リコー技術最前線
高性能コンパクトカメラGR1v、その描写力に迫る!
コンパクト化を実現したさまざまな技術
GR1vで搭載した新しい3つの機能■「コンパクトにしよう」という目標があったから出て来た課題があり、それを克服するために誕生した技術があるのですね。

□「コンパクトでも高性能」というこだわりは随所にあります。シャッターや絞りなどカメラの動きを制御するCPUの開発も、リコーが半導体事業を展開していたから実現できたことなのですが、「カメラ用のCPU」はとても画期的なことだったのです。

□カメラが必要とする機能だけがカスタマイズされ小型化、省電力化したCPUです。

□フィルムを巻きとるモーターも小さくし、巻き取り部に入れるなど、部品を高密度に実装する技術はたくさんあります。

□新発売のGR1vは、ユーザーの方からの要望を取り入れて新機能を搭載していますが、そのための部品が増えても大きさを変えないというのは至難の技でしたよ。
使いやすさにもこだわり
採光式ブライトフレーム□ファインダーにもこだわりがあります。「採光式ブライトフレーム」といって、外の光を使ってファインダーの中の表示をおこなっています。

■ファインダーをのぞくとAFのターゲットマークや、距離の測定の目安として山や人の絵が出てくるしくみですね。


□このファインダーを実現するための樹脂製のプリズムを貼り合わせる技術も新開発です。また、マグネシウムダイキャストを使ったボディも当時はとても珍しいものでした。

■今ではノートPCによく使われている素材だそうですね。

□「マグネシウムだから燃えないか」と心配されるユーザーの方もいましたよ(笑)。表面のざらざら感も、すべらず、手にフィットしたいという配慮からです。

■レンズ、CPU、ファインダー、ボディ、フラッシュなどなど、歴史がはぐくんだ「技術」と皆さんの自分達の欲しいカメラを作ろうという「思い」と「こだわり」が結実した名機なんですね。
「誰でも使いやすい」がコンセプト
GR1v
1950年リコーが発売したカメラ「リコーフレックス III」は、品質の良さと低価格で大ヒット。高額だったカメラを一気に国民の手の届くものにした。

GRシリーズには、当時からの技術と「誰でも使いやすい」というコンセプトが受け継がれている。
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■採光式ブライトフレーム
コンパクトカメラでは、レンズから入る像とファインダーから見た像を一致させるための技術が必要だ。リコーは対物、接眼レンズとも高レベルの光学系を使用し、驚くほど明快な視野を得ることができるファインダーを開発した。

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