このページの本文へ このサイトのメインメニューへ

RICOH

Work Style

リコージャパンを語る

02

~ワークスタイル編~

常務執行役員
人財本部 本部長

山田 裕治 YUJI YAMADA

いきいきと働ける先進の環境が、
社員とお客様の満足につながっていく。
そんな流れをつくり出すのが理想ですね。

幅広い切り口でワークスタイル改革を
推進し、成果をあげています。

リコージャパンが推進している働き方改革について、
その狙いを教えてください。

まず大前提として、リコージャパンには、社員一人ひとりがいきいきと働ける環境をつくり、従業員満足を高めてこそ、お客様に対する提供価値も高められるという思想があります。つまり、私たちの働き方改革は、ES(従業員満足)とCS(お客様満足)の両軸経営に立脚したものなのです。
他方、働き方改革は、顧客企業にとっても現下の重要課題です。リコージャパンの事業展開という面から見ても、この分野におけるソリューション・サービスが今後の核の一つになることは間違いありません。ゆえに、お客様への提案をより実効力のあるものにするためにも、自らが率先して働き方改革を実践し、理解を深める必要があると考えているのです。

社内では実際にどんな改革が進んでいるのですか?

働き方改革には、残業時間の削減だけに着目するような狭い捉え方もありますが、リコージャパンの捉え方は広義のもので、第一に重視しているのは意識改革。これは、社員一人ひとりが仕事のスピードアップを心がけると同時に、会議時間の短縮やメール・作成資料の削減を図っていくというもので、働き方改革のベースとなります。そして会社としても、業務を自動化するソフトウェアロボットやAIなど、最新のICT技術をフル活用して業務プロセスを改革する、お客様と接する社員全員にタブレットPCとiPhoneを提供し、先進的なモバイルワーク環境を整える、1時間単位の年休取得や1ヶ月単位の変形労働など、フレキシブルな働き方ができる制度を導入する、というように、幅広い切り口で改革に取り組んでいます。その結果、残業時間を減らしながらも業績が向上し、有給休暇の取得率も上がるといった成果が出始めているところです。

真の意味でのダイバーシティを
実現するために。

働き方改革は、ワークライフ・マネジメントにも
結び付くものなんですね。

その通りです。モバイルワークを活用すれば、自宅から客先への直行・直帰が可能ですし、フレキシブルな働き方や有給休暇の取得推進などにより、仕事と生活の両立が一段と図りやすくなっています。現在は在宅勤務も試行中です。
そしてもう一つ、リコージャパンでは、健康をワークライフ・マネジメントの土台と位置付けて、毎日8000歩以上歩くとか、朝ごはんを必ず食べるとか、1日6時間以上の睡眠をとるとか、勤務時間中は全社禁煙にするといった健康の維持増進活動に注力しています。35歳以上を対象に、人間ドックに準拠した定期健診も行っており、がん検診に関しても世の中レベルで受診率が極めて高い。全国の各地域に常勤の医師・保健師を置いて健康相談に対応しているのも、リコージャパンならではの特長と言えるかもしれませんね。

では次に、女性の活躍推進など、
ダイバーシティの取り組みを聞かせてください。

女性の活躍推進は、リコージャパンが早くから力を入れてきたテーマであり、現在は女性管理職比率の引き上げに向けて、若手女性のキャリア意識を醸成する研修や、管理職候補の育成研修などを実施しています。さらに、リコージャパンの取り組みで特徴的なのは、各支社の女性陣がお客様企業の女性社員の方々に働きかけを行って、合同の啓発イベントを開いていることでしょう。今年だけでも7支社で合同イベントが開催されるなど、組織の枠を超えた交流や情報交換が年々活発化しています。
また、ダイバーシティを推進するにはマネジメント層の意識改革も不可欠です。2017年には管理職全員に「イクボス宣言」をしてもらいました。

イクボスとは何ですか?

育児中の社員など、さまざまなメンバーのライフスタイルを応援しながら人財を育成し、組織の業績も結果を出しつつ、自らも仕事とプライベートを満喫するボスのことです。私たちはこの概念こそが、真の意味でのダイバーシティを実現するカギであるとの認識から、イクボスを採り入れているんです。その他、LGBTに関しても、人事・管理担当者向けのセミナーを開催して理解浸透を図るなど、多様な人財が活躍できる環境構築に努めています。

マネージャーを対象に、
部下の働きやすい環境づくりのための
「イクボスセミナー」


女性のキャリア意識の醸成のための
「キャリアマーチャンダイジング研修」

地元で働き続けたい。
活躍の場を広げたい。
両者の想いを叶えます。

働く場所に関する制度も刷新されていますよね。

勤務地に関しては、従来からあった「本拠地コース」とは別に、新しく「全国コース」を設けました。本拠地コースとは、希望する都道府県内(※)で働き続けられるものであり、全国コースは、本拠地以外への転勤も経験しながら活躍の場を広げ、経営幹部までのキャリアアップを目指していくものです。これから入社する皆さんは、ご自身の価値観やライフスタイルに合わせて、コースを選択していただけます。
元々、全国の各事業所にいるリコージャパンの社員は、その土地で生まれ育ち、ずっと地元で働き続けたいという者が大半を占めていましたし、地域に根差した活動により、お客様から全幅の信頼を寄せられるなど、余人をもって代えがたい人財が大勢います。しかしながら、優秀な社員には全国にまたがって手腕を振るってほしいという会社の期待もありますし、本人もそれを望むケースが少なくない。これらを両立すべく創設したのが、今回の2コース制なんですよ。
※システムエンジニアは、全国主要都市(札幌・仙台・さいたま・東京・横浜・名古屋・大阪・広島・福岡など9都市)へ配属予定です。

UターンやIターンもできましたよね。

はい。できます。Uターンは、本拠地から一旦別の都道府県に異動して、ふたたび本拠地に戻る仕組みです。例えば、本拠地コースに登録したけれど、より先進的な環境の中でスキルを磨き、視野を広げたいといった場合には、東京で数年間勤務をした後に、本拠地へと戻ることが可能です。もう一つのIターンは、全国コースに登録したけれど、親族の介護のために地元へ帰りたい、転勤する配偶者に伴って自分も一緒に異動をしたい、といった時に適用される仕組みです。諸事情を鑑みながら、さまざまなケースについて柔軟な対応をしています。

上司や経営陣の役割は、
後進となる人財へのお役立ち。

最後にこれまでのお話の総括として、リコージャパンが思い描いている
ワークスタイルの理想的なイメージを聞かせてください。

冒頭でもお話ししたように、社員たちがいきいきと働くことが顧客満足につながって、お客様に感謝されることにより、社員たちも誇りを持てる。そして一層やりがいを持って取り組む中で新たな価値が生み出される、といったサイクルが循環していくのが理想だと思っています。そのために私自身も、社長とともに全国の拠点を巡って社員たちと面談し、働き方の現状や問題認識を聞いています。自らの目と耳で集めた情報と、全社的な意識調査の結果をもとに、PDCAを回しながら、より良い職場環境の構築を図っています。
当社では、お客様に対する価値提供を「お役立ち」と呼んでいますが、この言葉は職場内にも当てはまります。リコージャパンにおける上司・経営陣の役割は、「後進となる人財へのお役立ち」。事業を通じて、社員や顧客、すべての人を豊かにしていくことが我々の基本的スタンスであり、ワークスタイル改革もリコーウェイの理念に基づくものなのです。

Other Contents

Work Style 私たちの働き方