第7号 JIS第3・第4水準
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|○○| RFONT Magazine 2006年03月07日号
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● 今回の特集 ●
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◎ JIS第3・第4水準
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● お知らせ ●
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◎ エレメント方式フォントの説明改良のお知らせ
◎ 商用仕様許諾の説明改良のお知らせ
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_(↓詳しくは以下をご覧ください)____________________
□■━特集━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■ JIS第3・第4水準
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現在、フォントのJIS第3・第4水準への対応が進んでいます。
JIS第3・第4水準とはどういったものなのか、 今後のリコーの対応も含めてお伝えします。
目次
- 1.JIS第3・第4水準とは
- 2.文字種、文字数類
- 3.UNIコードがない文字について
- 4.最新のX0213(印刷標準字形対応)
- 5.今後の動向
- 6.リコーの取り組み
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1.JIS第3・第4水準とは
JIS第3・第4水準とはJISJIS第1・第2水準(JIS-X0208)以外でよく使われ、 典拠も明らかな人名、地名などの漢字を収録したもので現代日本語の表現に 必要かつ十分な文字集合を目的として規格化されたものです。
2000年1月20日にJISX0213:2000として制定されました。
*JIS-X0213規格の典拠
電話帳、地名、現行法令、小中高の文部省検定済み教科書、文部省学術用語、 図書名、各種学会選定文字、国語中辞典類、メインフレーム文字コード表、 英和辞典、IPA Latin-1/2など。
(JIS-X0213規格票には典拠と用例が掲げられています。)
| 2000年12月 | 国語審議会から情報化に対応した国語施策として、「表外漢字字体表」の答申印刷標準字体の公示(1022文字) |
| 2004年2月 | 国語審議会の答申に基づくJIS規格例示字体の変更⇒ JISX0213:2004 |
| 2004年9月 | 戸籍法施行規則改正 新人名用漢字の公示(488文字追加) 現在の人名用漢字の総数は983文字 (JISX0213:2004 の漢字から選定) |
などがあり、現在ではJISX0213:2004が最新となっています。
選考する規格JIS補助漢字(JIS-X0212)との関係はあまりなく、重複する文字が 多くあります。
2.文字種、文字数
JIS-X0208------------>------------JIS-X0213
非漢字 524文字 非漢字 659文字
漢字1水準 2965文字 漢字3水準1249文字
漢字2水準 3390文字 漢字4水準2436文字
計6879文字 計4344文字
縦書き47文字 ⇒よくあるのに今までになかった文字の例1

⇒実際の文字種-->PDF
JIS第3水準漢字
JIS第3水準非漢字
JIS第4水準漢字
非漢字には丸付き数字、Latin-1/2、発音記号、エスペラント語表記用記号、 EURO記号、アイヌ語表記用カタカナ、鼻濁音表記用ひらがな、カタカナ等が 追加されています。 但し、欧文の文字幅については規格では規定されていないので、フォントへ搭載す る場合の欧文の文字幅はメーカーの任意となります。
3.UNIコードがない文字
JIS第3・第4水準の非漢字の25文字については、対応する一つのUNIコードがなく 既存文字の合成で作るように規定された文字があります。 たとえば「か」に「゜」がつく文字などがあり、これはアプリケーションなどが合成して 表示する必要があります。実際のフォントでは「か」と「゜」が並んだら「か゜」の文字に置き換える「リガチャ」という 機能が利用される事が多いです。但し、この機能はシステムやアプリケーションが 対応している必要があります。
⇒UNIコードがない文字の例

■ 4.最新のX0213(印刷標準字形対応)
X0213-2004の改定内容は規格票の例示字形(例として表された書体)を国語審議 会より答申のあった印刷標準字体に修正しました。(168文字、追加10文字) 「表外漢字字体表」の印刷標準字体(印刷用の標準となるべき字体)の趣旨が生か されるかたちとなりました。具体的には以下のような字形デザインの違いがあります。
よく話題になるのは葛飾区の「葛」、食へん、示へん、一点しんにょうが二点しんにょう になる例が多いです。
⇒字形の違う文字の例 (以下は全てではありません。)

■ 5.今後の動向
米国マイクロソフト社が2006年中に出荷予定のWindowsの次期バージョン Windows Vista(TM)において日本語フォント環境を一新する予定とのことです。 その中ですべてのJIS第3・第4水準が標準フォントでサポートされます。 http://www.microsoft.com/japan/presspass/detail.aspx?newsid=2353 ユーザーにとってJIS第3・第4水準を意識せずに利用する環境が構築される見込 みです。将来的にJIS第3・第4水準が電子文書にごく普通に使用されるようになる ことが予想されます。 実際にはシステムと仮名漢字変換プログラムとその辞書、利用するアプリケーション が対応する必要がありますが、環境は急速に整うものと思われます。 また、印刷業界でのよく使用されるOpenTypeの文字セットAdobe社のAdobe-Japan 1-5文字セットでは既にJIS第3・第4水準に対応しています。■ 6.リコーの取り組み
米国マイクロソフト社と共同でMSゴシック3書体(MS ゴシック、MS Pゴシック、MS UI Gothic)、MS明朝2書体(MS 明朝、MS P明朝)についてはJIS2004対応を行いまし た。 他の書体についてもアップデートニーズで最新の日本語環境に対応する計画があ ります。TrueTypeFontのHG平成明朝体W3、HG平成角ゴシックW5ではすでに 対応済みです。 携帯電話、AVプレーヤー、デジタルTVなどではますます需要が高まると思います。 TrueTypeフォント、BitmapフォントのJIS第3・第4水準のリクエストがありましたら 是非ご連絡ください。
以上
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■ エレメント方式フォントの説明改良のお知らせ
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エレメント方式フォントについての説明をより解りやすくするために改良しました。 説明図を多く使用して解説しました。 ⇒ http://www.ricoh.co.jp/font/built_in/element/
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■ 商用仕様許諾の説明改良のお知らせ
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商用仕様許諾についての説明をより解りやすくするために改良しました。 用途の具体例を上げて追加の使用許諾が必要かどうかを解説しました。 ⇒ http://www.ricoh.co.jp/font/pc/licence/ 以上
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