■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.56 ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ ☆★☆★☆★☆★ご活用いただいています。「友の会広場」☆★☆★☆★☆★ URL=> http://www-6.ibm.com/jp/printer/fannews/bulletin.html このお知らせの内容に関するご質問も、是非書き込んでください。 ユーザーIDやパスワードが分からなくなった方は、この返信メールでお問合せくだ さい。 <<< 目次 >>> 1. 特集!新製品「5400エミュレーター」のご紹介とモニター募集 2. FAQのページ更新のお知らせ ■====================================================================■ ■ 特集!新製品「5400エミュレーター」のご紹介 ■ ■====================================================================■ ●10月8日付けで、新製品「5400エミュレーター」を発表しました。 「5400エミュレーター」は、「5579-L02」「5577-W02」「5577-V02」インパクト・ プリンター用のオプションです。オーダー番号は「99P3055」、IBM標準価格は 「148,000円」です。11月7日出荷開始の予定です。 ●5577や5579といったシリアル・インパクト・プリンター(所謂ドット・プリンター) をご使用中のお客様の間で最近多いのが −プリンター・ケーブルではなく、LAN接続したい。 −LAN接続するに当たっては、PCOMMやクライアント・アクセスのプリンター・ セッション経由ではなく、5400ライン・プリンターのようにiSeries(AS/400)と LAN直結して、PCを外したい。 −とは言え、HPT(ホスト印刷変換)では片方向印刷になるので、スプールの管理が できず、使い辛い。やはり5400と同じスプールの管理ができる"Telnet5250E"で 繋がって欲しい。 −5400では、バーコードやOCR-Bの指定がある帳票が、APWを使って簡単にできて 印刷させられるのに、5577や5579ではAPWのバーコードやOCR-B指定が有効に ならない。そのため、同じ帳票でも5577/79用には、別にプログラムを用意して キャラクター・モードでコマンドを送るようにしているが、プログラムの作成も 管理も大変だ。何故同じIBMのプリンターでも、違うのか? という声です。このような声にお応えするのが、この「5400エミュレーター」です。 ●「5400エミュレーター」は、「5400-L06」のLANカードの機能を更に発展させて 小型化したものです。つまり、iSeriesと通信しながら、コマンドは「SCSコマンド」 文字コードは「EBCDIC」で受け取り、5400エミュレーターの中で「5577コマンド」、 「Shift-JIS文字コード」に変換して、プリンターに送ります。従って、以下の ような5400-L06の機能をそのまま引き継ぎ、iSeries(AS/400)からは、5400が 繋がっているのと同じように見え、扱えます。 ☆iSeries(AS/400)とTelnet5250E接続できる。 ☆5400とS/W的に互換なので、5400用に使用できるAPWのパラメーター(バーコード、 OCR-Bフォント等)が有効になる。 ☆最高4,370文字までの外字を登録可能。(Telnet5250Eの場合、外字は予めiSeries からダウンロードする必要があります。) ☆Webページを持っていて、Internet Explorer等のブラウザーを使って初期設定の 変更ができる。接続先のiSeriesのIPアドレスは2つ登録できて、Webページ上で 切り替えることによって、2台のiSeriesから1台のプリンター出力させられる。 ●更に発展させた機能として、 ☆通常のLAN経由の印刷である"LPR"印刷とTelnet5250Eが「自動切換え」できる。 ☆LPR印刷用のキューが「5577モード用」「ESC/Pモード用」「SCSモード用」の 3種類に対して、10個ずつ用意されている。 ☆その一つ一つのキューに対して、「データの前後にコマンドを追加する」「改行 コマンドを改行+復帰コマンドに変換する」指定が、Webページ上で可能。 があります。 ●「自動切換え」については申し上げるまでもなく、1台のプリンターにiSeries からの出力と、例えばPC(Windows)からの出力を行う時に、Telnet5250EとLPRが 自動的に切り替わるということです。もし使用する用紙が異なる場合には、注意が 必要ですが。 ●3種類のキューは、実際には5577モード用「pr0〜pr9」、ESC/Pモード用 「prescp0〜prescp9」、SCSモード用「prscs0〜prscs9」となっています。SCS モード用のキューは、5400には無い初めてのものですが、iSeriesとのLAN直結印刷 用に使用できます。Telnet5250Eのようにスプール管理はできませんが、SCSコマンド を直接受信しますので、APWのバーコードやOCR-B指定等も有効ですし、複数の iSeriesから1台のプリンターに自動切換えで出力させることもできることが特徴です。 印刷させる時のコマンドの形式によって、対応するキューを使って設定することが 必要です。 ●コマンドの追加や「改行」コマンドの変換は、AIXからの印刷の時に便利です。 AIXからのテキスト印刷では、「文字ピッチ」「行ピッチ」を設定するコマンドが 送られてこない場合が多く、また行の終わりには「改行」コマンドしか送らないため、 次の行の先頭が右端に寄ってしまうということもあります。