■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.11 ■□■      http://www.ibm.com/jp/printer/ ■■■============================================================■■■ <<< 目次 >>> 1. 値下げのお知らせ ★PCプリンター2機種値下げ 2. IBM総合フェアのお知らせ ★プリンター・ブースのご紹介 3. 研修のお知らせ ★AFPプリンター研修−詳報 4. AFPプリンターの基礎 ★連載第八回 ■====================================================================■ ■ PCプリンター2機種値下げのお知らせ ■ ■====================================================================■ ●本日2月23日付けで以下のPCプリンター2機種が、値下げされよりお求め易く なりました。 ●5577-T02インパクト・プリンター<<新価格428,000円>>(旧価格486,000円、−12%) "5577-T02"は、漢字で標準速140字/秒、高速モード280字/秒、複写枚数オリジナル+6枚 のIBMのPCインパクト・プリンターの標準機です。 ●5587-K02レーザー・プリンター<<新価格179,000円>>(旧価格198,000円、−10%) "5587-K02"は、紙送り速度16枚/分、A3サイズ用紙対応のIBM558Xレーザー・プリンター ・シリーズの標準機です。 ●今回の"5577-T02"の値下げにより、5577シリーズは、 ☆5579-K02:598,000円(99年10月値下げ) 最高400字/秒(漢字) ☆5577-T02:428,000円(2000年2月値下げ)最高280字/秒(漢字) ☆5577-S02:328,000円(98年9月値下げ) 最高180字/秒(漢字) となり高速機ほどコスト・パフォーマンスがよくなっています。 ●一方、今回の"5587-K02"の値下げにより、レーザー・プリンターは ☆Infoprint40+PAGESオプション:596,000円(A3、40枚/分) ☆Infoprint20+PAGESオプション:273,000円(A3、20枚/分)(2000年1月値下げ) ☆5589-K20 :238,000円(A3、20枚/分) ☆5587-K02 :179,000円(A3、16枚/分) ☆5587-WIN :138,000円(A3、16枚/分)(99年10月値下げ) ☆5584-K14 :158,000円(A4、14枚/分) と揃いました。 ■====================================================================■ ■ IBM総合フェア2000 プリンター・ブースへのお誘い  ■ ■====================================================================■ ●3月1日から3日まで、幕張の日本コンベンション・センター(幕張メッセ)で開かれる IBM総合フェア2000に、当プリンティング・システムズ事業部も ☆コンファレンス ☆展示 に参加いたします。 ●コンファレンスは、下記の要領で行なわれます。なお、事前受付は終了していますが、 当日受付で空席をご確認ください。 ・日時:3月1日(水)13:30〜14:30 ・場所:国際会議場 ・テーマ:「e-ビジネスとオンデマンド印刷による出版革命」 ・講師:日本出版販売(株)経営戦略本部長付課長、 現在、株式会社ブッキング出向(取締役 営業企画部長)左田野 渉様 ●展示では、 ・最近新聞でも話題の、Book On Demand(オンデマンド出版)実演 インターネット経由で1冊からオーダーを受け付け、オンデマンドで印刷/出版する デジタル出版技術、Book On Demandをご紹介。 Infoprint4000を使用した高速印刷から、用紙の製本、裁断工程までを実演します。 A-1.Infoprint 4000印刷システム 展示のInfoprint 4000-IR型は、Book On Demandのみならず、従来型のAFP印刷 も可能なモデル。すべてのIBM e-ビジネス・サーバーからの基幹業務印刷を サポートする高速レーザー・プリンターです。展示では、BOD印刷とAFP印刷の両方を お見せします。 A-2.RSI社のロール給紙/CTSシステム 高速プリンターの連続運転を可能にするロール給紙と、連続用紙をカット紙出力する 後処理装置。印刷コストやオペレーター負荷を低減するソリューションです。 e-ビジネスの大量印刷を支える印刷システムを、トータルでご覧いただけます。 ・連続用紙レーザー・プリンターのエントリー・モデル(参考出展) AS/400のAPW印刷にも対応したAFP/APW両用のレーザー・プリンター。 AS/400ユーザーはもちろん、連続用紙のレーザー・プリンターが必要な全てのお客様に、 お使いいただけるエントリー・レベルの製品を準備中。 この小型、省設置面積な最新プロダクトを、発表に先駆けて参考出展する予定です。 ・PCプリンター新製品と参考出展 新製品"5584-K14"や"5587-WIN"のPCプリンター・レーザー・プリンターの他に、 A4レーザー・プリンターの参考出展も行なう予定です。 ・プリント・アウトプット・サービス IBMのプリント・アウトプット・サービスをご紹介。 印刷関連業務の外部委託を検討されているお客様のご相談を受け付けます。 ・パピルス・ドキュメント・システム AFPの帳票アプリケーション開発を変革する、新世代のデザイン・ツール、 パピルス・ドキュメント・システムを展示/操作実演します。 ・WPM for the Web 電子帳票システムWPMも、WEB対応の新バージョンになって登場予定です。 ●詳しくは、http://www.ibm.com/jp/ibmcomm/ibm13/printer/fair4.htmlをご覧ください。 また、ご来場のための事前登録は、2月28日までこちらでお願いいたします。 ->http://res.nikkeibp.co.jp/user/jizen/index.html ■====================================================================■ ■ AFP研修−詳報 ■ ■====================================================================■ ●前回のお知らせでご紹介した「AFP研修」について、詳しくお知らせいたします。 皆様奮ってご参加ください。 ●会場:日本アイ・ビー・エム(株)箱崎事業所 8階研修教室 ●時間:9:30より ●日程:各1日単位別々の申し込みとなっております。 ☆3月8日(水曜日) <<AFP概説>> パソコンのプリンターとAFPプリンターの違いというところから、 まず理解して下さい。 <内容> 1.AFPとは 2.AFPの概念と印刷資源 3.AFPのS/W 4.応用使用例 ☆3月9日(木曜日) <> パソコンを使用して帳票の作成を行ってみましょう。 <内容> 1.AFPデザイナーの概要と使用法 2.帳票設計(演習)と印刷出力 ☆3月10日(金曜日) <> AFPフォントを理解した上で、オリジナル文字を作成してみましょう。 <内容> 1.フォントの概要 2.フォントの構造と使用法 3.ユーザー外字作成(演習) 4.最新AFPフォント情報 ●申し込みは日本研修サービスホームページ(http://www.jp.ibm.com/jes/index.html) よりお願いいたします。 ■====================================================================■ ■ AFPプリンターの基礎(第八回) ■ ■====================================================================■ ●前回までに、AFPプリンターへ出力するには、各種AFP資源が必要であることをお話して きました。何らかの出力を得るためには、最低でも1つの「FORM定義」と「PAGE定義」が 必要になります。 ●しかし、今回お話するAS/400環境の場合は、必ずしもそうではありません。 AS/400は、独自に出力のための方法をいくつか持っていて、今回はそれをご紹介します。 (1)もっとも簡単に出力させる方法 ●特にAFP用の資源を作成しなくても、PRINTファイルに必要事項を記述することで 印刷可能となります。スプールを作成する前にPRINTERファイルを作成する、あるいは 変更する必要があります。 ●KEYとなるパラメーターは、以下の通りです。 <<印刷装置の指定>> ・印刷装置タイプ(DEVTYPE) - 必ず *AFPDSを指定して下さい <<印刷面>> ・ページ・サイズ(PAGESIZE) - 例えば、A4用紙を横長に使用する場合は、長さは 8.2"、幅は 11.6",測定方法には*UOMを指定します。 ・ページ回転度数(PAGRTT) - A4用紙を横長に使用する場合は、"90"を指定します <<フォントの指定>> フォントについては、SBCS用とDBCS用の2種類を定義します。 ・コード化フォント(CDEFNT) - SBCSのAFP用フォント名を指定します 代表的なものは"X0N16N"、"X0N12N"などがあります。 ライブラリーとしては"QFNT61"を指定します ・DBCSコード化フォント(IGCCDEFNT) - DBCS用のAFPフォント名を指定します。 "X0M32F","X0M24F"などが一般的であり、 ライブラリーは"QFNT61"を指定します。 ●あとは、印刷装置としてAFPのプリンターに出力すればよいのです。 (2)DDSを使用する方法 ●(1)の方法では出来なかったRECORD、FIELD単位でのフォントの切り替え、回転、 あるいは線を引く等、より複雑な帳票を作成したい場合に利用可能です。 ●以下のようなAFP専用のKEYWORDを指定します。 ・CDFNT : AFP SBCSフォントの指定 ・IGCCDEFNT : AFP DBCSフォントの指定 ・POSITION : 該当FIELDの出力位置指定(AFPの世界ではドット単位で位置指定 が可能) ・TXTRTT : 該当FIELDの回転指定 ・ENDPAGE : 改ページ指定 ●これをDDSソースに指定することによりより複雑な印刷が可能となります。 (3)PAGEDEF/FORMDEFを利用する場合 ●AFP資源は予め作成しておき、PRINTファイルの中で指定します。 <<印刷装置の指定>> ・印刷装置タイプ(DEVTYPE) - 必ず*LINEを指定して下さい <<印刷面>> ・PAGEDEFの中で必要な項目はすでに定義済です。 PAGADESIZEとPAGRTTパラメーターは無効です。 <<フォントの指定>> ・フォントについてもPAGEDEFの中ですべて記述します。 CDEFNTとIGCCDEFNTは無効です。 ・DBCSのSO/SIスペース(IGCSOSI) - データ中のDBCS制御用コードSO(SHIFT-OUT) /SI(SHIFT-IN)をどう扱うか指定します。 省略時値ではSO/SIはブランクとして印刷されます。 <> ・ページ定義(PAGEDFN) - 作成済のPAGEDEF名とライブラリーを指定します。 ・用紙定義(FORMDF) - 作成済のFORMDEF名とライブラリーを指定します。 <<チャネル制御>> ・制御文字(CTLCHAR) - 印刷制御文字のついた入力をサポートするかどうかを 指定します。 *FCFCを指定することで、1桁目はチャネル制御用の文字 として認識され、改ページ、行制御のために使用されます。 <> ・ユーザー指定のDBCSデータ(IGCDATA) - データ中のDBCSを処理することを 指定します。*YESを指定します。 (4)APW書式を変換して印刷する場合 ●APWはライン・インパクト・プリンター専用の書式作成ソフトです。 「IPDSプリンター・サポート」という有料フィーチャーを使用して、AFPプリンター用の SPOOLを作成可能です。 ●MRGAPW(書式合成)にてDEVTYPEパラメーターを*AFPDSにし、その他関連パラメーターを 設定するだけで、簡単にAFPプリンターに出力出来ます。 上記のいずれの方法でも、必ずPSF/400とAFPフォント(DBCS)が必要です。 次回は、AFPプリンターを有効にご使用いただくためのソフトをご紹介いたします。 >>>次号に続く