領収書と明細書の違いとは?

From: バックオフィスラボ

2020年08月07日 08:00

この記事に書いてあること

「領収書」は、国税庁の定めるところの第17号文書「金銭又は有価証券の受取書」に該当し、金銭又は有価証券の受領事実を証明するものになります。
一方で「明細書」は、一般的にいわれるレシートを含んだものになり、金額の内訳を具体的に示したものになります。

領収書

商品やサービスの代金を受け取ったことを証明する書類です。領収書には以下のような内容を記載します。

  • 発行日

  • 宛名(取引先の正式名称)

  • 金額

  • 但し書き

  • 発行元の正式名称と住所

  • 収入印紙( 5万円以上の現金払いの場合)

一般的な領収書

一般的な領収書イメージ

画像出典:使えるフリーの領収書テンプレートまとめ(IT情報局)

明細書

購入した商品の詳細が記された書類で、身近なものとしてはレシートがあります。宛名欄のないレシートは税務上は領収書とはみなされないとされていますが、税務署への申告の際には、実際に購入したものの詳細がわからない領収書よりも、明細の記されたレシートのほうがむしろ信頼されるという現実もあります。
明細書には、一般的に以下のような内容を記載します。

  • 発行日

  • 宛名(取引先の正式名称)

  • 金額

  • 但し書き

  • 発行元の正式名称と住所

  • 収入印紙( 5万円以上の現金払いの場合)

一般的な明細書

一般的な明細書イメージ

画像出典:フリーなら必ず取られる源泉所得税

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