★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ☆☆ 祝 1周年 ☆☆ ☆☆お蔭様でプリンター友の会が、発足以来1周年を迎えることができました。☆☆ ☆☆ 今後もよろしくよろしくお願いいたします。 ☆☆ ☆☆ また、他の方にも登録をお勧めいただければ、幸いです。 ☆☆ ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ ■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.19 ■□■ ■□■      http://www.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ <<< 目次 >>> 1. ホーム・ページ更新のお知らせ ★友の会のお知らせバックナンバーのご提供 2. キャンペーンのお知らせ ★ライン・プリンター置換えキャンペーン 3. 新製品のお知らせ(その一) ★5587-L20レーザー・プリンター 4. 新製品のお知らせ(その二) ★WPM-Web版 5. IBMプリンターの基礎知識 ★PAGESと5577(その七) 6. AFPプリンターの基礎 ★連載第十五回 ■====================================================================■ ■ プリンター友の会のお知らせ−バック・ナンバーご提供開始 ■ ■====================================================================■ ●皆様既にお気づきかもしれませんが、IBMプリンター友の会の登録ページをご覧い ただくと、サイド・ナビに「バック・ナンバー」に表示されます。ここをクリック していただくと、友の会のお知らせのバック・ナンバーがダウンロードできるように なっています。 ●従って、新しくご登録いただいた会員の方で、ご登録以前のバック・ナンバーを ご覧になりたい方は、このページにアクセスしていただくと、ご覧いただくことが できる訳です。ただし、もちろん「会員の方優先」のために、最新号を含めた数号は アップしないことにしていますので、それらをお読みになりたい会員の方は、メール で事務局まで御連絡下さい。よろしくお願い申し上げます。 ●バック・ナンバーのページのURLは、 http://www.jp.ibm.com/printer/fan_backno.htmlです。 ■====================================================================■ ■ ライン・プリンター置換えキャンペーン ■ ■====================================================================■ ●ご使用いただいているお客様には、耳にタコができたと言われている「5227ライン ・プリンターの本年12/31付けの保守終了」ですが、この第三四半期も、後継機5400 ライン・プリンターへの置換えをお進めいただくべく、キャンペーン・プログラムを 実施しています。 ●今回のプログラムの内容は、 「8/11から9/30の間に、お手持ちのIBMライン・プリンターの置換えで、5400 プリンターをご導入いただいたお客様には、1年間の無償保証期間に加えて、 半年間の保守契約を無償でご提供する」というものです。 ●置換えの対象となるIBMプリンターは、 −5227-001、5227-011 −5327-001、5327-011 −5417-001、5417-011 の6機種です。 ●現在5227プリンターの保守契約を結んでいただいているお客様には、近々ダイレクト メールが届くとは思いますが、5227に限らず、5327や5417をご使用いただいている お客様は、今すぐにIBMビジネス・パートナーや、担当のIBM営業員にお問合せください。 また、このe-mailの返信でお問合せいただいても結構です。 ■====================================================================■ ■ 新製品"5587-L20"レーザー・プリンターのご紹介 ■ ■====================================================================■ ●AS/400や3270からのオンライン印刷には、実績と定評のある「IBM5587レーザー・ プリンター」が新しくなりました。新しい型式は、「5587-L20」です。 発表と出荷開始は、9/06(水)です。 ●"5587-L20"は、外観は5587-K02と同じですが、かなりパワー・アップされています。 