■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.93   ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ 当メールは、IBMプリンター友の会にご登録いただいたお客様にお送りしております。 もし今後、友の会のお知らせの送信を希望されないお客様は、当メールの返信にて 「不要」とご連絡ください。お知らせの配信は、いつでも中止いたします。 2007年第1回目のお知らせが、なんとこの時期となってしまい、申し訳ありません。 <<< 目次 >>> 1. 新会社”InfoPrint Solutions Company”に関するお知らせ 2. 期限は3月末日まで。お買い得キャンペーンのお知らせ 3. 新製品のご紹介♪Infoprint5000カラー印刷システム♪ 4. ISIS社製品「AFPデザイナー」「パピルス」のよくあるお問い合わせ ■====================================================================■ ■ 新会社”InfoPrint Solutions Company”に関するお知らせ ■ ■====================================================================■ ●1月25日の日経新聞朝刊1面でご覧になった方も多いかと思いますが、 当プリンティング・システムズ事業部(全世界)を株式会社リコーが買収する契約が 決まりました。お客様向けには以下の文章で発表されています。 ■この度、IBMは、株式会社リコー様と共同で、プリンティング・ソリューション 事業分野の強化に向けた新会社「InfoPrint Solutions Company」の設立を、 2007年1月25日(米国東部時間)に発表しましたことをお知らせいたします。 今回の発表は、私たちにとって新たな機会創出に向けた出発ではありますが、 グローバルなサービスとサポートをこれまで通り維持しながら、効率的かつ 総コストを抑えたイノベーティブなテクノロジーをお客様にもたらすことが できるという意味で、お客様のご理解を賜りたく、よろしくお願いいたします。 ■InfoPrint Solutions Companyは、IBMの40年以上にわたる企業向け プリンティング事業の経験とリコー様のオフィス・ソリューションにおける リーダーシップを統合し、ITアウトプット・ソリューションのリーダーとなることを 目指しております。2007年の上半期中に手続きを完了する予定で、 InfoPrint Solutions Companyがプリンター業界における新たな勢力となることを 目指します。 ■InfoPrint Solutions Companyでは、小規模な企業からグローバル企業までの あらゆる規模のお客様に向けたアウトプット・ソリューションを提供できる リーダーとしての地位を早急に確立いたします。これにより、IBMが培ってきた経験と リコー様のアウトプット・ソリューションへの集中という最良の要素を活用し、 さらに幅広い製品、ソリューションを提供してまいります。 ■InfoPrint Solutions Companyでは、お客様の将来のニーズにより適切に お応えできるよう、プリント・ソリューションに対する最高のオプションを 提示するだけでなく、お客様のビジネス目標を達成するためのお手伝いをするため、 IBMとしての最高のトータル・ソリューションを提案していきます。IBMの プリンティング・システムズ・ディビジョンとリコー様が提携することにより、 私たちは最先端のアウトプット・ソリューションをお客様にお届けできるように なります。 ■InfoPrint Solutions Companyでは、高品質のアウトプット・ソリューションを 提供し、効率的なワークフローによる生産性向上を図ると同時に、低TCOや高ROIを ご提供いたします。 ■IBMとリコー様の両社は、IBMのプリンティング・システムズ事業部から InfoPrint Solutions Companyへの移行を、お客様に対して、成功裏にかつ分かりやすく 実施するべく進めております。InfoPrint Solutions Companyでは、引き続き、 お客様とのゆるぎない長期的な関係を維持しながら、現行のお客様が期待されるような 最高レベルの製品やサービス、サポートを提供してまいります。 ■なお、現在担当させていただいておりますプリンティング・システムズ事業部の プリンター・スペシャリストの営業チームは引き続き新会社の一員としてお客様の サポートを続け、IBMの営業チームと協業していきます。また、 InfoPrint Solutions Companyの本社は、引き続き米国コロラド州ボールダーに置かれ、 これまで通り、主要各国に営業、コンサルタント、保守要員を配置いたします。 ■今回の発表は、私たちにとってまたとない好機ではありますが、 InfoPrint Solutions Companyの成功は、お客様のご支援なくして実現することは できません。