■■■============================================================■■■ □■□     IBMプリンター友の会からのお知らせ−Vol.94   ■□■ ■□■      http://www-6.ibm.com/jp/printer/ □■□ ■■■============================================================■■■ 当メールは、IBMプリンター友の会にご登録いただいたお客様にお送りしております。 もし今後、友の会のお知らせの送信を希望されないお客様は、当メールの返信にて 「不要」とご連絡ください。お知らせの配信は、いつでも中止いたします。 <<< 目次 >>> 1. 期限は3月末日まで。5400ライン・プリンター保証期間延長プログラム 2. 新セキュリティ・ソリューションのご紹介♪Infoprint Security V1♪ 3. PAGE2007参加のご報告 4. 最近のお問い合わせから〜Infoprint1000Jの半角文字が小さい?〜 ■====================================================================■ ■ 期限は3月末日まで。5400ライン・プリンター保証期間延長プログラム ■ ■====================================================================■ ●3月22日に「5400ライン・プリンター保証期間延長プログラム」を 発表しましたので、締め切りまで残り期間わずかですが、お知らせいたします。 このキャンペーン・プログラムは、IBM5400プリンターのご購入に当たって、 本年3月30日までに出荷されることを条件に、申請に基づき、保証期間を通常の 12ヶ月に加えて6ヶ月間延長し、18ヶ月とするものです。 ●対象製品とプロモーション内容 ・対象製品 IBM 5400プリンター モデル L10、F06、L06、L02 ・プロモーション内容 通常の保証期間12ヶ月に追加保証期間6ヶ月を加えて、保証期間を18ヶ月とします。 ●対象期間 2007年3月22日以降、同年3月30日まで。 ●適用条件 1)機械売買契約前に本プログラムが申請され、IBMにより承認されていること。 2)提案機械の保守契約が、保証期間開始から2ヶ月以内に締結されること。 ※なお、保守契約は日本アイ・ビー・エムとの保守契約とし、少なくとも1年は 解約できないものとします。 3)2007年3月22日より、2007年3月30日までに提案機械が出荷されること。 ●その他の条件 保証期間開始日から2ヶ月以内に保守契約を締結のこと。申請方法に関しては、 IBMビジネス・パートナー、もしくはIBM担当営業にお問い合わせください。 ■====================================================================■ ■ 新セキュリティ・ソリューションのご紹介♪Infoprint Security V1♪ ■ ■====================================================================■ ●2007年2月06日付けで、Windows環境で統合的にプリントのセキュリティーを 強化するソフトウェア「Infoprint Security V1(以下略称は ISec:アイセック V1)を 発表しました。ISecは、Windowsサーバーに導入する「ISecサーバー」と、 クライアントPCに導入する「ISecドライバー」から構成されています。 ISecサーバーは、ISecドライバーを導入したユーザーの管理や、各ユーザーの 印刷ログを収集し格納します。ISecサーバーは、DB2を前提に稼動します。また Webページを実装しているため、各種の管理はWebブラウザーを通じて行うことが 可能です。一方、クライアントPCのWindowsアプリケーションの出力先は、 「ISecドライバー」に変更します。更に、ISecドライバーの中で、それまで 使用していたプリンターのドライバーを指定します。これによって、 ISecドライバーを経由して印刷することになるので、印刷のログを取る、 印刷物にユーザー情報を付加する、ユーザーの印刷枚数を管理することが できるようになり、情報漏洩の抑止効果を狙います。この製品は、昨年3月の お知らせNo.84でご紹介した「OAプリンター・セキュリティ・ソリューション」を 製品化してご購入いただき易くしたものです。 ⇒http://www-06.ibm.com/jp/printer/backno/txt/newsvol84.txt ●他のプリンター・メーカーから販売されているセキュリティー製品は、 自社製品のプリンターに依存した仕組みですが、ISecは、プリンターの機種に 依存せずに導入や管理が可能で、しかも容易なのが特徴です。主な機能、特徴は 次のとおりです。 ☆オフィスに点在するPCの印刷状況(誰が・何を・いつ・何枚)を把握する。 ☆ヘッダー、フッターやウォーターマーク等を強制的に印刷することによって、 印刷物を誰が、いつ出したのか明確にする。 ☆ユーザー毎に印刷枚数の上限を設定して、無駄な印刷を減らす。 ☆現在使用しているプリンターを変更することなく、セキュリティーを強化できる。 ☆ネットワークへの負荷が小さい。 ●製品の構成やプログラム番号は以下のとおりです。 プログラム名 プログラム 製造受付 番号 /利用開始予定日 Infoprint Security V1.1 5639FF3 2007月6月22日(*) プログラム Infoprint Security V1 5639FF4 2007月6月22日 ソフトウェア・メンテナンス1年(登録/継続) Infoprint Security V1 5639FF5 2007月6月22日 ソフトウェア・メンテナンス1年(アフタ・ライセンス) Infoprint Security V1 5639FF6 2007月6月22日 ソフトウェア・メンテナンス3年(登録) Infoprint Security V1 5639FF7 2007月6月22日 ソフトウェア・メンテナンス3年(継続) Infoprint Security V1 5639FF8 2007月6月22日 ソフトウェア・メンテナンス3年(アフタ・ライセンス) (*):印刷枚数管理機能の製造受付/利用開始日は、2007年8月24日です。 ●各機能の詳細をご紹介します。 1. 印刷ログ機能(基本機能) ユーザーがISecドライバーを経由して印刷すると以下のログが取得されます。 ・ジョブID・状況・日付・時刻・ユーザー・コンピューター名・IPアドレス ・ホスト名・MACアドレス・印刷開始時刻・印刷終了時刻・ドキュメント名 ・印刷枚数・用紙名・用紙サイズ・カラー/モノクロ・両面印刷・部数 ・OS・ヘッダー印刷・フッター印刷・プリンター名・ポート名・承認者 ・備考 2. 強制ヘッダー・フッター機能(基本機能) ISecドライバーは、印刷のジョブ情報を印刷物のヘッダー、もしくはフッターに 強制的に印刷させることができます。以下が印刷できるジョブ情報です。 ・ユーザー名・ドキュメント名・コンピュータ名・プリンター名・OS ・日付(yyyy/mm/dd)・時刻(hh:mm:ss)・ページ番号(半角数字) ・総ページ数(半角数字) 3. 強制ウォーターマーク機能(基本機能) ISecドライバーは、印刷のジョブ情報をウォーターマーク (濃度の薄い文字)として強制的に印刷させることができます。以下が 印刷できるジョブ情報です。 ・ユーザー名・ドキュメント名・コンピューター名・プリンター名 ・OS・日付(yyyy/mm/dd)・時刻(hh:mm:ss)・ページ番号(半角数字) ・総ページ数(半角数字) 4. 印刷枚数管理機能(別フィーチャー:印刷枚数管理機能) この機能を使用すると、各ユーザーが印刷できる枚数に制限をかけることが できます。印刷枚数が上限に達した場合は、次のような動作を行ないます。 ISecドライバーが印刷に必要な枚数をISecサーバーに送信して、印刷は一時 保留する。⇒ISecサーバーは印刷枚数が上限を越えると「印刷不可」を 返信する。⇒ISecドライバーは印刷ジョブを削除する。 ISecご紹介ページ ⇒http://www-06.ibm.com/jp/printer/solution/windows/office_security.html ■====================================================================■ ■ PAGE2007参加のご報告 ■ ■====================================================================■ ●今年のお知らせの第1回が遅くなってしまったため、事後報告になってしまい 申し訳ありません。2007年2月7日(水)より2月9日(金)まで、東京は池袋の サンシャインシティ コンベンションセンターTOKYOで開催されたPAGE2007 (主催:社団法人日本印刷技術協会)に、当事業部も出展しました。(協賛: べーヴェシステックジャパン株式会社様) ●当イベントは、主に印刷会社を対象として毎年開催されるビッグ・イベントで、 今回は出展139社、開催期間中の来場者数は65,140人にも上りました。