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コラム:学術プレゼンテーションのヒントと失敗

vol.6 黒板への板書が理解を助ける

このコラムの読者の中には教員免許をお持ちの方も結構多いと思います。特に小学校・中学校の先生はとても板書が上手です。大学の授業と違ってスマホで板書を撮影させることを許可していませんので、児童や生徒はみんなノートに板書をうつします。目と手を使うことによって記憶を定着させるのですね。
最近はTEDに代表されるように、スライドを使わないでホワイトボードや模造紙に描きながらプレゼンテーションをするスピーカーも増えています。それはなぜでしょうか?
文部科学省の初等中等教育局では、板書について詳しくその方法について解説をしています。この中でリスナーにあたる生徒調査で要望が寄せられており、プレゼンテーションに共通のコミュニケーション上のポイントが出てきます。

「子ども達の望む板書」(中学生への調査から)

  1. 続け字、大きさ …読みやすい字で書いてほしい。
  2. 位置 …黒板の下や両わきに書かないでほしい。
  3. 色 …色チョークを使ってほしい。色チョークを何色も使いすぎないでほしい。
  4. 濃さ …字を濃く書いてほしい。
  5. 消し方 …書いてもすぐ消さないでほしい。
  6. まとめ方 …要点だけ書いてほしい。番号・記号・箇条書きで整理してほしい。
  7. 順序 …初めから順に書いてほしい。
  8. 速さ …ゆっくり書いてほしい。ノートする時間をとってほしい。

文部科学省初等中等教育局国際教育課「5 板書」より

板書をすることにより、スピーカーはポイントを絞らざるを得なくなります。
結果として要点を押さえたプレゼンテーションにつながり、リスナーの理解を促進させることができるようになります。またとても複雑なものは描けないので理解がしやすく、描写されるコンテンツの流れと前後関係をたやすく掴むことができるようになるのです。
パワーポイント等のアニメーション効果を使えばできることも多いのですが、作るのに時間が相当かかります。上級者向けでデザインと映像のトレーニングを積んでいないととても観るに耐え得ないものができてしまいます。

理想なのはPCからのスライドを投影しながら、さらにその上に板書してゆく「ハイブリッド・プレゼンテーション」にすることです。そして、プレゼンテーション終了後に描き込んだ内容を含めたハンズアウトが配布できれば、「あの先生のプレゼンは最後までいないと貴重な”お土産”がもらえないゾ」と噂になること請け合いです。

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