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  • 健康経営

近年、社員の心身の健康が、生産性の向上、医療費負担の削減、企業イメージの向上などに大きく影響する要因として注目されています。
当社では経営戦略の一環として、人が財産であり社員の健康が会社発展と一人ひとりの幸せの基盤である。という考えに基づき「健康経営」 を展開しています。

健康経営の基本方針

2017年度よりトップや社員の想いを「健康宣言」として表明しています。健康経営で解決したい経営課題、社員の健康問題、解決のための施策、の3つを見える化した「健康経営戦略マップ」に基づき、施策を推進しています。

健康経営に関する外部評価

リコージャパンは、「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に7年連続で認定されました。

ヘルスリテラシー向上

社員の健康を守るために「健康動画ライブラリー」を作成し、社員がいつでも視聴できる環境整備が進んでいます。

安全・リスク対策

あらゆる感染症の拡大を防止するため、継続して感染予防の対策を徹底しています。

健康管理

健康診断では、独自の診断項目を組み込んでいます。労働安全衛生法に基づいた法定項目に加え、がんの早期発見と生活習慣病の診断メニューを組み込み、細やかな事後フォローも行っています。

全国に産業保健体制を整備し、きめ細かく社員の健康面のフォローしています。

健康診断の受診結果に基づいて、疾病の恐れのある社員が精密検査を受診せず放置してしまうことのないように、人事とも連携し産業保健スタッフからのフォローを実施しています。

ストレスチェックを実施し、社員のセルフケア促進と職場環境の改善につなげています。

健康増進

就業時間内の禁煙施策を展開して、受動喫煙の低減をはかり、社員の健康を守ります。

社員が自発的に健康行動を行う企業文化の醸成のため、「健康インセンティブ」を取り入れた施策を展開しています。

健康宣言

健康経営を本格的に取り組み始めた 2017年度から、以下の健康宣言を社内外に発信しております。

1 社員一人ひとりがリコージャパンの財産です。
2 社員一人ひとりの健康は、自身が生涯にわたって幸福であり続けるための基盤であり、
リコージャパンの発展の基盤でもあります。
3 リコージャパンでは社員一人ひとりが主体的に健康維持増進を図り、
会社は安全・健康・快適な職場(環境)の実現を図ります。

リコージャパン株式会社
代表取締役 社長執行役員 CEO
笠井 徹

健康宣言

※リコージャパンでは、病気の治療と仕事が両立でき、安心して働ける職場環境の実現を目指します。


健康経営戦略マップ

健康経営で解決したい経営課題、社員の健康問題、解決のための施策、の3つを見える化した「健康経営戦略マップ」に基づき、施策を推進しています。

健康経営戦略マップ

  • ※1仕事を休業/欠勤している状態
  • ※2出社しているが、何らかの健康問題により業務効率が落ちている状態
  • ※3WLM:ワークライフ・マネジメント調査

健康施策の効果・実績

2019年度 2020年度 2021年度
定期健康診断受診率 100% 100% 100%
ストレスチェック受検率 88.9% 86.1% 95.3%
高ストレス者比率 11.4% 9.4% 10.5%
プレゼンティーズム:WFunを活用した会社の元気度 A A C
アブセンティーズム:1か月以上休業率 0.5% 0.6% 0.5%
アブセンティーズム:1か月以上休職率 0.2% 0.3% 0.3%
各施策の満足度(健康インセンティブ) 59.7% 66.0%
施策の参加率(健康インセンティブ) 22.1% 36.6% 38.4%
施策の参加人数(健康インセンティブ) 3,960名 6,660名 7,071名
2019年度 2020年度 2021年度
適正体重維持者率:BMI18.5-25未満 62.4% 60.7% 61.2%
喫煙率:現在タバコを習慣的に吸っている 28.8% 26.6% 26.3%
運動習慣者率:1週間2回1回あたり30分以上の運動 23.2% 24.1% 25.1%
睡眠による休養:睡眠で十分な休養がとれている 64.5% 69.1% 68.6%
2019年度 2020年度 2021年度
飲酒習慣者率:頻度が時々又は毎日かつ飲酒日の1日あたり日本酒2合以上 23.5% 18.1% 16.2%
血圧リスク者率180mmHg以上又は拡張期110mmHg以上 0.7% 0.8% 0.8%
血糖リスク者率200㎎/dl以上 0.3% 0.4% 0.4%
糖尿病管理不良者率8.0%以上 1.3% 1.7% 1.5%
便潜血陽性者の精密検査受診率 62.2% 80.0% 80.7%
特定保健指導対象者率(積極的) 14.9% 14.4% 15.4%
特定保健指導対象者率(動機付け) 8.8% 8.3% 8.9%

