■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.66 ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ 当メールは、IBMプリンター友の会にご登録いただいたお客様にお送りしております。 もし今後、友の会のお知らせの送信を希望されないお客様は、当メールの返信にて 「不要」とご連絡ください。お知らせの配信は、いつでも中止いたします。 <<< 目次 >>> 1. Infoprint1000J PAGESモデルのHPTでの使用について 2. APWとプリンターの組み合わせ-できることとできないこと ■====================================================================■ ■ Infoprint1000J PAGESモデルのHPTでの使用について ■ ■====================================================================■ ●前回Vol.65で「Infoprint1000J PAGESモデルのエミュレーション自動検知方法」を お知らせしましたが、その後、PCOMMやHPTからの印刷とWindowsからの印刷が混在する 場合は、初めにPAGESモードに切り替えるコマンドを送って、確実にPAGESモードに することが必要であることが分かりましたので、お知らせします。 ●PAGESモデル付属のマニュアル http://www-6.ibm.com/jp/printer/manual/ip1000j_pages_use.html には、PCOMMの場合にPDFファイルの中の「START_JOB=」の先頭にPAGESモードへの 切り替えコマンドを追加する方法が書かれていますので、これに従っていただければ 結構です。しかし、HPTを使った印刷の場合については、ガイドされていませんので、 以下のように、WSCSTファイルを修正してください。 ●先ず、「メーカー機種形式」(MFRTYPMDL)はWSCSTを使用するために*WSCSTとして ください。WSCSTは、IBMPAGES300を元に下記のように修正して、名前を付けたら それを「ワークステーション・カストマイズ・オブジェクト」に指定します。 WSCSTの編集としては、下記のように「:INITPRT」のDATA=の先頭にPAGESモードへの 切り替えコマンド(1B7E12000111)を追加します。 :INITPRT DATA ='1B7E120001111B7E0100001B7E0300013C1B7E020001321B7E5A000403AE0000'X ●以上によって、HPTの印刷においては、先ずPAGESモードへの切り替えコマンドに よってプリンターはPAGESモードに強制的に切り替わり、後のPAGESモードのデータを 正しく処理します。 なお、HPTを使った印刷のガイドは、次のページをご参照ください。 http://www-6.ibm.com/jp/printer/techinfo/pdf/hpt_guide_v11.pdf また、編集する元のWSCSTファイルは、次のページものをご使用いただくことを お勧めします。 http://www-6.ibm.com/jp/printer/download/dwscst.html ■====================================================================■ ■ APWとプリンターの組み合わせ-できることとできないこと ■ ■====================================================================■ ●iSeries(AS/400)で帳票設計するために、多くの皆様にご使用いただいている APWでは、罫線、文字拡大、バーコード等を指定する様々なパラメーターがあります。 これらをうまく組み合わせて使うと、より魅力的な帳票設計ができるのですが、 実際にパラメーターはプリンターの種類によって有効になる場合と、無効になる場合が 出てきます。それは、APWのマニュアルの巻末の表に整理されていますが、古くなって いますので、ここで整理し直したいと思います。なお、ここではプリンターは 販売中のものでAFPプリンター以外を対象とします。 http://www-6.ibm.com/jp/printer/manual/pdf/APW_statement.pdf ○罫線の角丸め、網掛け(DRAWR、AMIKAKE) PCOMM経由のPAGESプリンター(558x、Infoprint1000J PAGESモデル)で可能。 ○SBCS文字ピッチ18CPI(CPI 18) Telnet5250E接続、Twinax接続での5400-Lxx、 Telnet5250E接続でのInfoprint250で可能。 ○SBCSの書体指定(FONT 10〜18) Telnet5250E接続、Twinax接続での5400-Lxx、 Telnet5250E接続でのInfoprint250、 5400エミュレーターを使ったTelnet5250E接続での5579-L02、5577-W/V02、5557で可能。 ○SBCS文字の上付き文字/下付き文字の指定(SUPER/SUB) PCOMM経由、HPT経由のPAGESプリンターと557x/5557で可能。 ○拡大文字の指定 2x4、4x2(MAGNIFY 5、6) PCOMM経由のPAGESプリンターで可能。※ ○拡大文字の指定 4x4(MAGNIFY 7) Telnet5250E接続、Twinax接続での5400-Lxx、 Telnet5250E接続でのInfoprint250、 5400エミュレーターを使ったTelnet5250E接続での5579-L02、5577-W/V02、5557、 PCOMM経由のPAGESプリンターで可能。※ ○拡大文字の指定 3x3(MAGNIFY 8) Telnet5250E接続、Twinax接続での5400-Lxx、 5400エミュレーターを使ったTelnet5250E接続での5579-L02、5577-W/V02、5557で可能。 ○拡大文字の指定 5x5〜16x16(MAGNIFY 9〜20) Telnet5250E接続、Twinax接続での5400-L06/L02、 5400エミュレーターを使ったTelnet5250E接続での5579-L02、5577-W/V02、5557で可能。 ○拡大文字の指定 17x17〜20x20(MAGNIFY 21〜24) Telnet5250E接続、Twinax接続での5400-L06/L02で可能 ○バーコード(BARCODE 1/8/9/10/12/13/27) Telnet5250E接続、Twinax接続での5400-Lxx、 Telnet5250E接続でのInfoprint250、 5400エミュレーターを使ったTelnet5250E接続での5579-L02、5577-W/V02、5557、 HPT経由のPAGESプリンターで可能※※ ○バーコード CODE128(BARCODE 17) Telnet5250E接続、Twinax接続での5400-Lxx、 5400エミュレーターを使ったTelnet5250E接続での5579-L02、5577-W/V02、5557、 ○用紙方向 縦長/横長(DIR *DEV/V:/H:) PCOMM経由のPAGESプリンターで可能。※ ○給紙カセット 前面トレイ、第1、第2 指定無し(DRAWER 0〜3) PCOMM経由のPAGESプリンターで可能。 ○影付き文字の指定(SHADOW) PCOMM経由のPAGESプリンターで可能。※ 注) ※:書式合成時にDEVTYPE(*PAGES)を指定した場合に有効。ただし、この場合 外字の印刷はできません。 ※※:OS/400のバージョンV4R3以降でサポート 返信先→IBMプリンター友の会事務局 e-mail:EB71228@jp.ibm.com