■□■============================================================□■□ □■□    インフォプリント友の会からのお知らせ−Vol.97   ■□■ ■□■      http://www.infoprint.com/jp □■□ □■□============================================================■□■ 当メールは、インフォプリント友の会(旧称:IBMプリンター友の会)に ご登録いただいたお客様にお送りしております。 もし今後、友の会のお知らせの送信を希望されないお客様は、当メールの返信にて 「不要」とご連絡ください。お知らせの配信は、いつでも中止いたします。 <<< 目次 >>> 1. いよいよ発進!!インフォプリント・ソリューションズ・ジャパン株式会社 2. 新製品のお知らせ〜InfoPrint1736J、1756J 3. InfoPrint Color 1000シリーズのPDF直接印刷を制御する方法 ■====================================================================□ □いよいよ発進!!インフォプリント・ソリューションズ・ジャパン株式会社■ ■====================================================================□ ●No.96のお知らせで、お知らせした設立記念パーティが6/14(木)、グランド プリンスホテル赤坂「五色の間」で開かれ、いよいよ、名実共に インフォプリント・ソリューションズ・ジャパン株式会社が、発進しました。 当日、会場には多くのお客様やビジネス・パートナーの皆様、関係者に多数 お集まりいただきました。株式会社リコーや日本IBMの各社長の暖かい励ましの メッセージや、弊社親会社に当たるInfoPrint Solutionsのトニー・ロメロ社長や 弊社に西出社長の熱い決意が、ご来場いただいた皆様に伝わったことと思います。 また、当日発表されたばかりのレーザー・プリンターの新製品「InfoPrint1736J 1756J」も展示されました。懇親会では弊社社員の長田の、プロ以上と言われる オーボエの演奏もあり、会場が一層華やかになりました。 ●デザインを一新したホームページをご覧いただけましたでしょうか?今までは 日本IBMのブランドの一つとしての位置づけ、デザインでしたが、これからは プリンターのページがトップとなります。今までの青を基調としたデザインから 赤を基調としたものに変わっただけでなく、すっきりと分かり易いトップ・ページに 変わったのではと自負しています。今後もより一層の情報発信に努めます。 ●インフォプリント友の会(旧IBMプリンター友の会)のページもデザインが 変わっています。会員登録のページは個人情報保護の観点から、従来の日本IBMの 仕組みを使用するため、「インフォプリント友の会」にタイトルが変わっただけ ですが、「友の会広場」の「新規投稿」ページは、同じく個人情報保護とそのための 仕組みの準備の関係から、記入情報は、問い合わせ内容とタイトルの他は、ニック ・ネームだけの入力になりました。従ってご投稿いただく場合には、なるべく ご自分のニックネームは同じにしていただきますよう、お願い申し上げます。 ●会社のロゴも決まりましたので、それに合わせてカタログ類も一新しています。 会員の中で、ご希望の方には一新されたカタログ一式を、ご希望の部数お送り しますので、このメールの返信で「送り先の住所、会社名、お名前、電話番号」 「部数」をお知らせください。折り返し、事務局よりお送りいたします。 □====================================================================■ ■ 新製品のお知らせ〜InfoPrint1736J、1756J □ □====================================================================■ ●インフォプリント・ソリューションズ・ジャパン社として初めての新製品、 InfoPrint1736J、InfoPrint1756Jを、6月14日に発表しました。出荷開始は 6月26日の予定です。 製品紹介ページ⇒ http://www-06.ibm.com/jp/printer/hardware/55967mx/index.html ●InfoPrint1756Jは、Infoprint1356Jの後継機に相当し、価格性能比が大幅に 向上しています。主な違いは以下のとおりです。 InfoPrint1756J Infoprint1356J 型式 標準: 5596-7M6 5596-3M6 PAGESモデル:5596-7P6 5596-3P6 標準税別価格 標準: 128,000円 142,000円 PAGESモデル:183,000円 188,572円 印刷速度 片面: 35枚/分 32枚/分 両面: 32ページ/分 31.5ページ/分 給紙容量 手差し: 100枚 100枚 標準: 250枚、150枚 250枚 オプション*:250枚、500枚 500枚(*:最大2段まで) 最大給紙枚数 1,500枚 1,350枚 想定月間 4,000ページ 4,000ページ 平均印刷枚数 消費電力 最大: 880W以下 920W以下 省エネ: 4.5W以下 5W以下 ●InfoPrint1736Jは、Infoprint1336Jの後継機に相当し、価格性能比が大幅に 向上しています。主な違いは以下のとおりです。 InfoPrint1736J Infoprint1336J 型式 標準: 5596-7M4 5596-3M4 PAGESモデル:5596-7P4 5596-3P4 標準税別価格 標準: 89,800円 118,000円 PAGESモデル:144,800円 160,000円 印刷速度 片面: 28枚/分 28枚/分 両面: 26ページ/分 23ページ/分 給紙容量 手差し: 100枚 100枚 標準: 250枚 250枚 オプション*:250枚、500枚 500枚(*:最大2段まで) 最大給紙枚数 1,350枚 1,350枚 想定月間 3,000ページ 3,000ページ 平均印刷枚数 消費電力 最大: 880W以下 920W以下 省エネ: 4.5W以下 5W以下 ●オプションに関して、次のものはInfoPrint1756J/1736J独自になり、 Infoprint1000J用のものは使用できません。 