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リコーグループの環境経営
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中国でのグリーン調達活動
中国の仕入先企業とのパートナーシップで、欧州RoHS指令対応の生産体制を構築しています。
 
リコーアジアインダストリー(RAI)は、1991年5月、中国・深(シンセン)市に設立されたリコーグループの主要生産拠点のひとつで、ここで作られた製品は日本をはじめ欧州・米州などに出荷されています。RAIで環境負荷の少ない製品をつくることは、世界の環境負荷を下げることにつながります。1998年1月にはISO14001の認証を深でいち早く取得しました。2001年からは、仕入先企業の協力を得てグリーン調達を推進しており、2004年度中に、欧州RoHS指令*に対応した生産体制の構築を完了する予定です。
 
* EU電気電子機器危険物質使用制限指令(Restriction of Hazardous Substances Dierectiveの略 )
電気電子機器への特定の化学物質の使用を制限するEU指令で、2003年に発効。加盟各国は、2004年8月13日までに国内法を整備、2006年7月1日より規制開始。
RICOH ASIA INDUSTRY
RICOH ASIA INDUSTRY
 
Q. 環境負荷の少ない製品をつくるために、重要なことは何ですか?
A. ライフサイクル全体で環境負荷の少ない製品をつくるためには、環境負荷の少ない工場でつくられた、環境負荷の少ない部品を調達するグリーン調達活動が重要です。そのためには、仕入先企業にEMSや化学物質の管理体制を構築してもらう必要があります。リコーグループだけで環境負荷の少ない製品をつくることはできないのです。
Q. 中国でのグリーン調達活動はどのように進めましたか?
A. まずはじめに2001年8月、「グリーン調達方針説明会」を開催し、仕入先企業に対して、2003年3月までにISO14001の認証取得か、リコーガイドラインをクリアするEMSの構築をお願いしました。当時中国では先駆的な活動でしたが、仕入先企業からは「環境保全は必然的趨勢であり、リコーグループからEMS構築の支援を受けられることは得難い契機である」という声も寄せられました。
RAIのグリーン調達スタッフ
RAIのグリーン調達スタッフ
Q. 化学物質に関してはどのような取り組みを行いましたか?
A. 2002年10月に「グリーン調達基準説明会」を開催し、4種の化学物質(鉛・六価クロム・ポリ塩化ビニル・カドミウム)の全廃計画を説明しました。これに伴い、仕入先企業に対して、部品の化学物質情報を「環境負荷調査データベース」に登録すること、および使用禁止物質の「不使用証明書」の提出をお願いしました。さらに2003年8月には、「分析機」を導入し、受入れ部品の含有化学物質のチェックを開始しました。
検査済の受入れ部品
検査済の受入れ部品
Q. 今後、仕入先企業に対してどのような支援を行う予定ですか。
A. 2004年1月に「第2回 購買方針説明会」を開催し、「グリーン調達基準の運用マニュアル」を仕入先企業に配布・説明しました。このマニュアルには、化学物質の管理体制の構築方法、仕入先企業の仕入先管理の方法などが掲載されています。今後は、実際に仕入先企業を訪問し、「部品の仕様・製造方法」「仕入先企業の生産体制」のチェックや支援を行っていきます。仕入先企業とのパートナーシップで環境負荷の少ない製品作りを進め、RoHS指令にも対応していきます。
RAIの仕入先企業
RAIの仕入先企業
鉛フリー化したプリント基板の製造工程
鉛フリー化したプリント基板の製造工程
仕入先企業のEMS構築支援から化学物質全廃へ
 
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