それでいて、価格は嬉しい据え置き価格「179,000円」です。 ●パワー・アップ−その1−【紙送り速度】 紙送り速度がそれまでの16枚/分から、20枚/分に25%もアップしました。 ●パワー・アップ−その2−【クイック・フュージング】 新しくクイック・フュージング技術の採用により、ウォーム・アップ時間が、約18秒 に短縮されました。(5587-K02では約45秒) また、スリープ・モードからの回復時間も約16秒となり、折角、省エネのため設定 したスリープ・モードが、イライラの元になっていたのが、解消されました。 これらは、プリンター内でトナー(インク粒)を紙に定着させる「フューザー・ ローラー」の肉厚を強度を維持しながら薄くしたり、熱源のヒート・ランプの電気容量 を大きくして、温度上昇の時間を短縮した結果です。 ●パワー・アップ−その3−【給紙カセットを最高3段に】 5587-K02では、給紙カセットは標準の1段の他に、もう1段追加できるだけでしたが、 5587-L20では、2段追加して計3段にすることができるようになりました。 その結果、A4サイズなら最高で1,150枚の連続給紙が可能となりました。一方、 そのような大量給紙に対応して、プリンターの耐久性も向上し、想定月間平均印刷枚数 も2,000枚と、2倍になりました。給紙カセットの組み合わせ例は、以下の通りです。 <<標準>> 前面給紙トレイ 150枚 給紙カセット(汎用) 250枚 <<1段追加*>> 前面給紙トレイ 150枚 給紙カセット(汎用) 250枚 * 給紙カセット(汎用) 250枚 (58G0771+58G0773) <<1段追加**>> 前面給紙トレイ 150枚 給紙カセット(汎用) 250枚 **給紙カセット(A4用) 500枚 (58G0772+58G0775) <<2段追加*>> 前面給紙トレイ 150枚 給紙カセット(汎用) 250枚 * 給紙カセット(汎用) 250枚 (58G0771+58G0773) * 給紙カセット(汎用) 250枚 (58G0771+58G0773) <<2段追加**>> 前面給紙トレイ 150枚 給紙カセット(汎用) 250枚 * 給紙カセット(汎用) 250枚 (58G0771+58G0773) **給紙カセット(A4用) 500枚 (58G0772+58G0775) ※増設用給紙カセット/ユニットは、EPカートリッジと同じくサプライ品扱いです。 ●パワー・アップ−その4−【Windows2000対応】 IBM55XXプリンター用のドライバーは、Windows2000の場合は標準で付属してきますが、 5587-L20では、その能力を最大限に引き出すドライバーを独自に用意して、プリンター に付属しました。他にはWindows95/98、NT4.0のドライバーも同梱されています。 ●パワー・アップ−その5−【その他】 −前面給紙トレイの紙送り機構も改良を加え、用紙の重送やスキュー(斜め送り)に 関する信頼性を向上させています。 −厚紙モードの追加 新たに「厚紙モード」が追加され、厚紙の紙送りの信頼性が向上しています。 −オプション、サプライ品は、5587-K02と共通 LANカードやメモリー等のオプション製品、EPカートリッジや給紙カセットなどの サプライ商品は、5587-K02のものと共通です。お買い置きいただいたものが、 そのままご使用いただけます。 −お買い得「EPカートリッジ2個入り」のご提供  5587用のEPカートリッジ(\30,000)を2個組み合わせた「EPカートリッジ2個  入り(58G0762、\48,000)が、サプライ商品として新たに追加されました。  もちろん、今お使いの5587-K02や5587-WINにもご使用いただけます。  これによって、ランニング・コストも、約\5/枚から約\4/枚へと20%お安くできます。 ■====================================================================■ ■ 新製品"WPM-Web版"のご紹介 ■ ■====================================================================■ ●皆様、覚えていただいていますでしょうか?このお知らせVOL.13の「AFPプリンター の基礎(第十回)」でご紹介したのが、電子帳簿保存法「電子計算機を使用して作成 する国税関係帳簿書類の保存方法等による特例に関する法律」に対応した 「電子帳票ソリューション、"WPM"」です。このWPMが、この度、Webに対応しました。 9月末日から出荷開始します。 ●WPMは、AFPプリンターをご使用いただいているお客様の環境で、帳票の印刷 イメージをPCの画面に表示するソフトウェアです。画面表示の他に、主な特徴は、 以下のとおりです。 −AFPプリンターへの出力結果と同じものを、お使いのPCプリンターへ出力できる。 −帳票イメージを参照する際に、ページ内での操作性はもちろん,前後のページへの 移動もビジュアル・ページ・スクローリング機能(特許出願中)により高速で簡単。 −表形式で表現されている帳票では、それぞれの項目ごとに検索条件を簡単に指定 することが可能。また、一定の検索条件にマッチした行のみを、抽出表示/印刷/ ファイル出力することが可能。 −ディスク上に保管されている帳票ファイルに対して、帳票ごとに保管期限の設定を 行うことにより、ディスク容量の自動管理を行うことが可能。 −CD-R自動出力プログラムにより、CD-R内に納めることが出来る容量、あるいは保管 したい帳票単位ごとに仕訳した後、無人化によるCD-Rへの書き出しはもちろん、 そのCD-R内に含まれる帳票情報をラベル面に書き出すことが可能。 ●以上の特徴により、帳票の配布処理コスト、用紙コスト、保管スペース・コスト等の 削減が可能となる訳です。 そして今回のWeb対応により、クライアントPCではInternet ExplorerやNetscape NavigatorのWebブラウザー上で使用できるようになりました。 ●見てみたい、説明を聞きたい、資料が欲しいという会員の皆様は、このメールの 返信でご希望をお送りください。よろしくお願い申し上げます。 ■====================================================================■ ■ PAGESと5577(その七) ■ ■====================================================================■ ●前回までで、「ページ縮小」「ページ回転」「入力トレイ選択」「出力トレイ選択」 「両面印刷」「マルチアップ印刷」、以上のPAGESのコマンドについてお話しました。 今回は、これらのコマンドをオンライン印刷の時に使用する方法をご紹介します。 ●PCOMM、CA経由の印刷の場合の設定の流れ 1)ワードパッド等のエディターで、PDTファイル「ibm5585.pdt」(pdfpdtフォル ダーの下)を編集して、必要なコマンドを組み込み、保存する。 2)プリンター・セッション画面の「プリンター設定」画面で「PDTを使用」をチェック し、「PDTの選択」を選択、更に「PDFの変換」を選択すると、PDFのリストの中に 先ほど保存したPDFが出てくる。 3)そのPDFを選択して、「変換」ボタンを押すとPDFがPDTに変換されますので、 「PDTを使用」画面で、その変換したばかりのPDTを選択する。 4)privateフォルダーの下にある、「プリンター・セッション名.WS」という ワークステーション・プロファイルをやはり、ワードパッド等のエディターで 開いて、[printers]というセクションの中に「UseDefault=Y」という1行を 追加し、保存する。 5)プリンター・セッションを立ち上げる。 ●PDFファイルの編集方法 PDFファイルは大きく分けて2ヶ所を編集する必要があります。 1つ目は「BEGIN_MACROS」の下です。ここではPAGESコマンドを、簡単な単語に 置き換える定義を行ないます。 例) ・・・・・・・・・・・・・ /* 元から入っているマクロ */ SPO EQU 1B 7E 50 00 01 00 /* ポートレート(用紙縦長) */ SUO EQU 1B 7E 50 00 01 02 /* 180度回転 */ SRO EQU 1B 7E 50 00 01 03 /* ランドスケープ(用紙横長) */ SA4 EQU 1B 7E 46 00 05 00 00 13 00 00 /* A4サイズ用紙トレイ選択 */ SB4 EQU 1B 7E 46 00 05 00 00 12 00 00 /* B4サイズ用紙トレイ選択 */ SA3 EQU 1B 7E 46 00 05 00 00 11 00 00 /* A3サイズ用紙トレイ選択 */ ST1 EQU 1B 7E 46 00 05 00 00 00 00 00 /* 給紙トレイ1選択 */ ST2 EQU 1B 7E 46 00 05 00 00 01 00 00 /* 補助トレイ選択 */ ST3 EQU 1B 7E 46 00 05 00 00 02 00 00 /* 給紙トレイ2選択 */ ST4 EQU 1B 7E 46 00 05 00 00 03 00 00 /* 給紙トレイ3選択 */ SO0 EQU 1B 7E 47 00 06 00 00 00 00 00 00 /* メイン出力トレイ */ SO1 EQU 1B 7E 47 00 06 00 00 02 00 00 00 /* IP40 フィニッシャー1 */ SO2 