■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.45 ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ ☆★☆★☆★☆★ご活用いただいています。「友の会広場」☆★☆★☆★☆★ URL=> http://www-6.ibm.com/jp/printer/fannews/bulletin.html このお知らせの内容に関するご質問も、是非書き込んでください。 ユーザーIDやパスワードが分からなくなった方は、この返信メールでお問合せくだ さい。 <<< 目次 >>> 1. 第13回iSUCに参加します。 2. 最近のお問い合わせから-Windows2000/XPの使い方- 3. 最近のお問い合わせから-5557プリンターのうまい使い方- 4. 5589-L36に関する最新情報 ■====================================================================■ ■ 第13回iSUCに参加します。 ■ ■====================================================================■ ●当プリンティング・システムズ事業部は、今年もiSUC(アイザック)に参加します。 今年のiSUCは、「第13回目」として、10/23(水)〜10/25(金)宮崎シーガイアで 開かれます。セッションで最新情報をお話し、それをデモ・コーナーで実際に ご覧いただくという形態は、今年も変わりません。 ●セッションは、10月24日(木)17:00〜18:00に "iSeriesの印刷みんなどうしているんだろう? これからどうしたらいいんだろう?" と長いタイトルですが、今年iSeries(AS/400)のお客様に行なったアンケート結果から ・現在の印刷業務の形態 ・今後、その形態をどのように変えていきたいか ・そのご要望に対する、IBMとしてのソリューション、ご提案 ・新製品やソリューションのご紹介 ・実際に帳票を電子化されたお客様(株式会社CRCソリューションズ様) による事例報告をお話いたします。 ●そして、デモ・コーナーでは、それらのソリューションや新製品を実際に ご覧いただけるように用意いたします。また、前回のお知らせVol.44でご紹介した UCC/EAN128バーコードを使ったコンビニ収納代行用DMを印刷するソリューションも、 "Infoprint2105"を使ってお見せいたします。iSUCに参加される友の会会員の皆様は、 是非、一度お立ち寄りください。 ■====================================================================■ ■ 最近のお問い合わせから-Windows2000/XPの使い方- その1 ■ ■====================================================================■ ●最近、Windows95/98/MEから、WindowsXP、もしくはWindows2000に移行された お客様から、「プリンター・プロパティの中で、ユーザー設定の用紙サイズを作る ことができないが、どうしたらできるか?」というお問い合わせをいただくことが 多くなりました。 ●実は、元々、WindowsNT4.0とWindows95ではユーザー定義の方法が、全く異なって いました。WindowsXP/2000は、WindowsNT4.0のバージョン・アップ版ですから、 Windows95/98/MEからバージョン・アップされたユーザーは、戸惑ってしまわれた のだと思います。 ●具体的には、以下の手順になります。 1. 「スタート」→「設定」→「プリンタ」と選択し、「プリンタ」ウィンドウを開く。 2. 左上の「ファイル」ボタンを押し、「サーバーのプロパティ」をクリックする。 3. 中ほどに「新しい用紙を作成する」とあるので、そこのチェック・ボックスを チェックする。 4. 用紙のサイズや余白をmm単位かinch単位で記入したら、「用紙の説明」欄に 自分で決めた用紙名を記入する。 5. 「用紙の保存」ボタンを押す。 以上によって、元々用意されていた用紙サイズのメニューに自分で定義した用紙名が 追加されます。これは、導入した全てのプリンターのプロパティに共通して現れてくる 点が、Windows95/98/ME系と大きく異なる点です。 ■====================================================================■ ■ 最近のお問い合わせから-Windows2000/XPの使い方- その2 ■ ■====================================================================■ ●WindowsNT/2000/XP系だけにある機能として、「プリンタプール」があります。 「プリンタプール」とは、物理的に複数台のプリンターを、1台の論理プリンター (プリンターアイコン)で統括することによって、アプリケーションからその論理 プリンターに対し印刷を行うと、自動的に空いている物理プリンター(つまり、 印刷中ではないプリンター)を選択して、印刷を行う機能です。 ●プリンタプールを使用する条件は、複数台の物理プリンターが、全て同じ種類の ドライバーで稼動することです。具体的には、Windows上にインストールする プリンター・ドライバーは一つで、プリンター・アイコンも一つしか使用しません。 ●設定方法 1. プリンター・ドライバーを導入してプリンターアイコンを作成する。 2. プリンターのプロパティを表示し、ポートのタブを選択する。 3. [ポートの追加(T)]ボタンを押して、必要な台数分のポートを作成します。 (1ポート=1物理プリンターと考えます。例えば3台のプリンターがあるならば、 ポートを3つ作成します。通常は複数台のプリンターは、LAN接続されていると 思いますので、LANポートになると思われます。) 4.「プリンタプールを有効にする」チェック・ボックスにチェックを入れます。 これにより複数のポートのチェック・ボックスにチェックを入れることが できるようになります。 5. プリンタプールで一まとめにしたいポート(=物理プリンター)に、使用したい優先 順位に従って順にチェックを入れます。処理速度を考えるなら、ネットワーク・ ポート、パラレル・ポート、シリアル・ポートの順にチェックを入れた方が 良いです。なお、この後チェックをいれた順番(つまり優先順位)を確認する方法は 無いようです。 6. [OK]ボタンを押してプロパティ表示を終了します。 ●使用方法 通常のプリンターと同様に、アプリケーションから上記で設定したプリンターを 選択して印刷を行ってください。