■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.59 ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ 〜〜〜本年もご愛読ありがとうございました。〜〜〜〜 〜〜〜来年もよろしくお願い申し上げます。〜〜〜 〜〜〜皆様にとって良い年となりますように!〜〜〜 ☆★☆★☆★☆★ご活用いただいています。「友の会広場」☆★☆★☆★☆★ URL=> http://www-6.ibm.com/jp/printer/fannews/bulletin.html このお知らせの内容に関するご質問も、是非書き込んでください。 ユーザーIDやパスワードが分からなくなった方は、この返信メールでお問合せくだ さい。 <<< 目次 >>> 1. 5577,5579,5557特別保守サービス・プログラム・キャンペーン追加情報 2. 新しいPCプリンター一覧ができました。 3. LPR印刷でのご注意 ■====================================================================■ ■ 5577,5579,5557特別保守サービス・プログラム・キャンペーン追加情報 ■ ■====================================================================■ ●前回のお知らせで、「5577,5579および5557に対する特別保守サービス・ オファリング・プログラム」と題して、ご使用中の旧モデルや他社製プリンターから 現行の5577/5579/5557プリンターに置き換えられたお客様に、保証期間を6ヶ月延長 して、「実質18ヶ月間の無償保証」とするキャンペーンをご紹介しました。 ●今回は「追加のお知らせ」として更に、お得な「キャンペーン用サービスパック」を ご紹介します。これは、「5577-W02/V02」へ置き換えられたお客様が、無償保証期間 (18ヶ月)終了後のIBM保守契約(サービスパック)を来年(2004年)1月末までに ご締結いただくと、保証期間中のサービスが、通常クーリエ(引き取り)・サービス のところを無償でオンサイト(設置場所)・サービスに切り替わるというものです。 (サービスパックの場合、保証期間後は、オンサイト・サービスです。) キャンペーン用サービスパック(3.5年/4.5年/5.5年) ☆5577-W02/V02 3.5年サービスパック(13P4936)59,000円 (通常価格 11,000円x1.5年+33,000円x2年=82,500円より23,500円=約28%お得!) ☆5577-W02/V02 4.5年サービスパック(13P4937)89,000円 (通常価格 11,000円x1.5年+33,000円x3年=115,500円より26,500円=約23%お得!) ☆5577-W02/V02 5.5年サービスパック(13P4938)118,000円 (通常価格 11,000円x1.5年+33,000円x4年=148,500円より30,500円=約21%お得!) ●止まってはならない業務で使用されることの多い557Xプリンターです。技術員が 修理に伺う、しかもお得なサービスパックを是非ご検討ください。 ■====================================================================■ ■ 新しいPCプリンター一覧ができました。 ■ ■====================================================================■ ●PCに接続可能なIBMプリンターの最新機種が網羅されていて、(手前味噌ですが) ご好評をいただいている「IBM PCプリンター一覧」が更新されました。 掲載されているのは、 ☆5400-Lxxシリーズ(3モデル) ☆5577/79シリーズ(3モデル) ☆5557シリーズ(2モデル) ☆5573シリーズ(3モデル) ☆Infoprint1000Jシリーズ(3モデル) ☆558xシリーズ(3モデル) ☆5591シリーズ(2モデル) となっていて、仕様比較表も載っています。小さな資料ですが、情報がぎゅっと 詰まっています。 ●通常ですと、インフォクリエイツ社からお求めいただくものですが、希望される 友の会の会員の皆様にはプレゼントいたしますので、希望部数と送り先を返信メールで お知らせください。一応、年内一杯までの受付とさせていただきます。お申し込みが 年末に近づくと発送が来年になりますので、早目にお申し込みください。 よろしくお願い申し上げます。 ■====================================================================■ ■ LPR印刷でのご注意 ■ ■====================================================================■ ●LANカードを取り付けて複数台のPCから共有印刷するということは、レーザー・ プリンターでは当たり前のように行われていますが、インパクト・プリンターでも 最近は多く行われるようになってきました。