
【簡単】Googleドキュメントで音声を文字起こしする方法
2025年05月22日 07:00
この記事に書いてあること

編集・監修:toruno編集部
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ビジネスシーンにおいてGoogleドキュメントを使う機会は多いことでしょう。実は文字起こし機能があることをご存知ですか?手間のかかる音声データの書き起こし作業を文字起こし機能で効率化できます。ここではGoogleドキュメントで文字起こしをする方法を解説しています。
音声データから文字起こしをする方法やその際の注意事項も解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
Googleドキュメントで文字起こしをするメリット
Googleドキュメントは、Googleが提供する文書作成ソフトで、MicrosoftのWordのような使い方ができます。
Googleドキュメントにはさまざまな機能がありますが、今回は文字起こし機能とそのメリットや注意点について解説していきます。
手動入力の手間が省ける
文字起こし機能を活用すると、音声データや画像から手動でテキストにする手間が省け、効率よく行うことができます。
文字起こしは、音声データを聞きながら入力するか、画像を見ながら入力するのが一般的です。しかし、それでは文字起こしに時間がかかってしまうだけでなく、ミスがないか確認するのにも手間と時間がかかってしまいます。
会話に集中できる
文字起こし機能を使用することでリアルタイムでの会話に集中して参加することができます。聞き取りづらいと感じた箇所は、文字起こしされたテキストを確認することで内容を把握することができるため、わからないまま会話が進んでいくといった事態を減らすことができます。
文字起こしをする時の注意点
文字起こし機能に関していくつかの注意点があります。ビジネスにおいて、会議などの文字起こしはとても重要ですので、Googleドキュメントで文字起こしをする際に、どんなことに注意すべきかという点について解説していきます。
一言一句間違いがないわけではない
Googleドキュメントの文字起こし機能の認識精度は高めですが、一語一句間違いがないわけではありません。話す側の声が小さかったり、早口であればその分、変換ミスも多くなってしまいます。
また、句読点や改行が上手く出力されない場合があります。その場合は、人間の手で句読点や改行を行う、変換ミスを直すといった作業が必要になります。
話者識別ができない
Googleドキュメントの文字起こし機能は、話者を識別することができません。そのため、複数人での会議やインタビューなどの時は、文字起こしされた文章を後から人間の手で修正する必要があります。
あくまでプレゼンなどの一人での発表などの用途に使うのがおすすめです。
torunoなどの話者識別がついている文字起こしソフトであれば、その問題は解決しますので、下記のリンクを見て参考にしてください。
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操作の設定が必要な場合もある
機能を利用するために、マイクの許可の確認や操作の設定が必要な場合があります。このような設定が手間に感じてしまう方もいるでしょう。
設定が十分でないと、文字起こしがされない、うまく変換されないなど、文字起こし機能を有効活用することができません。
【デバイス別】Googleドキュメントの文字起こし方法
文字起こしのやり方はデバイスによって多少異なります。
PCとスマホの操作方法について解説していきます。また、今回解説する方法はリアルタイムでの文字起こし方法です。音声データの文字起こしについては後述します。
PC
パソコンで行う場合は以下の手順で行います。
- 1.メニューの「ツール」をクリック
- 2.「音声入力」をクリック
- 3.マイクのマークをクリック
- 4.マイクの使用許可が求められたら「サイトへのアクセス時のみ許可する」か「今回のみ許可」するをクリック
- 5.マイクのマークが赤くなったら音声入力が開始され、文字起こしが行われます。文字起こしを終了する際は、もう一度押せば終了します。
スマホ
続いて、スマホで行う際の手順です。事前準備として、Googleドキュメントのアプリをインストールしておく必要があります。
スマホの場合は、ドキュメントを開いた上で、キーボードのマイクのマークをタップするだけで音声入力が可能です。
文字起こしした文章が表示されている画面上部のマイクのマークをタップすると、文字起こしが終了します。
音声データから文字起こしをする方法