こういった場合に対応する ために、データの先頭に「文字ピッチ」「行ピッチ」設定のコマンドを追加できたり、 「改行」を「改行+復帰」に変換して印字位置を次の行の先頭に移動させられるよう 設定することが、Webページ上で可能になっています。5577コマンド用としては 異なる10個のキューを設定できますので、「文字ピッチ」「行ピッチ」の異なる 組合せ毎にキューを割り当てれば良い訳です。AIX上の構成方法は下記を ご参照ください。 http://www-6.ibm.com/jp/printer/techinfo/5400_aix_config.html ●接続先のプリンターは、販売中の「5579-L02」「5577-W02/V02」です。プリンター と5400エミュレーターとの間では、プリンターにコマンドやデータを送る他、 プリンター側からも「印刷完了」を受信する等、双方向通信を「コンバージド・ インターフェイス・モード」を使って行っています。ところがそれらのプリンター では、インターフェイスの出荷時の設定は「スタンダード」になっていますので、 これを「コンバージド」に変更していただくことが必須です。その点で、上記以外の IBMプリンターでもコンバージド・インターフェイスを持っているプリンターで あれば、5400エミュレーターを使用できる可能性は高いのですが、正式サポートの 対象外となる点にご注意ください。 ●保証期間は1年間で、オンサイト・サービスです。5577-W02/V02の基本はクーリエ・ サービス(引き取り修理)ですので、差額(\11,000/年)を追加してプリンターも オンサイト・サービスに変更していただくことをお勧めします。(5579-L02は オンサイト・サービスのみ)保証期間終了後は、プリンター本体の保守契約料金の 中に含まれ、オンサイト・サービスとなります。つまりプリンター本体が保守契約に 入っていることが前提で、5400エミュレーターはオンサイト・サービスとなります。 ですから、保証期間終了後もプリンター本体はオンサイト・サービスの保守契約を 結ぶことをお勧めします。 ●簡単に、5579/77の仕様から起きる、5400エミュレーターを使用した時の5400との 違いを整理します。 −文字拡大の倍率は、16x16倍までとなります。(5400は20x20まで) −18CPI用の半角フォントは印字できません。(5400は可能) −22x22ドット構成の8LPI用のフォントは印字できません。(5400は可能) −バーコードのサイズが異なる場合があります。 ●5400エミュレーターの出荷に合わせて、お買い得なプリンターとのキッティング ・モデルが出ます。 キット番号 構成 標準価格(円) キット価格(円)割引率 5579LEM 5579-L02+ 746,000 598,000 20% 5400エミュレーター 5577WEM 5577-W02+ 576,000 418,000 27% 5400エミュレーター 5577VEM 5577-V02+ 476,000 338,000 29% 5400エミュレーター ■====================================================================■ ■ FAQのページ更新のお知らせ ■ ■====================================================================■ ●IBMプリンター・ホームページの「FAQ」のページは、ご覧いただいているで しょうか?最近お問合せが増えた「Infoprint1000J」に関するFAQ等を追加して います。URLは以下のとおりです。 http://www-6.ibm.com/jp/printer/faq.html http://www-6.ibm.com/jp/printer/faq/faq_laser.html ●Infoprint1000Jに関して多いご質問は、主に次の2つです。 質問)WindowsXPでドライバーをインストールしようとすると、「WindowsXPとの 互換性を検証するWindowsロゴテストに合格していません」のメッセージが 表示されますが、そのままインストールを続けても良いのでしょうか? 重大な障害が起きる可能性があるとまで警告されます。 (Windows2000では、「デジタル署名がみつかりませんでした」という ダイアログが表示されます) 回答)このメッセージはMicrosoft社様のWHQL(Windwos Hardware Quality Labs) での品質検査に合格したという認定手続き(デジタル署名)が無い場合に 表示されます。Infoprint1000J付属のドライバーは、Microsoft社様での 品質検査による認定手続きを受けておりませんが、弊社によるテストでは問題なく 使用できることを確認し、製品自体への動作には問題ありませんので、そのまま インストールを続行してください。 質問)Infoprint1000Jシリーズを購入し、プリンターをUSBケーブルにて接続、 プリンタードライバーの導入まで完了しましたが、印刷を行ってもプリンター側で 何の反応もありません。プリンター単体でのテスト印刷は行えます。印刷を行うには 何か他に設定があるのでしょうか。 回答)プリンターとPCをUSB接続されている事から、以下の設定をご確認ください。 Infoprint1000Jシリーズのプリンター・アイコンを右クリックしてプロパティを 開きます。「ポート」タブをクリックし、印刷先のポートをご確認ください。 "LPT1"に設定されていませんでしょうか。ドライバーを導入しただけではパラレル インターフェイスである"LPT1"ポートに接続されます。USB接続の場合は、印刷先の ポートを"USB"に変更してご使用ください。