「健康経営優良法人(大規模法人部門)」認定

リコージャパンは健康経営に関するさまざまな取り組みを健康経営戦略マップに基づき推進しています。
・健康宣言の明文化
・健康経営戦略マップの策定と公開
・独自の健康診断とその後の精密検査の追跡などの細やかなフォロー
・全社員を対象としてインセンティブを活用した健康増進事業
・柔軟な働き方への環境整備など

この取り組みが認められ、経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に7年連続で認定されました。
この制度は優良な健康経営を実践している法人を顕彰する制度です。

「健康経営優良法人(大規模法人部門)」認定

  • 健康経営優良法人認定制度とは、地域の健康課題に即した取組や日本健康会議が進める健康増進の取組をもとに、特に優良な健康経営を実践している大企業や中小企業等の法人を顕彰する制度です。

健康動画ライブラリー

社内ラーニングサイトに「健康動画ライブラリー」を作成し、健康を課題とした動画コンテンツを配信しています。社員が自らの健康を守るのに必要な情報をいつでも視聴できる環境整備が進んでいます。


感染防止

新型コロナウィルスや季節性インフルエンザなど、様々な感染症の拡大を防止するため、社内の感染症対応管理標準を基に、継続して感染予防の対策を徹底しています。


独自の健康診断

健康診断では、独自の診断項目を組み込んでいます。労働安全衛生法に基づいた法定項目に加え、がんの早期発見と生活習慣病の診断メニューを組み込み、細やかな事後フォローも行っています。

独自の健康診断

  • 50歳と55歳の節目年齢では、大腸内視鏡検査・肺CT・脳ドックの3つの中からそれぞれ1つを選択、受診できます。

全国に産業保健体制の拡充

リコージャパンでは、社員が全国約350拠点のどこにいても等しく、きめ細やかな健康サポートが受けられる環境を目指して、産業保健体制を整備しています。
全国に常駐する産業保健スタッフは、リコーグループ全体の方針や重点施策を基本に定期的な対応事例共有や勉強会等の実施に加え、リコージャパン独自施策展開についても積極的に取り組み、社員の健康サポートにおける品質維持・向上に努めています。

全国に産業保健体制の拡充


精密検査受診への配慮

がんの早期発見や生活習慣病の重症化予防のため、全国に常駐する産業保健スタッフからのフォローを徹底しています。会社からは再検査のスケジュール調整を配慮するなど、重篤な疾病を未然に防ぐことに努めています。さらに、リスクに応じてレッドカードやイエローカードと呼ばれる精密検査受診の督促文を発行して、再検査の受診を促しています。

精密検査受診への配慮


メンタルヘルス対策

リコージャパンではストレスチェックを実施後、職場のストレスの要因や職場状況の集計と分析結果をもとに、産業医によるラインケア研修*をマネージャーを対象に実施しています。研修ではメンタルの不調の兆しを早期発見して、休職や離職に至らないようなケアを学んでいます。

*職場の管理監督者が、メンバーのいつもと違う様子にいち早く気づき、相談対応や職場環境の改善などを行うメンタルヘルス対策


社内の非喫煙化に向けての取り組み

<非喫煙化に向けた施策>
非喫煙化に向けた以下の施策の実施により、非喫煙化にしてから開始前に比べ6年間で11.4ポイント減少し、喫煙率は26.3%まで低下しています。
・就業時間帯の禁煙周知の徹底
・健康保険組合と協力してのオンライン禁煙外来補助キャンペーンの実施
・毎月22日を禁煙推進日の「スワンスワンデー」として周知展開

  • 寄り添う 2羽の白鳥は、喫煙者と周囲の禁煙協力者がともに禁煙に取り組む姿を現しています。
    引用:一般社団法人禁煙推進学術ネットワーク「禁煙の日」シンボルマーク

社内の非喫煙化に向けての取り組み

全国の禁煙希望者がオンライン上でチームをつくり、お互いに励まし支え合うことで禁煙に成功した事例を動画で紹介しています。

健康行動促進プログラム
~禁煙チャレンジ実践事例~


健康インセンティブについて

コロナ禍での外出機会の減少による運動不足を解消するため、個人と所属するチームの平均歩数や社内ランキングを表示するアプリを導入しました。 イベント期間中は、個人とチームでお互いの歩数確認ができ、楽しみながら歩く習慣が身につき、結果として参加者一人ひとりの運動量の増加が減量と肥満防止につながりました。 リモートワークで離れている社員間にも共通の話題ができたことで、コミュニケーションの活性化にもつながりました。

健康インセンティブについて