デジタルカメラの基礎知識(撮影編)ISO感度

ISO感度とは?ISO感度と露出ISO感度と画質ノイズリダクションISO AUTOとは?

ISO感度とは?

ISO感度とは?

国際標準化機構(ISO)で制定された、光に対する敏感さを数値化した規格です。
数値が大きくなるほど感度が高くなり、光をとらえる能力が上がります。
ISO感度は撮影設定メニューなどで設定、変更します。


ISO感度と露出

ISO感度を2倍にすると、撮像素子に当たる光の量が半分で適正露出となります。たとえばISO感度をISO 100からISO 200に1段上げると、その分、シャッター速度を1段分速く、または絞り値を1段分絞って撮影できるようになります。シャッター速度を速くして動いている被写体を写し止めたり、絞りを絞り込んで被写界深度(=ピントが合って見える範囲)を深くしたいときなどに役立ちます。
室内など薄暗い状況ではシャッター速度が遅くなりやすく、これが手ブレや被写体ブレの原因となります。そこでISO感度を上げることで、シャッター速度を速くしてそれらのブレを軽減することができます。絞りを絞って被写界深度を深くしたいとき、シャッター速度を速くして動く被写体を写し止めたいとき、光量が少なく絞りとシャッター速度の組み合わせだけでは解決できない状況ではISO感度を上げて対応しましょう。


ISO感度・絞り・シャッター速度の関係の一例(BV5の場合) ※ BV5は、デパート内など明るい照明環境での、明るさを示します。

・同じ明るさで絞りをF4に固定した場合のISO感度とシャッター速度の関係

・同じ明るさで絞りをF4に固定した場合のISO感度とシャッター速度の関係

・同じ明るさでシャッター速度を1/60秒に固定した場合のISO感度と絞りの関係

・同じ明るさでシャッター速度を1/60秒に固定した場合のISO感度と絞りの関係


ISO感度と画質

カメラによってその度合いには差がありますが、ISO感度を上げるほど、
「ノイズ」と呼ばれる白や色の付いた小さな斑点などによって画像がざらついて粗い感じになります。

ISO 100ISO 800ISO 1600ISO 3200

ノイズリダクション

ISO感度を上げるほど目立ちやすくなるノイズは、「ノイズリダクション」機能で軽減することができます。
ノイズの軽減量は、選択することができます。設定によって画像の記録完了までの時間が異なります。
※AUTOの場合は、撮影画像に合わせて最適なノイズリダクション設定が自動で設定されます。

OFF弱強MAX

ISO AUTOとは?

暗い場所でISO感度を上げることで、シャッター速度を上げて手ブレや被写体ブレが起こりにくくすることができます。
明るい場所では、ISO感度を下げることで、ノイズを少なくすることができます。
この設定を撮影状況に応じてカメラが自動で設定するのがISO AUTOです。

ISO感度

ISO感度を変化させたくないときは[AUTO]以外の設定にしましょう。ISO感度を[AUTO]に設定したときに、カメラが自動的にISO感度を変化させるときの上限感度を撮影設定メニューの[ISO AUTO 上限設定]※で設定することができます。
これによりISO 100など使用するカメラでいちばん低い値から、[ISO AUTO 上限設定]で設定した値の間で変動するので、ISO感度が上がりすぎないようにすることが可能です。
※機種によって表記や設定方法が異なります。


ISO AUTO 上限設定

[ISO AUTO 上限設定]のときは、「ここまでなら画質的に問題なし」と思う値を設定しましょう。もちろん、設定した上限までISO感度が上がるのは暗いシーンなどで、通常はできるだけ低めの値が選ばれます。[ISO AUTO 上限設定]の値が低めだとそのぶん画質はよいですが、暗いシーンなどでは手ブレや被写体ブレが起こりやすくなります。


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