録音した音声データの文字起こしは、リアルタイムの文字起こしを行う場合と少し異なり、いくつかの設定が必要になります。
必要な設定としては、パソコンのステレオミキサーを設定することです。ステレオミキサーとは、録音・配信機能です。パソコンの内部にある音声とマイクの音声を同時に録音できる機能となっています。
※ステレオミキサーは、出力デバイスがUSBやBluetoothだと音声を拾えない場合があります。
Windowsで行う方法
まずは、ステレオミキサーの設定を行います。事前にステレオミキサーがあるか確認します。ない場合は、インストールしておきましょう。
- 1.画面右下のタスクバーに表示されている音量アイコンを右クリック
- 2.サウンドの設定を開く
- 3.サウンドの詳細設定を開く
- 4.録音タブを開き、ステレオミキサーを右クリックして有効にする
あとは、前述したやり方で文字起こしを実行しましょう。
Macで行う方法
Macでは、ステレオミキサーは標準装備されていないため、仮想オーディオデバイスや音声ミックスアプリなどをインストールする必要があります。具体的にアプリ名を挙げるとBlackHoleやSoundflower、Ladiocastなどです。これらは無料で利用できるアプリとなっています。
少々力技となりますが、音声データの再生を別の機器で行って、それを文字起こしする方法もあります。しかし、再生環境によってはうまく文字起こしできない可能性もあるため、注意しましょう。
文字起こしが上手くいかないときの対処方法
文字起こし機能がうまく使用できない場合には、いくつかの原因が考えられます。
まずは、マイク許可の確認です。Googleドキュメントを開き、URLバー(アドレスバー)の先頭の鍵マークをクリックします。Google Chromeを使用している方は、鍵マークではありません。「○-」と「-○」で構成されたデザインのアイコンをクリックします。
なお、サイトの設定からマイクの権限を確認します。デフォルトでは「確認」になっているため、「許可する」に変更しましょう。
また、パソコンの設定もマイクが許可されているか確認します。設定のプライバシーとセキュリティからマイクへのアクセスがオンになっていれば問題ありません。
Googleドキュメントとパソコン両方のマイクが許可になっていないと文字起こし機能がうまく使えないため、きちんと確認しましょう。
リアルタイムでの文字起こしを行う場合は、周囲の音がうるさくないか確認しましょう。周囲がうるさいと音声がきちんと入力されず、精度の高い文字起こしができません。
また、音声データの場合には、再生環境が整っているかも確認しましょう。
文字起こしアプリの利用もおすすめ!
Googleドキュメントの文字起こしが使いづらい方は、文字起こしアプリがおすすめです。文字起こしアプリは、設定が簡単なだけでなく、操作方法も分かりやすいものが多いのが特徴です。また、文字起こし精度も高いため、文字起こし後の編集も楽に行えます。
今回おすすめする文字起こしアプリは「toruno」です。
AIによる文字起こしが可能な「toruno」
「toruno」は、文字起こしや録音、画面キャプチャ機能がついた会議まるごと記録サービスです。音声認識AIが会議音声や音声・動画ファイルを文字起こししてくれ、認識精度が高いのが特徴です。さらに文字起こし結果を編集したりそのまま共有することも可能なので、議事録の作成や会議の内容を共有する際に便利です。
torunoについて、詳細は下記をご覧ください。
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Googleドキュメントの業務効率化!文字起こしを利用しよう
Googleドキュメントの業務効率化方法として文字起こし機能を使えば、リアルタイムでも音声データでも文字起こしを行うことが可能です。これまで手作業で行ってきた方にとっては、かなり手間が省けるでしょう。
もっと簡単に文字起こし機能を使用したい場合は、文字起こしアプリがおすすめです。設定がより簡単なため、手軽に文字起こしの機能を使用することができます。
文字起こしに活用できるソフトは下記の記事で紹介していますので、参考にしてください。
文字起こし機能を使い、効率よく音声データやリアルタイムでの文字起こしを行いましょう。
Web会議が増えた昨今、議事録作成時には自動文字起こしアプリ・ソフトの需要が高まっています。ここでは、おすすめの文字起こしアプリ・ソフトをPCとスマホで合わせて13個ご紹介します。文字起こしアプリのメリットや選び方のコツ、使い方の例なども解説しています。文字起こしアプリの利用を検討中の方はご活用ください。
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