能

通常のマクロ撮影よりも被写体を大きく撮影したい場合に便利な機能です。ズームマクロは、シーンモードで設定が可能です。このモードを設定すると、デジタルズームに自動的に設定されズームレバーで選択すると液晶モニターに倍率が表示されます。マクロ機能を活用すれば、誰でも簡単に超マクロの世界を楽しむことができます。一度ぜひ試してみてください。



Photo
撮影:にしつじなお ●CX2 ●1/20 ●F4.5 ●ISO200 ●EV+0.0 ●WB:マルチパターンAUTO


昆虫でマクロ

日頃あまり細かく観察していなかった世界がマクロ撮影によって大きく開けてきます。自然の恵みによって育まれた樹木や草花ばかりでなく、昆虫や虫たちの世界も探ることが可能になってきます。リコーデジタルカメラはワイド側からテレ側まで全焦点域でマクロ撮影が可能です。特にテレ側でのマクロ機能は、近づけば逃げられてしまう蝶やトンボ、蜂など昆虫の撮影には威力を発揮します。

テレ側300mmの撮影最短距離は、CX2の場合で28cmまで近寄れます。また、マクロモードに設定したままで、最短近接距離から無限大(∞)までモード切り替なしで撮影が可能なのも大きなメリットです。



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撮影:布川秀男 ●Caplio R5 ●1/217秒 ●F4.8 ●ISO125 ●EV0.0 ●WB:AUTO 撮影:布川秀男 ●Caplio R4 ●1/217秒 ●F4.8 ●ISO100 ●EV-0.3 ●WB:AUTO


1.リコーのマクロ機能 2.マクロの作例サンプル

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