■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.64 ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ 当メールは、IBMプリンター友の会にご登録いただいたお客様にお送りしております。 もし今後、友の会のお知らせの送信を希望されないお客様は、当メールの返信にて 「不要」とご連絡ください。お知らせの配信は、いつでも中止いただけます。 <<< 目次 >>> 1. 5400エミュレーターと5557プリンターのキッティング・モデルのご紹介 2. Infoprint Server for iSeries V5R3のご紹介 3. 英数ライン・プリンターの新モデル6400-i2S、i24のご紹介 ■====================================================================■ ■ 5400エミュレーターと5557プリンターのキッティング・モデルのご紹介 ■ ■====================================================================■ ●5月25日に「5400エミュレーター」と「5557-H02/G02プリンター」のキッティング ・モデルを発表しました。ご存知のように「5400エミュレーター」がサポートして いる接続先のプリンターは、「5577-W02/V02」と「5579-L02」だけだったのですが、 今回「5557プリンター」もキッティング・モデルとして新たにサポートされ、LAN 接続でiSeriesから5400ライン・プリンターと互換に直接出力できるようになったと いうことです。6月11日に出荷開始予定です。 ●昨年11月の出荷以来、「PCOMMからやっと解放された」とか「今まで諦めていた スプールの管理が5577でもできるようになった」とご好評をいただいている「5400 エミュレーター」ですが、「5557プリンター」でもサポートしてほしいという声を 多くの方からいただき、この度発表できるようになりました。ただ、キッティング ・モデルとしたのには、理由があります。それは、双方のマイクロコードの バージョンを揃える必要があるからです。(つまり、今のままで組み合わせても 稼動しないということになります。とは言え、既に5557プリンターをお持ちの方が 5400エミュレーターと使えるようにするために、今後ホームページ上に、双方の 最新版のマイクロコードをアップする予定です。) ●キッティング・モデルは以下のような番号と価格になります。 製品番号 税込み価格 製品構成 5557-HEM 678,300円 5557-H02プリンター(522,900円) 5400エミュレーター(155,400円) 5557-GEM 573,300円 5557-G02プリンター(417,900円) 5400エミュレーター(155,400円) ●次の点を予めご注意ください。 −5400エミュレーター用の電源を、5557プリンター本体から供給することは できませんので、電源コンセントが合わせて2つ必要です。 −5557プリンターのインターフェイス・モードに「5400インターフェイス」という 選択肢が追加されます。そのモードが前提となります。(そのモードにセット されて出荷します。) −前トラクターと後ろトラクターとの切り替えは、通常どおり操作パネルからか、 以下のFAQで書かれているように、キャラクター・モードで切替えコマンドを 送っていただく必要があります。   http://www-6.ibm.com/jp/printer/faq/faq_command.html#A6 ■====================================================================■ ■ Infoprint Server for iSeries V5R3のご紹介 ■ ■====================================================================■ ●5月10日に、i5/OS V5R3が大々的に発表されました。それと合わせて、"Infoprint Server for iSeries"もV5R3にバージョン・アップされました。ここでは拡張された 機能をご紹介いたします。なお、出荷開始予定日は、6月11日です。 ●"Infoprint Server for iSeries"は、簡単に申し上げると、iSeries上の スプールをPDF形式に変換して、指定された宛先にe-mailで送信するというものです。 電子帳票化の一つの流れとして、今までは印刷してから、取引先にFAXで送信していた 帳票を、印刷せずにPDFファイルに変換し、e-mailに添付して送るといった方式に 変更して、時間とコストを図っているお客様も増えてきています。 ●V5R3で拡張された主な機能は、以下のとおりです。 1. 自動配布 文書をPDF化する際に以下の指定を組み合わせることができます。 ・アウトキューにスプールする。 ・統合化ファイルシステム(IFS)に保存する ・e-mailに添付して送付する。 ・AFP出力としてスプールする。 