EQU 1B 7E 47 00 06 00 00 03 00 00 00 /* IP40 フィニッシャー2 */ SO3 EQU 1B 7E 47 00 06 00 00 04 00 00 00 /* IP40 フィニッシャー3 */ SOA EQU 1B 7E 47 00 06 00 00 FA 00 00 00 /* IP40 フィニッシャー 自動 */ SPX EQU 1B 7E 3B 00 04 00 00 00 FD /* 片面印刷指定 */ DPX EQU 1B 7E 3B 00 04 00 00 01 FD /* 両面:長辺で綴じる */ TUM EQU 1B 7E 3B 00 04 00 00 02 FD /* 両面:短辺で綴じる */ FA4 EQU 1B 7E 51 00 01 03 /* 連続帳票からA4への縮小 */ FB4 EQU 1B 7E 51 00 01 02 /* 連続帳票からB4への縮小 */ MRG EQU 1B 7E 53 00 0A /* マージン設定 コマンドヘッダー部 */ ご覧いただいてお分かりになるように、例えばSPOが定義したマクロ(単語)で、 EQUの後ろが、それに対するPAGESコマンドという書き方になっています。 もちろん、上記全てを書き込む必要はなく、ご使用になるコマンドだけで十分です。 2つ目は「Control Codes」の下です。先ほど定義したマクロを利用して、指定したい 機能をここで組み込みます。 編集前の状態) START_JOB=INZ SEL P10 LL6 ここでは、印刷ジョブの初めに、初期化→印刷可能状態にする→10CPI→6LPI というコマンドを送ることを表わしています。これを編集して 例1)給紙トレイ1を指定 START_JOB=INZ SEL P10 LL6 ST1 例2)両面印刷を指定 START_JOB=INZ SEL P10 LL6 DPX 例3)連続用紙をA4横長に縮小して印刷 START_JOB=INZ SEL P10 LL6 FA4 SA4 SRO /* 連続帳票からA4への縮小 */ 例4)連続帳票からA4に縮小、上0.4インチ、左0.5インチのマージンを追加 START_JOB=INZ SEL P10 LL6 FA4 SA4 SRO MRG 00 00 02 D0 00 00 02 40 00 00 /* 連続帳票からA4への縮小 マージン=(0.5*1440=02D0, 0.4*1440=0240) */ ※マージン指定は、ヘッダー部のみマクロになっていて、マージンの値そのものは 16進でそのまま指定しています。書き込む時は、バイトの値は1バイトずつ区切って 入力することにご注意ください。 なお、連続用紙のデータをA4横長に縮小して印刷させる場合、例3の指定だけでは A4用紙の左上隅に片よって印字されますので、例4のように上と左にマージン (余白)を追加することをお勧めします。 ●ワークステーション・プロファイルの編集方法 プリンター・セッションは、そのままでは一度送ったジョブの開始情報(START_JOB)は、 次のジョブからは送りません。従ってオンライン印刷の後に、PCアプリケーションを 印字させると、START_JOBの設定はPCアプリケーションによって上書きされてしまい、 次の印刷ジョブでは設定が、初めの設定と変わってしまうことがあります。 このような場合は、毎回印刷ジョブの先頭で、ジョブ開始のコマンド(START_JOBで 指定される設定)を送り直すようにワークステーション・プロファイルを編集する必要 があります。 実際の編集例は以下のとおりです。 [printers] UseDefault=Y ←追加行 printer=IBM InfoPrint 40 PAGES,pages632,LPT1: PDT=Y PDFPATH=C:\PROGRAM FILES\PERSONAL COMMUNICATIONS\PDFPDT PDTPATH=C:\PROGRAM FILES\PERSONAL COMMUNICATIONS\PDFPDT PDTFILE=IBMNPPGS.PDT -->次回は、HPT(ホスト印刷変換)の場合の方法をお話します。 ■====================================================================■ ■ AFPプリンターの基礎(第十五回) ■ ■====================================================================■ ●前回は、5A RECORDの詳細について 具体的な例として、1つのJOBの途中で、OVERLAYや データの配置(MAPPING)を切り替えたい場合の方法についてご紹介しました。 FORMDEFは2つのCOPYGROUPを、PAGEDEFも2つのPAGEFORMATを持っています。