
新しい世紀をむかえましたが、日本の現状は難問が山積しています。識者から日本のあるべき姿についてご発言をいただきました。
黒川兼行氏の「日本の現状-文化の視点から-」や山崎弘郎の「らんだむとーく、てくのおんらいん 」です。
下記の仮想博物館構想に賛同されて、日本画像医療システム工業会(JIRA)は医用画像機器を主体とする上記博物館を開館されました。
温故知新は学問の基礎である。わが国では知新には熱心であるが、温故にはなお務むべき余地があるように思う。米国 Smithonian Institute, 英国 Science Museum, ドイツDeutsche Museum などの膨大な蓄積を見るとき、特にその感が深い。幸いわが国でも最近歴史的機器の保存の気運が高まってきているが、その視野は明治期に置かれているものが多い。
先端科学技術の分野は日進月歩であって、20年を経ずして、貴重な機器が廃棄される例は少なくない。現物の保存が望ましいが、これは多額の財政的支援が必要であろう。現時点で直に実行可能なのは、貴重な機器の写真や仕様などをウェブに蓄積し、公開することである。勿論学術的成果は論文に記載されているであろうが、この種の情報は学会員に限らず、広く社会からもアクセスできるようにすべきである。写真などにあわせて、研究者の回顧も収録しておきたい。各学会には先駆的業績をあげられた先生方が多くおられるが、もう一世代をへたら、そうした記録を集めることも困難であろう。各学協会と先生方のご理解とご協力を得て、このような試みを拡大していきたい。
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