ニュースリリース
リコージャパン株式会社(代表取締役 社長執行役員:松石秀隆)は、この度、株式会社 日本HP(代表取締役 社長執行役員:岡 隆史)との間で、日本における3Dプリンターの販売において協業することで合意しました。リコージャパンはHP社製の産業用3Dプリンターを、今年の秋を目処に販売開始し、消耗品と保守サービスの提供までトータルで対応いたします。
近年、顧客ニーズの多様化に対応するため、製造業では短期間での製品開発プロセスが求められています。こうした背景の中で3Dプリンターは、設計データから試作品や最終製品を手軽に造形可能で、時間とコストの削減に貢献できるとして、導入が進んでいます。
リコーグループは、20年以上にわたる3Dプリンターを活用した製品設計の実績と、試作や金型などで培ってきた加工技術を有しており、これらのノウハウを活用した3Dプリンター関連事業を展開しています。自社製の3Dプリンターの販売をはじめ、未導入のお客様に対しても、コンサルティング~3Dデータの設計~造形/納品まで一貫したサービスを、日本をはじめ欧州など海外でも提供しています。
この度の販売協業により、リコージャパンは3Dプリンターのラインアップを拡充し、お客様の幅広いご要望にお応えします。
リコージャパンが販売する商品はHP社製初の3Dプリンター「HP Jet Fusion 3D 4200 Printer」と「HP Jet Fusion 3D 3200 Printer」の2機種で、欧米では2016年から発売されており、日本での発売はこの度が初めてとなります。リコージャパンは、日本でのマシン販売および消耗品と保守サービスの提供を全面的に推進することで、事業の拡大を図ります。
本商品は高精細かつ高耐久な造形物の製作が可能で、試作品だけでなく最終製品の製作にも対応します。また、HP社の独自技術の搭載により、高生産性と低コストを実現します。
東京ビッグサイトで開催される「設計・製造ソリューション展」(2017年6月21日~23日)の日本HPのブース(東1ホール 41-36)では本商品が出展されます。また、リコージャパンのブース(東1ホール 42-50)でも、本商品をはじめとする3Dプリンターを活用したさまざまなものづくり改革のご提案を行います。
リコージャパンは6月14日にも、ドイツのEnvisionTEC(エンビジョンテック)との同社3Dプリンターの販売特約店契約の締結を発表しており、今後ますます拡大する3Dプリンター市場に対して、積極的に商品およびソリューションを投入することで、製造業のお客様を中心に、ものづくり改革のご提案を進めてまいります。
リコーグループは、ドキュメントマネジメントシステム、ITサービス、プロダクションプリントソリューション、ビジュアルコミュニケーションシステム、デジタルカメラ、産業用製品·サービスなどを世界約200の国と地域で提供するグローバル企業です(2017年3月期リコーグループ連結売上は2兆288億円)。
創業以来80年にわたり、高い技術力、際立った顧客サービスの提供と、持続可能社会の実現への積極的な取り組みを行ってきました。
想像力の結集で、変革を生み出す。リコーグループは、これからも「imagine. change.」でお客様に新しい価値を提供していきます。
より詳しい情報は、こちらをご覧ください。
http://jp.ricoh.com/
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