(5400エミュレーターも出ましたし) その背景には、Windows95/98から、LPR印刷を標準でサポートしているWindows 2000 やWindows XPへの移行が進んでいることもあるかと思います。しかし、インパクト・ プリンターでLPRを使った印刷を行うと、思わぬ障害に出会うことがあります。 それは、1つの印刷ジョブを繰り返し印刷するという現象です。 ●LPR印刷の場合、送信元(この場合Windows)は初めに「何バイトのデータを送る」 という情報を送ってから、印刷データをあるバイト数ずつ(パケットとして) プリンターに送ります。そしてプリンターは印刷が終了すると、「印刷終了」という 情報を送信元(Windows)に通知します。これが大まかなLPR印刷の仕組みです。 ●Windows NT4.0ではLPR印刷のために、標準で「LPRポート」が用意されていました。 ところが、LPRの接続にTCPポート721から731までの11個を使用していて、次の 12個目の印刷ジョブを送るために1番目のポートを再使用しようとすると、4分間 待たなければならない仕様になっていたため、複数個の印刷ジョブを行おうとすると、 12個目のジョブから待たされるという現象がありました。これはLPRの規格を 策定しているRFC1179に準拠するものだそうです。出典↓ http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;JA;141708 そこで、この問題を解決するために、使用できるポートの数の制限を外すための レジストリーの変更方法が下記にURLにガイドされています。 http://support.microsoft.com/default.aspx?scid=kb;ja;179156 ●その後、Windows 2000からこの問題を解決する「Standard TC/IPポート」が標準で サポートされるようになりました。そしてIBMプリンターの場合は、Standard TCP/IP 「ポートの構成」画面で、 −「プロトコル」は「RAW」ではなく「LPR」を指定する −「LPR設定」で「キュー名」は各プリンターのLANアダプター固有の名称を指定する −「LPR設定」で「LPRバイトカウントを有効にする」にチェック入れる −「LPR設定」で「SNMPステータスを有効にする」にはチェックを入れない ことにご注意いただければ、正しく印刷できます。 ●ただ、このStandard TCP/IPポートの場合、送信側のタイムアウトが90秒固定で あることが分かりました。そうなるとLPR印刷の仕組みから考えて、Windowsが印刷 データの最後のパケットを送ってから、90秒以内にプリンターから印刷完了通知が 届かないと、タイムアウト、すなわちWindowsは「印刷できなかった」と認識して、 再度初めから印刷データを送信し始めてしまいます。 ●インパクト・プリンターの場合、受信バッファー・サイズの大きさと、印字速度の 関係から、受信した印刷データを処理して印刷している間に、Windowsが最後の パケットを送り90秒が過ぎてしまうと、タイムアウトになって、結局繰り返し印刷 となってしまうということが起こり得るということです。(レーザー・プリンターは 受信バッファー・サイズは大きいですが、処理が早いため現象が出ないようです。) 実際に数十ページから100ページを越すような大きなジョブをLPRでインパクト・ プリンターで印刷させるとこの現象が発生したことが報告されています。 ●この問題を解決する方法として現時点で分かっているものは、結局、 Windows NT4.0の時と同じ方法、つまり −Standard TCP/IPポートではなく、「UNIX印刷サービス用LPR」ポートを使用する −上記URLのガイドに従って、レジストリーの変更を行う の組み合わせになります。 ●Windows 2000やWindows XPの場合、先ず「UNIX印刷サービス用LPR」ポートを 導入する必要があります。以下の手順になります。 1.「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」を実行し、 「アプリケーションの追加と削除」を起動します。 2.「Windowsコンポーネントの追加と削除」をクリックすると、 「Windowsコンポーネントウィザード」が表示されます。 3.表示されるリストの中から「その他のネットワークファイルと印刷サービス」を チェックします。 4.「詳細」をクリックし、「UNIX 用印刷サービス」にチェックを入れて「OK」を クリックします。正常に終了すると、「Windowsコンポーネントウィザードの完了」 が表示されます。 5.この後、プリンター・プロパティの中の「ポート」の画面から、新しいポートの 作成を行うと「LPR Port」がリストの中に表示されます。 ※このLPRポートでは、プリンターのIPアドレスとキュー名を指定するだけで、 その他の指定はありません。