「偏差値40からの医学部合格」の医学部専門予備校 フルオーダーメイド教育で高い合格率 オンライン予備校も強化 京都医塾(京都府)
公開日:2026年03月02日
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全国平均で11%程度(文部科学省調べ)でしかない医学部合格率に対し、61%(2025年度・高卒生)という高い最終合格率を記録している医学部専門予備校が、京都府京都市中京区にある。「偏差値40からの医学部合格」をうたい、生徒一人ひとりに合わせたフルオーダーメイド教育で実績を挙げている京都医塾株式会社である。京都大学を中心とする難関大学出身の講師陣が、生徒一人に対し13人のチームを組んで指導方針を統一・共有。生徒によって異なるカリキュラムで指導にあたるほか、心理カウンセラーによる心理面の支援や入試本番に講師が同行支援するなど、生徒と真正面から向き合う徹底的なサポートを実践し、成果を上げてきた。ICTの活用にも力を入れており、全国の医学部受験生が対象となるオンライン予備校事業の強化を進めている。(TOP写真:京都大学出身者が中心の京都医塾の講師陣)
コロナ感染対策で必死の努力続け、2022年度に史上最高の合格実績。
史上最高となった2022年度の合格実績
京都医塾は2021年6月に設立した。コロナ禍だったが、予備校の授業は1日も途切れることなく続けられた。コロナ感染防止対策として全国の学校や予備校が対面授業を中止してオンライン授業に移行する中でも、京都医塾は必死の感染対策を行った上でリアルな対面授業を継続し、クラスターを出さなかった。その結果、翌2022年度入試で、史上最高の合格実績を上げた。
「コロナ禍の厳しい環境下にあって、講師陣をはじめスタッフ全員が必死に頑張ってくれた結果でした。他の予備校ではリアルな授業ができず、受験生の勉強が進まなかったというコロナ禍での事情があったとしても、(以前の予備校時代を含めて)30数年間で最高の合格実績を出した。このことは、私たちにとって大きな自信になりましたし、その後の業績向上につながる力にもなりました」。伊藤章代表取締役はこう話す。
京都医塾は入塾テストを実施しない。医師になる「本気の覚悟」を求める
難易度が高くなっている医学部の偏差値 上記はボーダーライン(合格可能性50%)の偏差値(河合塾 Kei-Netより作成)
「偏差値40からの医学部逆転合格」。京都医塾のキャッチコピーだ。医学部受験は13倍以上(私立は25倍以上)に達する平均志願倍率。しかも私立でも合格に必要な最低ボーダーラインの偏差値が、代表的な難関国立大学の京都大学理系並みの65といわれるほど難易度が高い。「偏差値40」はあまりにもかけ離れているように見えるが、京都医塾には不可能を可能にするだけの教育システムと支援体制、講師陣の熱意がある。京都医塾には入塾試験はない。まずは受験生と保護者に一泊二日の医学部合格診断(完全無料)で京都に来てもらう。受験生一人ひとりを徹底的に分析するとともに、①本気の覚悟を持つこと②素直な姿勢でいること③感謝の気持ちを持つこと この3つの約束についてお伝えする。
「教育は、一人のために生まれる」の理念から、生徒一人に講師13人がチームを組むフルオーダーメイド教育
フルオーダーメイドで行われる完全1対1個人授業
「京都医塾は『教育は、一人のために生まれる』という理念のもと、生徒一人ひとりと真正面から向き合う教育を実践しています。私たちが行うような授業、細やかな対応は、大手の予備校ではできないと思います」。伊藤社長は京都医塾の強みをこう強調する。
具体的には、まず一人ひとりの生徒に合わせたプランニングに基づく、フルオーダーメイドのカリキュラムだ。個々の生徒に対する科目ごとの実力分析による徹底したプランニングを基に、朝6時の起床から就寝までを分刻みでスケジューリングされた、その生徒だけのカリキュラムを作成。生徒一人に対して講師13人がチームを組んで指導する。チームで指導方針を統一・共有し、完全1対1個人授業とレベル別集団授業のバランスを取りながら進めるが、生徒の適性や学習の進捗に応じて、学期の途中であってもカリキュラムを組み替えることもいとわない。
講師は京大出身者を中心とするエキスパート。心理面の支援や入試本番には講師が同行するなど受験生をフルサポート
