SNSのススメ Vol.1 今どきのリクルートって?Part.3
2025年04月16日 07:00
この記事に書いてあること
昨今、情報を⼿に⼊れるツールとして“SNS”は⽋かせないものとなっています。個⼈だけではなく、⾃社のブランディングや販促ツールなど企業が“SNS”を活⽤していく時代です。「SNS 活⽤のススメ」シリーズでは、企業が“SNS”を活⽤していくポイントを紐解いていきます。
「今どきのリクルートって?」第3弾!
今回は「X」と「Instagram」を採用活動に活かすにはどんな使い方をしたら良いのか、それぞれの強みを活かした活用法を見ていきます。
Z世代はどうして就活でSNSを使うの?
Z世代は、デジタルネイティブ世代として、SNSを日常的に活用しているため、就活においてもSNSは欠かせない情報源となっています。特に、企業情報を得るための手段としてSNSが選ばれている背景には、SNSが提供する「タイパ(時間の効率性)」と「リアルな情報」という2つの大きなメリットが関わっています。

もう一つの重要な理由は、SNSが企業の「リアルな姿」を伝える手段であるという点です。従来の企業サイトや就活情報サイトでは、企業側が管理するきれいに整えられた情報が多く、どうしても一方向的で本音を感じづらいものです。しかし、SNSでは社員の日常や社内の雰囲気、採用担当者の生の声など、もっとフラットで本音に近い情報が得られます。この点が、Z世代にとって非常に魅力的で、企業を深く知りたいという欲求を満たしてくれるのです。
採用活動におけるXの活用法!
Z世代がSNSを重視する理由を踏まえて、企業がどのようにXを活用すればよいのかを見ていきましょう。ここではXを活用する上でのポイントを3つ紹介します。
説明会情報やエントリー開始情報を発信しよう!

Xの最大の特徴は、リアルタイムで情報を発信できる点です。企業が説明会の日程やエントリー開始の情報をXで発信することは、就活生にとって非常に重要です。複数の企業に応募している就活生にとって、Xはエントリー受付開始日などを逃さずチェックできる重要なツールとなります。
就活生とコミュニケーションを取ろう!

XはテキストベースのSNSで気軽に投稿できるからこそ、双方向性に秀でたSNSであり、企業と就活生が気軽にコミュニケーションを取る場としても有効です。特に「質問箱」機能を活用することで、企業は就活生からの質問に答えることができ、素早く回答することで就活生との信頼関係を築くことができます。就活生にとっても匿名で質問ができるため、企業文化や仕事の実態について深く知るチャンスを得られるのです。
中の人の日常を発信しよう!

Xはカジュアルで親しみやすいプラットフォームでもあるため、企業の日常的な活動や社員のプライベートを共有することも有効です。例えば、社員がどんな場所でランチをとっているのか、オフィスの一角で何をしているのかなどの投稿は、企業の「素顔」を垣間見ることができます。このような情報は、就活生が企業文化に共感するきっかけになり、「ここで働きたい」と思わせる力があるのです。
採用活動におけるInstagramの活用法!
Instagramは、ビジュアルコンテンツを中心に企業のブランドイメージや文化を伝えるために非常に効果的なツールです。Z世代が求める「リアルで魅力的な職場環境」を、ビジュアルや動画でしっかりと伝えるためには、以下のポイントを意識して活用しましょう。
ビジュアルイメージを統一しよう!

Instagramの魅力は、視覚的に企業の文化や働く環境を伝えられるところにあります。企業のイメージカラーやフォント、ビジュアルの統一感を保つことで、ブランドイメージを強化できます。例えば、IT企業であれば、クリーンで洗練されたデザインが好まれますし、クリエイティブ系の企業であれば、もっと自由でカジュアルなデザインが映えます。自社が就活生に与えたい印象や業界の特性を理解して投稿のトンマナを統一していくことが大切です。
リール動画を活用しよう!

Z世代はタイパを重視しており、短い時間で情報を得ることを好みます。そのため、Instagramのリール動画は非常に効果的です。1分以内で社員の1日や、オフィス内の雰囲気を紹介することで、視覚的に企業文化を瞬時に伝えることができます。特に、社員がどのように仕事を進めているのか、オフィスでどんな雰囲気で働いているのかを動画で見せると、就活生が「自分が働いている姿」を想像しやすくなります。社員同士のコミュニケーションの様子も動画に収めると、社内の人間関係も映すことができ、より就活生が求める情報に近づきます。
採用フローで何度も見てもらおう!

Instagramの投稿はストック型コンテンツとして繰り返し見返すことができるため、就活生が採用フローの中で何度も確認することができます。事業部紹介や内定者インタビューなど、採用フローに合わせてコンテンツを発信することで、就活生に企業文化や事業内容を深く理解してもらうことが可能です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。SNSを活用することで、企業の認知度を高めたりブランドイメージを構築したりすることはもちろん、企業サイトなどの従来の採用ツールでは映しきれていなかったリアル情報を提供することができるのです。そしてSNSのこの強みは企業にとってもZ世代の就活生たちにとっても、互いのミスマッチを防ぐ重要なツールの1つとなっているのです。
SNSを駆使してより多くの優秀な人材採用を目指しましょう!
Part1 SNSのススメ Vol.1 今どきのリクルートって?Part.1
Part2 SNSのススメ Vol.1 今どきのリクルートって?Part.2
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