■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.82 ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ 当メールは、IBMプリンター友の会にご登録いただいたお客様にお送りしております。 もし今後、友の会のお知らせの送信を希望されないお客様は、当メールの返信にて 「不要」とご連絡ください。お知らせの配信は、いつでも中止いたします。 ♪いきなり波乱の幕開けとなった2006年ですが、皆様にはお変わりありませんか?♪ ♪今年も皆様の役に立つお知らせを、きちんとお送りするように ♪ ♪努力してまいりますので、今年もよろしくお願い申し上げます。 ♪ ♪難しいお問い合わせもありますが、「友の会広場」ももっと活発になるべく ♪ ♪皆様のご協力をよろしくお願い申し上げます。 ♪ <<< 目次 >>> 1. お客様向けキャンペーンのお知らせ〜5400プリンター特別保守割引〜 2. WPM Web for Windows V2.1の最新情報 3. ISIS(イシス)製品情報 〜ISISヘルプデスクのFAXの廃止について〜 4. プリンターの置換えに当たって注意すること-4- ■====================================================================■ ■ お客様向けキャンペーンのお知らせ〜5400プリンター特別保守割引〜 ■ ■====================================================================■ ●1月27日に発表されたこのキャンペーン・プログラムは、他社ライン・プリンター またはIBMライン・プリンターから5400-L10/5400-L06/5400-L02へ置き換えられた お客様に対して、特別保守料金を適用するものです。 ●内容 新たに導入される5400-L10/5400-L06/5400-L02の保証期間終了日の翌日から4年間の IBM保守料金に対し、下記の特別保守料金を適用いたします。 プリンター 特別保守料金(税別)        5400-L10 月額24,800円、年額285,000円 (標準料金 月額36,400円、年額418,800円、約32% Off) 5400-L06 月額14,000円、年額161,000円 (標準価格 月額19,400円、年額223,200円、約28% Off) 5400-L02 月額 8,000円、年額 92,000円 (標準価格 月額10,000円、年額115,200円、約20% Off) 上記の料金は「基本時間帯(月〜土、8:00〜20:00)」の場合の保守料金です。 それ以外の場合の特別保守料金は、基本時間帯の特別保守料金に、サービス時間帯に よって定められている乗率を乗じた金額になります。 月曜〜日曜 8:00〜20:00 → x1.05 月曜〜日曜 8:00〜8:00 → x1.25 ●条件 以下の全てを満たすことが条件になります。 (1)他社ライン・プリンター(*1)またはIBMライン・プリンター(*2)から IBM5400-L10、5400-L06、5400-L02への移行であること。 *1:他社ライン・プリンターとは、漢字印刷のできるライン・インパクト方式の プリンターとします。 *2:5227/5327/5407/5417/5427/5400が対象です。 (2)新たに導入される5400が1月27日以降、平成18年12月31日までにIBMから 出荷されること。 (3)平成18年12月28日までに特別保守料金の適用申請書を販売店より IBMプリンティング・システムズ事業部に申請し、承認されること。 (4)平成19年1月31日までに、保証期間終了日の翌日から4年間のIBM保守契約を 締結していただくこと。この4年間の保守契約に対し特別保守料金が適用されます。 **注意事項** 保守契約の中途解約は可能です。ただしその場合は、導入当初まで遡って 通常保守料金が適用となり、特別料金との差額を解約時に一括請求させて いただきます。 (5)上記4年間の保守契約終了日以降の保守契約については、通常保守料金と なります。 (6)新規5400導入後3ヶ月以内に、移行元機械についての下記いずれかの書類を IBMプリンティング・システムズ事業部にご提出いただきます。 −リース解約を証明できる書類(写) −廃棄処分完了通知書(写) −IBM機械保守の解約申込書(写) (7)本体発注前にIBMプリンティング・システムズ事業部への申請・承認を 完了しておいてください。 ■====================================================================■ ■ WPM AFP Emulator V2.1の最新情報 ■ ■====================================================================■ ●WPM AFP Emulator V2.1 FixPack4(V2.1.4)が公開されました。このリリースで 追加された機能は、以下のとおりです。更に詳しい情報は、IBMプリンターの ホームページの技術情報に掲載する予定です。 ☆Windows XP Professional SP2、Windows Server 2003 SP1 への対応 ☆Windows XP Professional、Windows Server 2003 でのスクリーン・セーバー への対応 ☆帳票ファイルのファイル名にタイムスタンプとポート番号を付加する機能の 追加 ☆コンソール・ログの内容を日毎に保管する機能の追加 ☆帳票タイトルから半角ブランクを削除する機能の追加 ☆ユーザー情報ページ内の「:DELDATE.」