■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.74 ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ 当メールは、IBMプリンター友の会にご登録いただいたお客様にお送りしております。 もし今後、友の会のお知らせの送信を希望されないお客様は、当メールの返信にて 「不要」とご連絡ください。お知らせの配信は、いつでも中止いたします。 ♪♪前回のお知らせで、新装なった「プリンター一覧」とプリンティング特集と♪♪ ♪♪ なった「Midrage Sever」の希望者を募ったところ、合計32名もの方から ♪♪ ♪♪ご応募いただきました。ありがとうございました。 ♪♪ <<< 目次 >>> 1. 2005年第二四半期のお客様向けキャンペーン 2. ダウンロード・ページ更新のお知らせ 3. パラレル・インターフェイスの話(第2回) ■====================================================================■ ■ 2005年第二四半期のお客様向けキャンペーン ■ ■====================================================================■ ●IBMプリンターのホームページで掲載中ですが、2005年第二四半期のお客様向け キャンペーンが2本発表されています。 ●e-文書法施行記念!電子帳票関連ソフトウェア40% OFFキャンペーン ========================================================== 今年4月から施行された『e-文書法』は、e-Japan構想に基づいた経済界全体の ペーパーレスを推進するためにの法律です。 紙保存用のコストは、経済界で3000億円と言われています。 従来電子化が許可されていたのは、自社コンピューターから出力する税務帳票のみ でしたが、今後は13省庁・250法律で、紙保存が義務付けられている帳票/社外から 受取る紙文書(納品書、請求書など)も電子化が許可されます。 これにより、多い企業では数十億円に及ぶ膨大な紙保管コストが削減され、 ペーパーレスが推進される見込みです。 当法律は従来の電子帳簿保存法の拡張としての位置づけです。    【e-文書法(正式名:電子文書法)】 ┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓ ┃┏━━━━━━━━━┓ ★New★ ┃ ┃┃(旧)電子帳簿保存法┃ 紙文書スキャン・税務以外の電子帳票 ┃ ┃┗━━━━━━━━━┛ ┃ ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛ ★これだけで分かる、e-文書法 ・250種類の法律で義務付けられている紙保存の規制緩和 ・紙文書をスキャンするだけでなく第三者機関による電子署名 / タイムスタンプ必要 ・カラースキャン / 200DPI以上 のQuality (真実性・可視性確保) ・3万円以上の契約書/請求書は対象外 ・実施の3ヶ月前までに管轄税務署に申請(H15年中のみ5ヶ月前) e-文書法施行を記念し、e-文書法を実現するIBMソフトウェア (電子帳票/紙スキャンソフトウェア)を40% OFFで特別にご提供します。 (製品名 : WPM / CM Document Harvester / NuOffice) 期間は6/30までとなっております。ぜひこの機会にご検討ください! ★詳細はこちら⇒ http://www.ibm.com/jp/printer/e-bunsho_campaign.html ●Infoprint1356J大特価キャンペーン ================================= Infoprint1000Jシリーズの最上位モデル「Infoprint1356J」に64MBメモリーを 追加したキャンペーン・モデルです。税込み標準価格\170,100に対して、「60%Off」 の「\68,040」という正にお買い得価格となっています。仕様面での主な特長は; ☆32枚/分(A4横置き)、ファースト・プリント6.5秒の高速印刷 ☆Windows専用RPCSモードで1200dpiの高解像度印刷(オンライン印刷用のPAGES オプションは装着できませんので、ご注意ください。) ☆メモリー・サイズ96MB(標準32MB+64MB) ☆イーサネット(100/10Base)標準サポート ☆保証期間は、設置場所修理、1年間 ご注文に関するお問い合わせ、お見積依頼は、電話(0120-41-8220)でどうぞ。 (受付時間:9:00〜18:00 平日のみとなっています。) 紹介URL↓ http://www-6.ibm.com/jp/printer/campain05050.html ■====================================================================■ ■ ダウンロード・ページ更新のお知らせ ■ ■====================================================================■ ●IBMプリンター・ホームページの内、特にマイクロコードを中心に追加、更新が ありましたので、お知らせいたします。 ●PAGESモードのレーザー・プリンター用の、PCOMM、クライアント・アクセスのPDF ファイル。 http://www-6.ibm.com/jp/printer/download/dpdfpdt.html 558xやInfoprint1000J PAGESモデル等のPAGESモードを持ったレーザー・プリンター へ、プリンター・セッション経由でiSeries(AS/400)や3270からのオンライン印刷を 行なう際に、指定の「縮小率(例:連続用紙→A4)」「用紙トレイ」「用紙方向縦/横」 「両面印刷する/しない」等で印刷できるように、サンプルとなるPDFファイルとその 使用方法を公開していました。今回の更新の主な目的は、START_JOB=の後ろに追加 するPAGESコマンドの順番を正しく指定しないと問題が起こる可能性があるので、 その点の注意を喚起することです。 ●5557-H02/G02プリンターのマイクロコードV1.25への更新 http://www-6.ibm.com/jp/printer/download/5557.html バージョンがV1.24からV1.25へ更新されました。主な修正内容は −ESC/Pモードのイメージ印刷で空白行が入る問題の修正。 −単票印刷時の用紙送り不良による、キャリアモーター・エラー発生の修正。 −パワーセーブ・モードの状態で単票に印刷すると用紙が印刷されない問題の修正。 となっています。 ●5557プリンター用ネットワーク・ボックスの最新版マイクロコードの追加 http://www-6.ibm.com/jp/printer/download/nw_box.html 新たにネットワーク・ボックスのマイクロコードを追加しました。最新版で次の修正が 行なわれています。 −TCP/IP環境での通信障害に対する修正。 ●558x用イーサネットLANカードIIIのマイクロコードV1.4への更新 http://www-6.ibm.com/jp/printer/download/lancard3_update.html V1.4では次の修正が行なわれています。 −Rawプロトコル印刷障害の修正。 −AS/400 HPT(LPR)障害に対する修正。 −TCP/IP環境での通信障害に対する修正。 ※なお、マイクロコードの更新は、本来は技術員が行なうものです。ホームページで 公開しているのは、ご自分で適用されたいお客様のための便宜として行なっています。 マイクロコード書込み中にプリンターの電源を切る等すると、修理依頼して いただかないと修復できなくなりますので、更新を実行される場合は十二分に注意して 行なってください。 ※FAQのページも更新しています。ご覧いただくと、思い当たるような問題に対する 解決策が載っているかもしれません。是非ご一読ください。 http://www-6.ibm.com/jp/printer/faq.html ■====================================================================■ ■ パラレル・インターフェイスの話(第2回) ■ ■====================================================================■ ●前回は、IBMプリンターのサポートしてきたパラレル・インターフェイスの規格の 歴史について、大まかにお話しました。今回はコンバージド・インターフェイスの 元になったセントロニクス・インターフェイスを使って、信号について簡単に お話します。 ●セントロニクス・インターフェイスの基本は、8つのデータ線(PC→プリンター)と 2つの制御線(PC→プリンター)、そして5つのステータス線(プリンター→PC)から できています。これら以外に各メーカーが独自に、プリンターに制御信号を送ったり、 PC−プリンター間で通信する仕組みを追加しています。これによって、前回もお話し したように、各社規格が異なってしまうという現象が起きました。かつて印刷データの ほとんどが文字コードで、プリンターの機能もそれほど高くなかった時代には、この インターフェイスが最も適していました。しかし近年、印刷データには文字データの 他にイメージ・データが多くなり、プリンターも高機能になってくると、この規格では 転送速度が足りなくなってきました。 ●セントロニクス・インターフェイスのコネクターのピンは以下のように定義されて います。つまり、36個あるピンにそれぞれ以下のような信号の電気が流れているという ことです。 信号名 ピン番号 方向 信号名 ピン番号 方向 Strobe 1、19 PC→プリンター Select 13 プリンター→PC Data1 2、20 PC→プリンター Signal Ground 14 Data2 3、21 PC→プリンター OscExt 15 プリンター→PC Data3 4、22 PC→プリンター Signal Ground 16 Data4 5、23 PC→プリンター Chasiss Ground 17 Data5 6、24 PC→プリンター +5V 18 プリンター→PC Data6 7、26 PC→プリンター Input Prime 31、30 PC→プリンター Data7 8、25 PC→プリンター Fault 32 プリンター→PC Data8 9、27 PC→プリンター Light Detect 33 プリンター→PC Ack 10、28 プリンター→PC Line Count 34 プリンター→PC Busy 11、29 プリンター→PC Line Count Return35 プリンター→PC Paper Empty 12 プリンター→PC Reserved 36 プリンター→PC ●上に出てくる信号の内、重要なものの意味は次のようになっています。 −Strobe(ストローブ)この信号の電圧が下がると、プリンターにデータが送られてくる 印です。長さは1マイクロ秒以上で、500マイクロ秒を越えないことと決まっています。 −Data(データ)8つのデータ線によって、データが転送されます。並行してデータが 送られるので、「パラレル」インターフェイスと呼ばれる訳です。 −Ack(アック)この信号の電圧が下がると、データがちゃんとプリンターに送られるた ということをプリンターがPCに報告します。この信号がアックと呼ばれる Acknowledgeです。 −Busy(ビジー)この信号の電圧が上がると、プリンターが印刷等の処理をしていて データを受信できない状態にあることをPCに知らせる信号です。 −Paper Empty この信号の電圧が上がると、プリンターが用紙切れ状態であることを 知らせます。Busy状態の一つと言えます。 −Select(セレクト)この信号の電圧が上がると、プリンターがデータ受信可能な状態に あることを表します。操作パネルでは「印刷可能」となっている状態です。 ●これに独自の仕様を加えた当時のIBMのインターフェイスによって、データのやり取りが されたのですが、そのやり取りに関しては次回にお話します。 返信先→IBMプリンター友の会事務局 e-mail:EB71228@jp.ibm.com