JCL上では FORMDEF=FORM01,PAGEDEF=PAGE01と指定をしますが、実際その中のどちらの COPYGROUP,PAGEFORMATを使用すべきかということまでは、認識できません。 それを制御するのが IDM/IMM と呼ばれる5A RECORDです。 そしてIDM/IMMのフォーマットと、対でIMMとIDMを使用する場合、 必ずIMM、IDMの順で 出力する必要があるということを前回お話しました。 ●今回は、OVERLAYを指定する方法についてご紹介していきます。 OVERLAYをデータから呼び出すのは、"IPO(Include Page Overlay)"と呼ばれる 5A RECORDを挿入することにより可能となります。 ● [1]呼び出されるOVERLAYの作成 事前にOVERLAYを作成しますが、ポイントがいくつかあります。 -OVERLAYソース自身では、OFFSETの値は0と指定する。 -OVERLAYソース自身では、ROTATIONを0と指定する。 実際に出力した時に、思うような位置に印刷されないような場合、実はOVERLAY本体に 位置情報が含まれていたという事が、よくあります。原因判別が難しくなりますから、 OVERLAY本体での位置指定は0 0とし、IPOのレコードで制御することをお勧めします。 [2]IPOレコードの構造について "IPO"のレコードの構造は以下のようになります。 OVERLAY名の指定時は、必ずO1付きの名前を指定します。 <>------------------------------------------------------------- ! O1TSOVL <==10進表示 - -- --- - -- -------- --- --- -- 5 01 DAD 0 00 DFEEDED4 00F 00F 00 <== HEX表示 A 08 3F8 0 01 61326500 000 000 00 - +---------+ +------- --- --- -- | | | | | | | | | | | +-- 予約域(常にX'0000'を指定します) | | | | | | | | | +--- Y軸方向の位置を指定します。 | | | +----- X軸方向の位置を指定します。 | | | | | +---- OVERLAY名をO1付きで指定します。名前が8バイトに満たない | | 場合は、後ろにブランクをPADDINGし、常に8バイトとします。 | +---------- 構造化FIELDの接頭部 | BYTE数 説明 | X'0010' 2 IPOの場合、RECORD長は固定で常にHEXで | X'18'となります | X'D3ABCA' 3 INCLUDE PAGE OVERLAY(IPO) | X'00' 1 | X'0001' 2 順序番号 | +---------------------------- 5A RECORDを表します。レコードの始めの1バイト ----------------------------------------------------------------------------- [3]OVERLAYの位置について OVERLAY名に続いて、X軸方向の位置情報、Y軸方向の位置情報を指定します。ここで 指定する値は、「論理ページの起点から」です。ぺル単位で指定しますから、 もしX軸方向に、論理ページ起点より1INCHのことろに印刷したいなら"240ペル"、 即ちX'0000F0'と指定します。 また、OVERLAYを浮動にしたいなら、位置の値としてX'FFFFFF'を指定可能です。 これは、現在行の位置よりOVERLAYを印刷するという意味になります。 [4]PAGE定義上でのOVERLAY宣言 このIPO RECORDを使用するためには、PAGE定義上に名前を宣言する必要があります。 以下の例を参考にして下さい。これを行わないと、印刷時にエラーとなります。 <>------------------------------------------------------ PAGEDEF PAGE01 WIDTH 14 IN HEIGHT 10 IN DIRECTION ACROSS REPLACE YES ; FONT FONT1 KN10 ; FONT FONT2 M24F ; PAGEFORMAT DATA1 ; OVERLAY TSOVL ; <==OVERLAY名を"O1"なしで 宣言します。 PRINTLINE CHANNEL 1 FONT FONT1,FONT2 REPEAT 60 POSITION 1 1 ; **************************************** >>次回は、IPOを実際に使用してみましょう。