当事業部では 開催日前日の2月6日に発表した新製品Infoprint4100と、事前・事後処理機による バリアブル・データ印刷の実演、基幹業務向け高速カラー・プリンター (Infoprint5000)のデモ・ムービーの紹介、カラー・ワークグループ・ プリンター(Infoprint Color 1567、1534)の展示をしました。 ●また、ブース内特設エリアにおいて1日8コマのミニ・セミナーを開催し、 Infoprint Workflow Solutionの紹介や、新会社「InfoPrint Solutions Company」 設立の概要を説明いたしました。ブースの受付にて、名刺やアンケート回答を いただいたお客様のみで2,000名を超え、ブースにお立ち寄りいただいたお客様は その倍程度と推測されます。 ブース全景やInfoprint4100の様子の画像を添付したページはこちらです。 ⇒ http://www-06.ibm.com/jp/printer/page2007.html PAGES2007のホームページはこちらです。 ⇒http://www.jagat.or.jp/page/2007/index.htm ■====================================================================■ ■ 最近のお問い合わせから〜Infoprint1000Jの半角文字が小さい?〜 ■ ■====================================================================■ ●Infoprint1000J PAGESモデルを使って、AS/400からの印刷を行なっている お客様から、「5587の印刷結果と比べて、半角文字の大きさが少し小さくて、 見え辛くなった。」というお問い合わせをいただきました。AS/400からの印刷では 通常、プリンターの内蔵フォントを使用しますので、12CPI用の明朝体の半角文字を 印刷させて比較しました。確かに少し小さいようです。解像度の違いの影響が 大きいと思いますので、根本的な修正は難しいと考え、対応策を考えました。 ●PAGESのコマンドの中に、「ESX74 アウトライン・フォント文字サイズ指定」 というコマンドがあります。これを使って少しデフォルトより少し大きめの サイズを指定するコマンドを、PCOMMのPDTファイルに組み込めば良いと考えました。 このコマンドでは、1,440インチ単位で文字の高さと幅を独立に指定できるのですが、 この場合は、高さと幅は同じ値にします。内蔵フォントの標準のサイズは240DPIの 場合「32ドット」に相当しますので、それよりも少し大きなサイズ「36ドット」 相当の大きさをコマンドで指定します。参考までに、3種類の大きさを指定する コマンドを以下に記します。 ☆全角32ドット、半角16ドット 1B 7E 74 00 05 01 00 C0 00 C0 ☆全角36ドット、半角18ドット 1B 7E 74 00 05 01 00 D8 00 D8 ☆全角40ドット、半角20ドット 1B 7E 74 00 05 01 00 F0 00 F0 ●そこで、お客様が使用されているPCOMMプリンター・セッションのPDFファイルの 中のBEGIN_MACROSの下の方に、 /* フォント・サイズ設定 */ FNT EQU 1B 7E 74 00 05 01 00 D8 00 D8 /* 36ドット指定  */ という2行を追加し、 /**********************************************************************/ /* Control Codes */ /**********************************************************************/ の下のSTART_JOB=の中にFNTを以下のように追加しました。 START_JOB=CDS INZ SEL FNT SA4 FA4 SRO P10 LL6 その後、PDT形式にコンパイルします。それと、元々適用されていれば良いのですが、 プリンター・セッションのワークステーション・プロファイル(*.WS)の [PRINTERS]セクションの中に UseDefault=Y の1行を追加⇒保存⇒再起動することも忘れてはなりません。 ●この設定変更の結果、お客様からは558Xと同じ大きさになって読みやすくなったと ご報告をいただきました。なお、このコマンドは文字の大きさが変わるだけで、 文字のピッチが変わるわけではありません。あまり大きなサイズを指定すると、 文字同士が重なってしまうことになりますので、ご注意ください。 返信先→IBMプリンター友の会事務局 e-mail:EB71228@jp.ibm.com