カーボンフットプリントは、商品の原料採取から製造・販売・使用・廃棄までのライフサイクル全体で排出される温室効果ガス(CO2はその代表)の量を商品に表示して「見える化」することです。全ての製品は、原料の調達から廃棄(再生)にいたるまで、さまざまな製品のライフサイクルがあります。カーボンフットプリントでは、製品のライフサイクルを「原材料調達」「生産」「流通」「使用・維持管理」「廃棄・リサイクル」の5段階に分け、それぞれの段階ごとに温室効果ガス排出量を分析・測定し、これをCO2の排出量として換算した値を算出します。
カーボンフットプリントの表示は徐々に浸透し始めており、印刷物については、グリーン購入ネットワークの印刷・サービス発注ガイドラインにおいてカーボンフットプリントが項目に入れられるなど、印刷業界としても積極的に取り組みが始まっています。リコーは、業界に先がけてプロダクションプリンターによる印刷物でカーボンフットプリントの認定を受けました。
カーボンフットプリントはリコークリエイティブサービス株式会社で印刷している下記のカタログで認定を受けています。リコークリエイティブサービス株式会社は下記のカタログを自社カラープロダクションプリンター、RICOH Pro Cシリーズで印刷しています。