タグによる帳票の自動削除日を 無効とする機能の追加 ☆イベント・ログのアプリケーション・ログに、エラーの詳細を出力する機能の 追加 ☆「WPM AFP Emulator」を停止するコマンド「WPMWEXIT」の追加 ■====================================================================■ ■ ISIS(イシス)製品情報 〜ISISヘルプデスクのFAXの廃止について〜 ■ ■====================================================================■ ●AFPプリンターの機能を活用するためのソフトウェアとして、帳票設計ツールで ある「AFPデザイナー」と「パピルス」があります。これらの製本はISIS(イシス)社の製品で 日本ではIBMで販売しているものです。 ●これら2製品のユーザーの方へのサポートは、FAXとe-mailで受け付けて いましたが、この度、下記の理由によりFAXでの対応を廃止いたしました。 ・昨今の電子メールの普及に伴い、ほとんどお客様より電子メール経由にて お問い合わせをいただいている。 ・当事業部弊社の事業所移転、事業所内移転に伴い、FAX番号が固定できない。 この件に関しましては全てのお客様にタイムリーにご案内ができず、誠に 申し訳ございませんでした。ここでこの場を借りて改めてお知らせいたします。 ●なお、e-mailでの受け付け用のアドレスは、isishelp@jp.ibm.comです。 よろしくお願い申し上げます。 ■====================================================================■ ■ プリンターの置換えに当たって注意すること-4- ■ ■====================================================================■ ●この連載の中で、プリンターの置き換えに当たって注意していただきたいこと として、1番目に「どのような用紙を使うか」、2番目として「耐久性」、3番目は 「データ・ストリーム」であるとお話しました。今回はそれらを元に事例を使って ご説明しようとしていましたが、その前にもう一つの重要な要素「印刷速度」に ついてお話します。 ●「印刷速度」は、耐久性と密接に関係しています。一般に、印刷速度の速い プリンターは、印刷枚数も多くなることから耐久性も高く想定されています。 オフィスで使用するプリンターの印刷速度に対しては、さほど神経質に ならなくても、業務で使用するプリンターでは多くの場合「決まった時間内に 何枚印刷できなければならない」といったような、厳しい条件があります。 ●プリンターの印刷速度は何によって決まるでしょうか?それらは @プリンター自身の機械的な印刷速度 Aプリンターのマイクロコードの処理時間 Bプリンターへのデータ転送速度 になります。 ●@の機械的な印刷速度もプリンターの印刷方式によって表現方法が異なるため、 単純には比較できません。例えば、5577のようなシリアル・インパクト・ プリンターでは、公表されているのは印字ヘッドが左右に動く速度だけです。 1行の中に何文字あるか、しかもそれがまとまって並んでいるか、バラバラに 並んでいるかでも1行の印刷所要時間が異なります。その行の上下に罫線があるか ないかでも大きく異なります。1ページの単位で見た場合、毎行文字があるか、 途中に空白行があるかでも1ページの印刷所要時間は異なります。そこで、他の 印刷方式のプリンターと印刷速度を比較するために、仮定を設けて「1ページ 当たりの所要時間」を算出してみましょう。プリンターが5577-W02の場合、 半角文字10CPI、通常速では印字速度は255字/秒です。汎用用紙の場合、通常 横幅は10CPIで132桁です。80%文字が続けてあると仮定すると、1行を印刷する ための所要時間は、132 x 0.8 ÷ 255 x 1.1 = 0.5秒 となります。(1.2を 掛けているのは、印字ヘッドの加速減速の時間を想定したためです。) 汎用用紙の縦は11インチですから、行ピッチを6LPIとすると、1ページ当たり 66行になります。毎行印刷すると仮定すると、1ページの印刷所要時間は 0.5 x 66 x 1.2 = 40秒 となります。 ●5400のようなライン・プリンターの場合は、行単位で印刷しますので、1行の中の 文字数は所要時間に影響しません。縦方向に関しては、空白行が続けて何行か ある時にスキップしますので、5400-L06(通常速360行/分)の所要時間を、5577と 比較のため同じ前提条件で計算すると 66 ÷(360 ÷ 60) = 11秒 となります。 ●レーザー・プリンターになると、ページ単位の処理になりますので、印刷速度は 文字数や行数に依存しません。Infoprint1356J(32枚/分)の場合は、A4用紙を 短辺方向に送るようにセットして、連続印刷している場合、1ページ当たりの印刷 所要時間は 1 ÷ (32 ÷ 60) = 1.9秒 となります。 ●プリンターの置き換えに当たって、同等の速度のプリンターに置き換えるので 良い場合は、選定に悩むことはあまりありませんが、印刷枚数が減っている等の 理由で、速度のレベルの異なるプリンターを選定する必要がある場合には、上記の ような計算によって、選定の目処を立てることができます。ただし、もちろん@の 機械的な速度だけの計算ですから、AやBの要素も重要であることを忘れないように ご注意ください。ここで、もう一つ興味深い例を計算してみましょう。それは、 5579-N02と5400-L02の比較です。5579-N02は、半角10CPI、通常速で300字/秒です。 上記と同様の計算を行うと、1ページ印刷する所要時間は (132 x 0.8 ÷ 300 x 1.1)x 66 x 1.2 = 30.6秒 です。一方、5400-L02は通常速 150行/分ですから 66 ÷(150÷60) = 26.4秒 となり、意外と差が大きくない ことが分かります。もちろん、前提条件の違いによって5579の所要時間は大きく 変わりますし、機能も異なるところがありますので、単純な比較は禁物ですが、 興味深い結果になっていると思います。 次回は、事例を元にご説明します。 返信先→IBMプリンター友の会事務局 e-mail:EB71228@jp.ibm.com