e-mailにPDFを添付する際に、Subjectや本文中への固定テキストに英数文字 (SBCS)だけでなく、日本語文字(DBCS)も指定できるようになりました。 2. ユーザーアプリケーション インターフェイス 自動配布指定のためのプロファイルを作成する新しいコマンドインターフェースが 提供されます。これにより、印刷するかあるいは、e-mailにするかなどの指定や、 e-mailの宛先、Subject、cc宛先などの指定が、このインターフェイスで 指定できます。今までこの指定は、ユーザーexitにて指定する必要がありましたが、 この新しいコマンドインターフィイスにより、より簡単に文書配布の指定ができる ようになります。 3. AFP再スプール PDFファイルをAFPに変換し、プリンターへの出力などのために再度スプールする ことができます。 4. PDF回復機能 スプール・ファイルをPDFへ変換する際に、管理者のe-mailアドレスを指定しておき、 もしPDFファイル作成あるいは配布時にエラーが起きたならば、そのエラー情報を 管理者にe-mailで送信することができます。 5. PDF暗号化 作成するPDFファイルの暗号化と、パスワード保護のセキュリティー・オプションが 指定できます。 6. フルカラーイメージのサポート GIF、TIFF、JPEG、BMP形式などWindows標準のイメージファイルを、IFS (統合ファイルシステム)に取り込むことができます。それをInfoprint Serverで PDF形式に変換することができます。なお、それらに加えて、AFPのフルカラー 文書である「IOCA FS45」もPDFに変換することができます。 7. PDFファイル名 作成するPDFファイル名を指定できます。(今までは、例えば以下のような ファイル名でしか作成できませんでした。 103036_000013_QUSER01_07172002_000001.PDF 8. 用紙方向 作成するPDFファイルの用紙方向を指定することができます。横長の用紙を前提と したデータのスプールは、正しい方向でPDF化されます。従来のように縦長になる (90度回転される)ことがなくなります。 9. PDFファイルサイズの改善 作成されるPDFファイルのサイズが、従来に比べて約60%までに小さくなります。 これにより、処理時間やネットワークの負荷が軽減されます。 ■====================================================================■ ■ 英数ライン・プリンターの新モデル6400-i2S、i24のご紹介 ■ ■====================================================================■ ●5月27日に発表された、英数ライン・プリンターの新モデル"6400-i2S、i24"は、 4月27日に営業活動終了した"6400-i20"の後継機に相当します。出荷開始予定日は、 6月4日です。価格は、以下のとおりです。 型式 本体税込み価格 年額保守税込み料金 6400-i2S 2,440,200円 540,540円 6400-i24 2,572,500円 540,540円 日本語は印刷できませんので、ご注意ください。 ●"6400-i2S"は、1個の印字ヘッドを持っていて、最高速度2,000行/分での印刷が 可能です。一方、"6400-i24"は、大量のテキスト印刷用に特別に開発されたレポート ・プリンターです。"6400-i24"4は、印字ヘッドを2個持っていて、テキストを6LPI (行/インチ)で印刷する場合に最高速が出るように最適化されております。 最高印字速度は、高速モードで2,400行/分、DPモードで1,800行/分という速さです。 ●両モデル共通の主な特徴は、以下のとおりです。 1. 豊富なインターフェイス イーサネット、Coax、Twinax、パラレル、シリアル接続を選択できます。IPDS データ・ストリームがイーサネット、Coax、Twinax経由で使用可能です。 2. プリンター管理機能 「プリンター管理ユーティリティー(PMU)」を使用することによって、6400 プリンターを容易に管理することができます。このユーティリティーでは、複数の プリンターを一つのデータベースに集約して、ソフトウエアやプリンターの設定を ホストからダウンロードすることによって、リモートから管理します。 プリンターの構成を決定するための仮想の操作パネルが提供されます。PMUを 使用するには、イーサネット接続されている必要があります。また、PMUは、 指定されたe-mailアドレスに、e-mailで状況を通知することができます。更に、 プリンターが標準装備した「インテリジェント・プリンター・リボン・システム」 とPMUによって、インク・リボン交換が必要な時期をe-mailで自動的に通知する ことができます。 3. Telnet3270EおよびTelnet5250Eのサポート zSeries用のTelnet3270E、iSeries用のTelnet5250Eをサポートしていますので、 Coax/Twinax接続の他にLAN接続で直結印刷が可能で、アプリケーション変更無しで LANに移行できます。また、ホスト直結ですから、英数文字の他に半角カナ文字の 印刷が可能です。 返信先→IBMプリンター友の会事務局 e-mail:EB71228@jp.ibm.com