■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.73 ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ 当メールは、IBMプリンター友の会にご登録いただいたお客様にお送りしております。 もし今後、友の会のお知らせの送信を希望されないお客様は、当メールの返信にて 「不要」とご連絡ください。お知らせの配信は、いつでも中止いたします。 <<< 目次 >>> 1. "Midrange Server"誌に特集"進化するiSeriesプリンティングソリューション" 2. PCプリンター一覧、AFPプリンター一覧更新のお知らせ 3. パラレル・インターフェイスの話(第1回) ■====================================================================■ ■"Midrange Server"誌に特集"進化するiSeriesプリンティングソリューション"■ ■====================================================================■ ●「iSeries&AS/400ユーザー向けのパワフル専門技術情報誌」と銘打った "Midrange Server"(エイエスマガジン株式会社発行)は、多くのAS/400のユーザーに 購読されています。会員の皆様にも定期購読されている方も多くいらっしゃると 思います。今回発行されたNo.21号では、特集記事として「進化するiSeries プリンテイング・ソリューション」が掲載されています。実はその中のPart@「基幹 業務のWeb化に求められるプリンティング手法」と「プリンティングの新潮流 2」 「コンビニ収納代行用 EAN128バーコード付き帳票の印刷」は、当事務局が原稿を 書いたものです。 ●Part@の中では、「第1章 従来型プリンティングの手法と特長」で、復習として Twinax接続の印刷の特長、PCOMM経由の印刷の特長を整理してご紹介しています。 「第2章 基幹業務のWeb化におけるプリンティング手法」では、「今までの資産を 有効活用する場合」「PDF化してWebで配信する場合」「印刷アプリケーションを 新規開発する場合」に分けて、それぞれの得失をご紹介しています。これらは、 ほとんどが、今までこのお知らせでお伝えしてきたことを整理したものです。 ただし、編集の方からはIBM色が強くなり過ぎないようにとのご要望がありましたので、 IBMとしては舌足らずな面があるのは否めないかもしれません。 ●「プリンティングの新潮流 2」のEAN128に関しても、「規格のご紹介」「iSeries からAFPプリンターに出力する方法」「iSeriesからPC経由でプリンターに出力する方法」 と、これらも今までご紹介した方法を整理したものになっています。 ●その他の記事としては、「PartA プリンティング製品選定 導入のチェックポイント はここだ!」「PartB iSeriesの印刷機能ガイド」「新潮流 1 e-文書方の施行で 変わる企業のビジネスコンテンツ管理」といったタイトルでIBM社員や、IBM以外の方の 記事が掲載されていて、正にプリンティング特集となっています。 ●そこで、この21号を先着5名様までお送りしますので、ご希望される方は、この メールの返信として「エイエスマガジン希望」とお知らせください。その際には、 送り先の「住所」「会社名」「部署名」「お名前」をお忘れなく!よろしく お願い申し上げます。 ■====================================================================■ ■ PCプリンター一覧、AFPプリンター一覧更新のお知らせ ■ ■====================================================================■ ●IBM PCプリンターを小冊子に分かりやすくまとめてご好評をいただいている「PC プリンター一覧」がこの度更新されました。構成やデザインが今まで変わった他、 ご使用中のプリンターのサプライ品や後継機のご紹介が追加され便利になりました。 ●「AFPプリンター一覧」は、PCプリンター一覧の姉妹版として同じコンパクト ・サイズの中で販売中のAFPプリンターを網羅したガイドです。今回の更新では「PC プリンター一覧」と相互乗り入れとなり、PCプリンター一覧ではAFPプリンターを、 AFPプリンター一覧ではPCプリンターを簡単にご紹介しています。 ●更新を記念して、「PCプリンター一覧」「AFPプリンター一覧」をセットにして、 希望者の方にお送りいたします。ご希望の方はこのメールの返信として「プリンター 一覧希望」とお知らせください。そして、「部数」、送り先の「住所」「会社名」 「部署名」「お名前」を忘れずにお知らせください。よろしくお願い申し上げます。 なお、「エイエスマガジン」と両方希望されても結構です。 ■====================================================================■ ■ パラレル・インターフェイスの話(第1回) ■ ■====================================================================■ ●かつて、No.3のお知らせで触れたテーマですが、もう少し詳しくお話します。 PCとプリンターをパラレル・インターフェイス、所謂プリンター・ケーブルで接続して 使用されている方も多いかと思います。最近よくいただくお問合せに、「PCを Windows95のものからWindowsXPのPCに変更したところ、プリンターに何も印刷できなく なった。」というものがあります。多くの場合、原因はパラレル・インターフェイスの 規格(モード)がPCとプリンターで不一致になっていることに原因があります。 ●昔のPC、IBMで言えば5550シリーズやPS/55シリーズの頃のパラレル・ インターフェイスの規格は、所謂「セントロニクス」という規格に準じていました。 しかし、この規格は緩やかな規格だったものですから、細かい信号レベルでは 各メーカー間、あるいはメーカー内でも機種間で細かな違いがありました。IBMの場合、 5550シリーズの頃は、PC側のコネクターのピン数は36ピンでしたが、PS/55シリーズでは 25ピンに変わっています。これは、5550が日本独自規格だったのに対して、PS/55は 元になったPS/2と共通化したためです。このことはピン数が変わっただけでなく、 電気的な信号レベルや、内部処理(マイクロコード)レベルで大きく変わったという ことを意味しています。 ●PC側は新しい規格として25ピンへ変更すれば済みますが、プリンターはどちらのPCに 接続されるか分かりませんので、新旧どちらのPCにも接続できるように インターフェイスの電気的な処理や、マイクロコードの対応が求められました。両方の 規格を統合して対応するため、「コンバージド(統合された)」インターフェイスと 呼びました。これは今でもサポートしているプリンターがありますし、例えば、 ダム端末と呼ばれるホスト端末専用機に接続するには必須のインターフェイスと なっています。現行機では、5577/79、5573、5557、5400のインパクト・プリンターの シリーズでサポートしています。レーザー・プリンターでは、5587-L20が最後で、現行機 では、コンバージド・インターフェイスをサポートしたものはありません。 ●その後、AT互換機、所謂DOS/Vパソコンの時代になると、パラレル・インターフェイスの 規格はIEEE1284に代わり、その中でも”ECPモード”が標準となっていて、現在多くの プリンターでサポートされています。IEEE1284規格には、それまでのセントロニクス規格を 取り込むために、セントロニクス互換モードがあり、その他にはEPPモードもあります。 セントロニクス互換モードでは、データはPCからプリンターへの片方向通信ですが、 ECPモード、EPPモードでは双方向通信となっています。これを活用したのがプラグ&プレイ 機能であったり、インク・カートリッジ内のインク残量をPC画面に表示する機能だったり します。ECPモードをサポートするIBMのPCプリンターは、インパクト・プリンターでは、 5557シリーズ、5573-W02/V02の工場出荷値がそうですし、レーザー・プリンターでは、 Infoprint1000Jシリーズ、5589-L36がそうです。 ●これらインターフェイスのモードは、PC側とプリンター側で一致しないと正しい信号や データのやり取りができないのですが、これら信号や設定に関しては次号でお話しします。 返信先→IBMプリンター友の会事務局 e-mail:EB71228@jp.ibm.com