今後共一層のご指導とご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。 ●この発表の後で新たに決まったこととしては、 −日本では、日本法人が、アジア・パシフィックの下ではなく、本社直轄の子会社と して発足すること。 −日本法人の発足は5月以降、6月末日までであること。 −日本法人の社員は、日本IBMのプリンティング事業に主として関わる社員が「移籍」 すること。 −現行のIBM保守契約のために、技術員は新会社から日本IBMに1年間出向すること。 以上です。「IBMプリンター友の会」の名前も変えなくてはならないでしょうが、 そういったことも含めて、次回以降のお知らせでお伝えするようにいたします。 ■====================================================================■ ■ 期限は3月末日まで。お買い得キャンペーンのお知らせ ■ ■====================================================================■ ●2/01に次のお買い得キャンペーンを発表しています。 ☆内容 カラー・レーザー・プリンター、及びモノクロ・レーザー・プリンターの 下記モデルを、期間限定でキャンペーン価格にて提供いたします。 製品番号 製品名称 キャンペーン価格 参考ダイレクト価格 (税込) (税込) (税別価格) (税別価格) 4930-N03 Infoprint Color 1664 197,400円 ←239,400円 (188,000円) (228,000円) ⇒その後更にお得な「半額キャンペーン」が発表されています。 新価格 119,700円(税込み) 5596-3M4 Infoprint 1336J 102,900円 ←123,900円 (98,000円) (118,000円) 5596-3G4 Infoprint 1336J 3G4 136,500円 ←157,500円 96MB、500枚カセット増設(130,000円) (150,000円) 5596-3M6 Infoprint 1356J 128,100円 ←149,100円 (122,000円) (142,000円) 5596-3J6 Infoprint 1356J 3J6 186,900円 ←207,900円 128MB、両面印刷 (178,000円) (198,000円) 500枚カセット増設 ※なお、ビジネスパートナー様に対しては、当キャンペーンに伴い、特別割引率が 適用されます。 ☆対象期間 2/01より平成19年3月31日まで。 ☆適用条件 2/01以降受注され、平成19年3月31日までにIBMより出荷されること。ただし、 IBM Business Shopのカートおよび電話での受注の場合は、2/01以降 平成19年3月30日までに受注されることのみを適用条件とします。 ☆申請方法 ビジネスパートナー様は、出荷時精算のため申請の必要はありません。 ==>http://www-06.ibm.com/jp/printer/campaign/prt07009.html ■====================================================================■ ■ 新製品のご紹介♪Infoprint5000カラー印刷システム♪ ■ ■====================================================================■ ●2月0日に新しい、連続用紙用、高速カラー印刷システム「Infoprint5000」を 発表しました。機能の詳細はホームページをご参照いただくとして、ここでは 概要をお知らせいたします。 ==>http://www-06.ibm.com/jp/printer/hardware/continuousform/5101as1ad1ad2/index.html ●製品の概要 Infoprint 5000は、ピエゾ・ドロップオンデマンド技術のインクジェット印刷ヘッドを 搭載し、水性顔料インクを用いたフルカラー・インクジェット・プリンターです。 そのインクは、高い耐水性と耐光性を有します。また、Infoprint 5000は、 データ形式として、PDFレベル1.6と、PostScriptレベル3をサポートしています。 フルカラーでの印刷速度は、A4、両面印刷時で「862インプレッション/分(ipm)、 レターサイズ、両面印刷時で「916ipm」のスピードを誇ります。用紙幅は、 507mm(19.96インチ)まで確保し、ロール紙対応でパフォーマスの向上に 貢献しています。Infoprint 5000は、高い印刷品質と高速印刷での高信頼性が 求められるお客様に最適です。 注)インプレッションとは印刷面のことで、両面印刷の場合、枚数は インプレッションの半分になります。