自動的に印刷ジョブを持っていないプリンターが 選択され、印刷が開始されます。 ●注意点 1. 優先順位の高いプリンターの電源が入っていなかったり、印刷不可状態の場合は、 優先順の低いプリンターは選択されません。最初の印刷ジョブが、優先順位の高い プリンターに対して送信を試みます。プリンターからの応答が無かった場合、 通常のエラー表示が行われます。 エラー発生前に次の印刷ジョブを投入すると、最初の印刷ジョブが優先順位の高い プリンターを使用していると見なされるので、この印刷ジョブは次の優先順位の プリンターから印刷されます。 2. どのプリンターから出力されたのか、Windows上から知る方法はありません。 どの物理プリンターから出力されたのか、Windowsは通知しません。実際に プリンターの場所に赴いて目視で確認する必要があります。 ■====================================================================■ ■ 最近のお問い合わせから-5557プリンターのうまい使い方- その1 ■ ■====================================================================■ ●ご存知のように、新しいインパクト・プリンター・シリーズ"5557"は、標準で2つの 用紙送りトラクターを持っていて、2種類の連続用紙を掛けたまま、切替えて使用する ことができます。特にAS/400等からのオンライン印刷では、以下の2種類の方法が あります。 1). AS/400から5577コマンドを送信することで切り替えを行います。 プリンターのキャラクター・モードを用いて、AS/400から文字データとして、 トラクター切り替えコマンドを送信することで、トラクター切り替え指示を行います。 キャラクターモードは5577コマンドを文字列としてプリンターに送信し、 プリンターはその文字列をコマンドとして認識して動作する特別なモードです。 この方法は以下の 2)の方法と比較して、 ・プリンター・セッションは1つで済む ・PCOMMの特別な設定(PDT/PDFのカストマイズ)を必要としない などメリットがありますが、AS/400上のアプリケーションを修正してコマンドの 文字列を埋め込む必要があります。 キャラクターモードに関する資料は、事務局で用意しておりますので、 ご入り用の際には「友の会広場」にその旨書き込んでください。お送りいたします。 2). プリンター・セッションのPDT/PDFファイルをカストマイズして、2つの プリンター・セッションの切り替えで熟考します。 プリンター・セッションを2つ用意し、それぞれ専用にPDT/PDFファイルを カストマイズして、前トラクター用プリンター・セッション、後トラクター用 プリンター・セッションを作成して使い分けることで、トラクターの切り替えを 行います。AS/400上では別々のプリンターとして認識され、前トラクター専用の 印刷装置記述と、後トラクター専用の印刷装置記述の2つの印刷装置記述ができます。 つまり、AS/400上は2つのプリンター、PCOMM上の2つのプリンター・セッション、 となりますが、実際のプリンターは1台で運用することになります。 上記 1)の方法と比較して、AS/400上のアプリケーションを変更する必要が ありませんが、CLなどによって印刷装置を使い分ける仕組みを作る必要がある点、 PDT/PDFのカストマイズが必要になる点、装置記述管理が多少複雑になる点などの デメリットがあります。 ●上記の方法2)、及び4)で使用するトラクター切り替えコマンドは、以下のとおりです。 X'1B 7E 10 00 02 01 01' = フロント(前)・トラクター(5557) X'1B 7E 10 00 02 01 02' = リア(後ろ)・トラクター(5557) ■====================================================================■ ■ 最近のお問い合わせから-5557プリンターのうまい使い方- その2 ■ ■====================================================================■ ●"5557"の特徴の1つに、オプションのネットワーク・ボックスがあります。これを ご利用いただければ、LANに直結することができ、5557プリンターを共有することも できます。 ●設定方法ですが、 1. マニュアルに従ってIPアドレスを設定します。 2. 「スタート」-「設定」-「プリンタ」を選んでください。 3. "5557"のアイコンを右クリックし、「プロパティ」を選んでください。 4. プロパティ画面が開いたら「ポート」タブを選択し、「Standard TCP/IPポート」を 選択し、次に「ポートの追加」→「新しいポート」を選択して、割り当てたIPアドレスを 入力してください。 5. その後、IPアドレスが見つからない旨のエラーになったら「カスタム」を選択し ・プロトコル設定を「RAW」 → 「LPR」に変更 ・キュー名を「lpt1(小文字)」を記入 ・「LPRバイトカウントを有効にする」にチェック を行なってください。 6.「OK」ボタンを押し、確定してください。 コツは、上記の「lpt1」と「LPRバイトカウントを有効にする」です。ご注意ください。 ■====================================================================■ ■ 5589-L36に関する最新情報 ■ ■====================================================================■ ●その1 専用モード・ドライバーが更新されました。Windows2000/XP用は、V3.12に、 Windows95/98/ME用は、V1.02に更新されて、ホームページからダウンロード可能です。 V3.12では、README.TXT内に、プリンター・ドライバーの「印刷設定」画面で、 「シートごとのページ」や「ページの順序」等が表示されない場合があることに 関する説明を追加しています。 V1.02では、不定形用紙で印刷時に、ランドスケープ方向で印刷すると出力が切れる ことがある問題を修正しています。 詳細は以下のURLをご覧下さい。 http://www-6.ibm.com/jp/printer/download/pcdownload.html ●その2 操作マニュアルのP.149「自動トレイ切替え」のところで、両面印刷中はこの機能が 無効と記載されていますが、実際は使用できます。これは、マニュアルの記載ミスで 仕様として「自動トレイ切替え」は、両面印刷時でも有効です。(5589-K20までは 無効でした。) >電子帳票ソリューション"WPM"の基礎は、今回お休みいたします。