名称 番号 標準税抜き価格 −500枚増設トレイユニット 44T3710 50,000円 −250枚増設トレイユニット 44T3711 30,000円 −両面印刷ユニット 44T3712 25,000円 −拡張HDD 44T3713 50,000円 −PS3カード 44T3715 65,000円 −SDRAMモジュール128MB 44T3719 40,000円 −SDRAMモジュール256MB 44T3720 70,000円 以下のものが、共通品です。 −USB2.0プリンター・ケーブル 99P3306 −LPインターフェースケーブル 99P3307 以上からお分かりいただけると思いますが、Infoprint1000Jではサポートされて いた以下のオプションは、InfoPrint1756J/1736には用意されていません。 −1ビンシフトトレイ −4ビンシフトトレイ −拡張1394ボード −拡張無線LANボード −ワイヤレスインターフェイスボード −アカウント拡張モジュール −R98/R16モジュール −SDRAMモジュール64MB ●サプライ品に関しても、1756、1736用独自のものとなっています。もちろん 1枚当たりの費用は変わりません。 名称 番号 税抜き標準価格 寿命 −トナーカートリッジ タイプA 44T3722 30,000円 6,000ページ −トナーカートリッジ タイプB 44T3723 60,000円 15,000ページ −1756用メンテナンスキット 44T3726 27,000円 90,000ページ −1736用メンテナンスキット 44T3727 27,000円 90,000ページ ■====================================================================□ □ InfoPrint Color 1000シリーズのPDF直接印刷を制御する方法 ■ ■====================================================================□ ●InfoPrint Color 1000シリーズの特徴の一つに、PDFファイルの直接印刷機能が あります。通常PDFファイルを印刷する時には、一旦、PC上のアクロバット・ リーダーでファイルの内容を表示してから、プリンター・ドライバーを指定して 行います。しかし、プリンターがPDF直接印刷機能を持っていると、PDFファイルを LPRコマンドでプリンターに送信するだけで、プリンター自体が内部で展開して 印刷します。従って、例えばSistem i(AS/400)上にInfoPrint Color 1000の IPアドレスを対象としたリモート・アウトキューを作って、そこにPDFファイルに 変換したスプール・データを送ると、プリンターに直接印刷させることができます。 ●しかし、そのままでは、ドライバー経由の印刷では指定可能な「トレイ選択」 「両面印刷」「N-UP印刷」を指定する箇所がありません。そこで、どうしたら InfoPrint Color 1000シリーズで制御することができるかを調べて、テストした 結果うまくいきましたので、お知らせします。その方法は、「PJLコマンド」を バイナリー・エディターで開いたPDFファイルの先頭に埋め込むというものです。 埋め込むコマンドは、具体的には次のとおりです。 ●「第一カセットの用紙」に対して、「両面印刷+2-UP」を指定するには以下を バイナリー・エディターを使ってPDFファイルの先頭に埋め込みます。 ^[%-12345X @PJL COMMENT Set input source to tray 1, duplex to on, N-up to 2. @PJL SET LPAPERSOURCE=TRAY1 @PJL SET DUPLEX=ON @PJL SET LMULTIPAGEPRINT=2UP ※説明 ^[%-12345X:プリンターをPJLコマンドを受け入れられるモードに切り替えます。 ^[はエスケープ文字で、バイナリーでは「1B 25」になります。 @PJL COMMENT:コメント文を指定します。最後にバイナリーで「0A」を付加します。 これが、コメント文の終了を意味します。 @PJL SET:後ろに付ける値を指定するために使います。やはり最後にバイナリーで 「0A」を付加します。 LPAPERSOURCE=:給紙トレイを指定します。パラメーターとしては、TRAY1〜5の他に FEEDER、MPFEEDER、MANUALPAPERがあります。 DUPLEX=:両面印刷を指定します。ONかOFFを指定します。両面印刷の閉じ方向は、 別に、BINDINGS(LONGEDGE、SHORTEDGE)で指定します。デフォルトは LONGEDGEです。 LMULTIPAGEPRINT=:N-UP印刷を指定します。OFF、2UP、3UP、4UP、6UP、9UP、12UP 16UPが指定できます。 その他には COPIES=:コピー部数を指定します。1から999まで指定できます。 ORIENTATION=:用紙方向を指定します。PORTRAIT、LANDSCAPEが指定できます。 ただし、元々のPDFファイルで用紙サイズや用紙方向が規定されていれば、 PJLコマンドで給紙トレイや用紙方向を指定するのは、エラーの原因になりますので 避けていただいた方が良いと思います。 ●サンプル・ファイルとして、上記のトレイ1、両面印刷、2アップを指定するPJL コマンドを埋め込んだ、A4サイズ、4ページ分のPDFファイルを添付しますので、 興味があるかたは、何がしかのバイナリーエディターで開いて、PJLコマンドを 確認してみてください。 返信先→IBMプリンター友の会事務局 e-mail:EB71228@jp.ibm.com