また、実際の印刷時のスピードは、 印刷するドキュメントの複雑さ、システム構成、使用するソフトウェア、などに 影響を受けます。 ●特徴 ☆フルカラー、連続紙(ロール紙)対応、ハイボリューム・プリンターです。 ☆印刷速度は、64m/分、A4両面印刷時で、862ipm、レター・サイズ両面印刷時で 916ipmです。 ☆IBMのパワフルなマルチ・コンピューター技術に基づいたプリンター・ コントローラーが、強力にAdobe PostScriptのRIPを処理します。 ☆インク・ドロップのサイズを調節し、2ビット(4階調)の制御で、イメージの 印刷に優れた再現性を持っています。 ☆ピエゾ・ドロップオンデマンド技術の採用による先進のインクジェット機構で 水性顔料インクは、色あせや滲みを防ぐのに効果を発揮します。 ☆用紙幅は、6.5〜20.5インチ(165.1mm〜540.7mm)で、印字幅は、19.96インチ (507mm)です。 ☆PDF1.6とPostScriptレベル3をサポートしています。 ☆オペレーターコンソールは、タッチスクリーン式です。 ☆片面印刷用・両面印刷用の柔軟な構成が可能です。 ☆10/100/1000イーサネット、TCP/IP インターフェースをサポートしています。 ●お勧めしたいお客様 お勧めしたいお客様の業務形態は、データ・センター、サービス・ビューロー、 ダイレクト・メール、コマーシャル印刷の内で、グラフィック・アーツの品質を 求めない印刷などです。アプリケーションとしては、お客様との コミュニケーションを重視するトランザクション印刷物、大量、即時処理の印刷物、 ダイレクト・マーケティングの印刷物、バリアブル・データを含んだ新聞、 レポートなどです。 ●寸法と重量 プリンター本体 奥行き:1,766mm 高さ :1,780mm 横幅 :2,960mm 重量 :2,250kg コントローラー 奥行き: 610mm 高さ :1,245mm 横幅 :1,003mm 重量 : 324kg(Simplex)、405kg(Duplex) ■====================================================================■ ■ ISIS社製品「AFPデザイナー」「パピルス」のよくあるお問い合わせ ■ ■====================================================================■ ●AFPデザイナー、パピルスといったISIS社製品のお客様問合せ先としては、 ISIS Helpdeskになります。昨年、お客様よりいただいたお問い合わせや、問題の 中から、参考になりそうなものをいくつかピックアップしてご紹介します。 ●AFPデザイナーを導入したが起動できない。 【製品】AFPデザイナー V6.0 【問題】AFPデザイナーを新規に導入したが、キーロックが認識されていない旨の メッセージが出てプログラムを起動できない。 【回答】最新のキーロック・ドライバーを導入してください。 【解説】 以前AFPデザイナーを使っていたお客様が、PCを置き換えした時などに発生しがち です。V6.0でも初期の出荷メディアに含まれるCDは、WindowsXP SP2などに 対応していないので、最新版の導入をお勧めしています。最新ドライバーを 入手するには下記リンク先の一番上にある"hldrv32.zip"をダウンロードしてください。 http://www.aladdin.com/support/hardlock/downloads.asp ●フォントが表示されない。(その1) 【製品】 AFPデザイナー V6.0 【問題】オーバーレイの文字が表示されない、または化ける。 【回答】正しいコードページが選択されているか確認してください。 【解説】 文字が正しく表示されない原因はいろいろ考えられますが、これは比較的単純な例です。 初期設定として「オプション」→「コードページの選択」で、「PCコードページ」と 「ホストコードページ」を正しく指定しておく必要があります。PCの入れ替え時などに 忘れないよう注意が必要です。 ●フォントが表示されない。(その2) 【製品】AFPデザイナー 【問題】ホストで使用していたOGLソースをAFPデザイナーに持ってきて開くと、 エラーが出てフォントが表示されない。または黒い矩形で表示される。 【回答】ライブラリの定義を確認してください。 【解説】 390系ホスト環境で作られたOGLでフォントのライブラリが、FONTDDなどのように 定義されていた場合、ソースにもそれが記述されているため、AFPデザイナーで 開こうとした時にそのライブラリが見つからずにエラーになります。解決するには、 「オプション」→「ライブラリ」(通常"DEFAULT"のみ存在しています)でライブラリを 追加し、フォントのパスを定義してください。 また、今後ホストでコンパイルせず 全面的にPC上でAFPデザイナーを使って資源管理をするのであれば、ソースを エディターで開いて"DDNAME FONTDD"などのラインを削除してしまうという方法も あります。 ●グループ化の罠 【製品】AFPデザイナー V6.0 【問題】OGLソースのサイズがどんどん増えてしまう。ひどい場合はホストのOGLで コンパイルしようとするとABENDしてしまうほど大きくなる。ソースの中を 見ると何度も重複している記述があるようだが・・・。 【回答】「グループ化」を使用している場合、不要なグループが定義されていないか 確認して削除してください。 【解説】 PowerPointやFreelanceで複数の図形や文字Boxなどをグループ化すると、まとめて位置を 移動させたりするのに便利です。AFPデザイナーでもV6.0から「グループ化」アイコンが 使えるようになりました。しかし、AFPデザイナーでの「グループ化」は少し意味が 異なります。AFPデザイナーでグループ化を行なうと、そのグループはDEFINEコマンドで OGLソース内に定義されます。定義されたグループは、ページセグメントやパターン等と 同様にPLACE(「位置付け」)で再利用することが可能ですので、同じ形の表組みなどを いくつも複製してレイアウトする場合などに便利です。ただしこれを意識せずに、 まとめてドラッグ移動などを行なうためだけに何度もグループ化を行なっていると、 いつのまにか不要なグループがいくつもできてしまうことになります。一度定義した グループは画面上でグループを解除しても削除されません。また同じオブジェクトの 組み合わせであっても、AFPデザイナーのGUIから不要なグループを削除するには 「ツール」→「位置づけ」→「グループ」で「グループ管理画面」を開いて行なうしか ありません。 ●フォント・コレクションを使用すると現れるエラー 【製品】AFPデザイナー V6.0、パピルス V6.0 【問題】AFPフォント・コレクションのアウトラインフォント(平成書体)を使用すると エラーが表示される。「PSVM0008E Name not known」 【回答】通常、印刷にはとくに影響はありません。必要な場合は修正文字セットを 用意しています。 【解説】 AFPフォント・コレクションV2.1.1に含まれる平成アウトライン・フォントを使用する 資源をAFPデザイナーやパピルスデザイナーで開いた時に、上記のようなメッセージが 表示されます。このメッセージは無視しても、その資源を使ってプリンターで 印刷するのに問題はありません。しかし、DocEXECなどでは支障が出ると思われます。 このメッセージの原因は、文字セット −CZJHMN.OLN −CZJHKG.OLN −CZJHMG.OLN の中に埋め込まれたPostScriptの記述部分で、 ../CMapVersion 1.1def という部分の"1.1"と"def"の間に本来あるべきスペースが抜けているのを、 ISIS製品がエラーとして検知 してしまうというものです。PSFやIPM、OGLなどの IBM製品では、いずれもこれをエラーとは判断しません。ISIS社製品でも将来の バージョンでは同様の扱いをするよう修正が入る予定です。 ●AFPデザイナーが異常終了する。 【製品】AFPデザイナー V6.0 【問題】フォーム定義を変更しようとするとAFPデザイナーが異常終了してしまう。 具体的には、「フォーム定義パラメーター」の画面を開いて「了解」で クローズしようとすると発生する。 【回答】フォーム定義内の指定に不整合があります。 【解説】 お客様の事例ですが、コーディングで作成したOGLソースをAFPデザイナーに 読み込ませた場合に上記の現象が起こるといとでした。調査の結果、 COPYGROUP(またはFORMDEF)で両面印刷を指定していないのに、サブグループで 「サイド」(sides)の 指定がされていたことが原因でした。サイド指定は、 そのサブグループのオーバーレイを表裏のどちらに(または両面に)印刷するかの 指定ですので、duplexが前提です。このように、AFPデザイナーの問題報告の多くは、 PPFAやOGLの文法エラーによるものです。ちなみにAFPデザイナーV6.1以降(英語版) では同様のケースでも、ABENDせずにエラー・メッセージを表示させるよう改善されて います。 ●イメージエディターの注意点。 【製品】イメージエディター V6.0 【問題】イメージエディターでページ・セグメントを編集したところ、印刷結果が 回転してしまった。 【回答】保存するときに形式が変わったことが原因と思われます。 【解説】 ISIS社のイメージ・エディターでファイルを保存する時のダイアログでは、 「AFPのモード」というボックスに省略時値として「IM1」が選択されています。 そして、これは既存のPSEGを開いて保存する場合に、元のPSEGがIOCAだったか IMだったかにも関わらず常に「IM1」なのです。元々IOCA形式のPSEGを開いて修正し、 別名で保存しようとしたとき、ユーザーがあらかじめ形式を意識していないと、 知らずにIM1形式に変更してしまうことになります。 返信先→IBMプリンター友の会事務局 e-mail:EB71228@jp.ibm.com