パリ協定(Paris Agreement)

パリ協定は、2015年にフランスのパリで開催された第21回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP21)で採択された地球温暖化対策のための国際的な枠組み。

世界共通の長期目標として、「世界的な平均気温上昇を産業革命以前 に比べて2Cより十分低く保つとともに、1.5Cに抑える努力を追求すること」、「できるかぎり早く世界の温室効果ガス排出量をピークアウトし、21世紀後半には、温室効果ガス排出量と(森林などによる)吸収量のバランスをとること」 が掲げられている。

パリ協定は先進国・途上国関係なく、すべての国で共通する目標である。また地球温暖化対策における基本となる方針であり、参加国すべての国が削減目標を提出し、5年ごとに更新することが求められている。

日本においては当初、2030年度に2013年度比で26%の温室効果ガス削減目標を掲げているが、2021年に、2050 年カーボンニュートラルと整合的で、野心的な目標として、2030年度において、温室効果ガス46%削減(2013年度比)を目指すこと、さらに50%の高みに向けて挑戦を続けることを表明した。

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