いい風景だな、と思ったときに風景そのままを撮るのではなく、人を入れて撮ってみましょう。 肉眼では大きさや広さが瞬時にわかりますが、写真にしたときには意外と伝わりにくいもの。 人を入れないように去るのを待つのではなく、積極的に入れることで写真にスケール感が増し、よりいきいきとした生の雰囲気が伝わる写真になります。
広大な風景に出会ったときも、単に景色だけを撮影すると迫力が伝わらない写真になりがちです。そんなときにも人を入れるのはとても効果的。人の大きさは誰もがイメージできる対象物なので、山や海、砂漠など、レンズいっぱいに広がる風景を撮影するときに人を入れると、写真を見ている人にもその雄大さを感じさせることができます。 人以外にもイメージしやすい対象物(車など、大きさがつかみやすいもの)を入れるのも良いでしょう。
夕焼けが美しいから撮る。街並みがきれいだから撮る。そんなときにも人物を入れて撮るのは効果的です。 もし下にある写真から人を除いてしまうと、少し物足りない印象になります。 ビーチの写真はカメラを構えたときにもうひとつ要素が欲しいと思い、構図を決めて人が通りかかるのを待ちました。 街並みの写真はサイクルリキシャーが来るのを待ちました。一見ヨーロッパの街角と見紛う風景ですが、インドならではのサイクルリキシャーを入れることで、インドにもこんなところがあるんだ! という驚きを与えることができます。
旅先で最も異文化を感じる瞬間は、暮らしの中に垣間見えるその土地の日常でしょう。日本では考えもしないようなことが、ほかの場所では当たり前。そんな違いを見比べてみるのも面白いものです。何度も見かけているうちに驚きが無くなってその光景に慣れてしまい、「あえて撮るほどでも……」と思ったときにはもう遅い。最初に面白い、すごい、と思ったときがシャッターチャンスです。
旅先で見かけるさまざまなモノには、魅力的で個性的な役者が揃っています。 その国、その土地で生まれたモノたちは、暮らしの中で生まれ、磨かれ、使い込まれているためか、とてもフォトジェニックな表情をしていることが多いです。 乗り物、暮らしに欠かせない道具など、被写体は無限大。気になったモノをいろいろと撮ってみましょう。