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スリランカは、北海道をひとまわり小さくしたおおきさです。
このなかに100kmを超える海岸線や、木々の生い茂るジャングル、標高1000mを超す山々など、とても変化に富んでいる国です。
このために、いろいろな生物が多くすんでいます。
アジア地域でくらべると、一定の大きさの中にみられる動物の種類の多さは、たとえば哺乳類(ほにゅうるい)・両生類(りょうせいるい)・爬虫類(はちゅうるい)では1位、鳥類では2位です。 |
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木材の利用、及びコーヒーや紅茶の畑をつくるため、1880年には国土の面積の約85%をおおっていた森林は1900年には約70%にまで減少し、1960年頃には45%にまで減少しました。現状の森林率は27%程度です。
1989年に自然世界遺産として登録された、スリランカの南西に位置するシンハラジャ森林保護区(総面積約112平方キロメートル)の周辺も例外ではなく、森が分断されています。 |
そこで、リコーがスリランカ野鳥鳥学研究グループに働きかけて、森をつなぐために、天然林の苗木を植林する活動を、1999年から開始しました。
シンハラジャ森林保護区では、スリランカ国内で観察することのできる鳥類のうち、約95%の合計147種の鳥類を観測することができます。中でも、ひときわ目を引く「セイロンオナガ」は代表的な鳥ですが、2000年に発行されたアジアレッドデータブックにも記されているように絶滅危惧種です。
リコーが支援する、森などつなぐ活動において、拠点となっているのは、シンハラジャ森林保護区の西南にある、オリヤガンケレです。
ここでも、以前は「セイロンオナガ」の生息が観測されましたが、現在は見られなくなっています。そこで、オリヤガンケレで、森林復元活動を行い、その効果があったかどうかについて「セイロンオナガ」の生息数を調査して確かめることにしています。
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セイロンオナガをはじめとする、いろいろな生き物がすみやすい森を復元するために、もともとそこにあった木を植えることにしました。そのために、オリヤガンケレ地域にある、直径10cm以上の木を2291本も調査しました。そして108種類もあることがわかりました。このなかから、最初に植えるのに適している34種類の木を選び、植林することにしました。 |
| プロジェクト開始ご、オリヤガンケレに地域は、かんばつが続いていたために、ずっと選んだ34種類の天然木の「たね」がとれませんでしたが、2002年になってようやくとれました。今は7家族の人が苗木を育てています。森を復元するためには、地域の人々の「森を守りたい」という強い意志も必要です。そして、なぜ守る必要があるのか、森がなくなってしまうとどういうことになってしまうのか、ということも知っている必要があります。 |
| そこで、それを伝えるために、オリヤガンケレの地域に環境教育センターをつくり、自然観察路(ネイチャートレイル)も作りました。また、木の名前を書いた板を木につけました。ここのセンターには、近くの学校から生徒や先生が1月1度のペースで訪れています。訪問者には、パンフレットを配布したり、自然観察や講義を行って森を守る大切さを伝えています。このプロジェクトはスリランカ政府からも、とても注目されているもので、スリランカ政府の協力ももらっています。 |
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