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【連載】インダストリー4.0、第4次産業革命でもっと忙しくなる!Vol.1
~業務負担増に直面する設計開発者とその解決策とは?~

最近、製造業の世界ではインダストリー4.0やIoT、第4次産業革命が話題になっています。これらの製造業の変革、産業構造の変化が実現すると、当然のことながら製品も高度化していきます。そうなると設計開発、製造、販売、保守など製品に関わるすべての業務が複雑化して難しくなります。インダストリー4.0やIoTは技術の話になりがちですが、実は「人の働き方はどうなるのか?どんな形に業務が変わっていくのか?」といった人の問題も重要です。

産業構造の変化で現場はもっと忙しくなる!

先日の東京モーターショー2015でトヨタ、ホンダ、日産など自動車メーカー各社の自動運転技術や電気自動車、スマートモビリティなどが数多く展示されていましたが、ガソリンエンジン車から電気自動車になると、自動車に組み込まれる部品点数はどうなるかご存知ですか?答えは「3万点から2万点に減少する」。

経営者からすると、部品点数が減ってコストダウンにつながり、しかも競争力の高い新製品ができたという嬉しい話で終わりですが、これが現場で働く技術者の視点になると話は変わってきます。

部品点数は減少するものの、車の構造変化に伴った車体・パーツの設計変更や生産ラインの設計変更、さらには自動運転システムなどシステム設計の増加など、設計業務がこれまで以上に複雑化して業務量は増える一方。そんな状況なのに、数年前からベテラン技術者が引退し、新しい人材が入ってこない。おかげで設計レビューなど重要な工程が特定の人材、特にリーダークラスに集中するようになり、業務上のボトルネック、リスクとなっている。そんな良くない状況に、周りのストレスもたまるばかり。。。

設計開発者リーダークラス人材の効率的な活用が鍵

2000年には、日本の製造業で約1300万の人が働いていました。それが最新の統計情報では1000万人を切っています。今後、設計業務が複雑になって業務量が増えていくのに、年々、製品・システム設計に関わる技術者は減り、一人あたりの負担が増加していきます。しかも、それが改善される見込みは今のところありません。設計レビューを実施できるリーダークラスとなると、さらに人数は限られてきます。

インダストリー4.0、第4次産業革命と言われるような製造業を巡る大きな産業構造の変化が進むなか、こうした優れた技能を持つ人材をいかに効率的に活用するか、限られた時間をどう使うか、という点が大きな課題になっています。

図:製造業の就業人口推移 総務省統計局のデータをもとにリコーにて作成

ツールを活用した「深いコミュニケーション」を

解決するポイントは「時間が限られた忙しい人とコミュニケーションを深めること」。一見難しそうに見えますが、これらはツールを活用することで容易に解決できます。

昔はコミュニケーションをとるためには手紙や訪問が当たり前でした。それが電話になって時間と距離の問題を解決し、コミュニケーション頻度も増やしました。FAXはレビューする上で重要な「見る」を実現。メールは電話とFAXをより便利にし、高度なコミュニケーションを気軽に何度も、しかも低コストで取れるようになりました。そして携帯電話は、人と人とを直接つなげることができるようになりました。ツールの進化は簡単に距離と時間を超えていきます。今まで人はそれを繰り返してきました。

グローバル化にも対応したコミュニケーション手法の見直しで解決

インダストリー4.0やIoT、第4次産業革命など産業構造が変化すると人の働き方も変わります。ましてやいまはグローバル競争の時代。業務範囲は世界中に広がります。グローバル化に伴った海外拠点との会議、日本のマザー工場と海外現地工場のコミュニケーションといったシーンも増え、距離を越えた多様なコミュニケーションが求められています。リコーではこういった日本の製造業の産業構造の変化、業務上のコミュニケーションの変化に着目し、設計レビュー人材の効率的な活用をコミュニケーション手法の見直しで解決していく、次世代製造業向けのビジュアルコミュニケーションソリューションをご提案してまいります。

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