受験にも講師が同行し、フルサポートする
そのカリキュラムを実行するために、個人授業や自習を行う個人ブースが用意される。自分だけの第二の勉強部屋ともいえる空間だ。教える講師陣も強力で、京都大学を中心に難関大学出身の教科ごとのエキスパートが多数在籍し、教鞭を執っている。
1年を通してモチベーションを維持して受験勉強にとりくめるように、常駐する公認心理師・臨床心理士の資格を持った専門の心理カウンセラーによる心理支援を実施しているほか、心理カウンセラーの資格を持つ従業員も多く在籍し、日々の心のケアをサポート。専属の社員整体師もいる。入試本番には講師が全国の受験地(東京・名古屋・久留米など)に同行する「遠征受験特別サポート合宿」を実施。入試直前の準備や試験会場への引率、入試後の確認・補完を行うなど、最後まで支援の手を緩めない。
家具付きマンションの寮や食堂、ジムも用意。日本一の学習環境を目指す。
マンションタイプの寮の一室
遠方からの生徒には、四条烏丸の本校近くに家具付きマンションタイプの寮が用意されている。2024年6月には本校近くのビルに食堂とトレーニングジムを開設し、食と健康面の支援施設も整えた。「もちろん学習指導が一番大事ですが、心や身体が健康でなければ厳しく管理された勉強のスケジュールもこなしていけないし、身につきません。だから、生徒のサポートについても、生活面も含めて全方位に思いつく限りのことをすべて実行し、「日本一の学習環境を目指して進化させてきたつもりです」(伊藤社長)。その結果、2025年度の一次(学科)合格率79%、最終合格率61%という高い水準の成果を出した。学費は、高卒生で年間約690万円と高額だが、それに見合う以上の実績を上げているといえよう。
オンラインリモート学習システムなど先進ICT機器を導入し、オンライン予備校事業の強化へ
オンライン校の配信ブースで授業を行う講師
京都医塾はICTを活用したオンライン予備校事業の強化に乗り出している。2022年度から50の配信ブースを持つオンライン校を開設し、オンライン授業を開始した。2023年には京都大学前に16ブースのオンライン専門校(京大前校)も開校し、オンライン予備校事業に力を入れてきた。2025年度から新たな機材を導入し、オンライン教育の環境を充実させ、事業の拡大を目指している。
カメラなどの撮影機材を使って授業を配信し、講師側のパソコンやモニターと生徒側のタブレットを使用して双方向でやり取りできる、オンラインリモート学習コラボレーションボードを66セットと、生徒一人に「映像用」と「板書用」で2台渡すタブレットを700台導入。リモート授業の機能と品質を高めた。
全国の医学部受験生が対象となるオンライン予備校事業で教育格差是正へ。
家庭で授業を受けるオンライン校の生徒
オンライン予備校事業の場合、全国の医学部受験生が対象となり、現役生を含めた生徒獲得の幅が大きく広がる。また、教育業界は有名予備校が都市部に集中するため、地域による格差が大きい。伊藤社長は、「地方では医学部専門予備校どころか、予備校すらないところも少なくありません。オンライン予備校事業には、こうした教育格差を解消する社会的意義があります」と期待する。
AIを活用して分散している生徒管理システムを一元化し、膨大な管理書類の減量化と生徒管理を効率化する検討を始めた
伊藤章代表取締役
「これが生徒を指導、支援するための生徒管理ファイルです。生徒一人分でこれだけの量になります」。厚さ10センチ以上もあろうかという書類のファイルを見せてくれた。
スケジュール管理から膨大な数のテスト結果を含めた成績関係資料、出欠やメンタル、モチベーションの資料など、一人の生徒に関するあらゆる資料やデータのファイルだ。その書類の量は1000枚近くに達するように見える。分野ごとのシステム化によって、エクセルで対応していた数年前に比べて書類は半減したという。それでも、これで約半年分というから受験前にはもっと増える。現在の生徒数の350人分となると、35万枚超という途方もない書類枚数となる。
「書類の量もさることながら、書類を探す作業には大変な手間がかかってしまいます」(伊藤社長)として、この膨大な書類の減量化と生徒管理の効率化を可能にする新しいシステムの構築に動き出した。成績管理や出欠管理など分散している個別システムを、AIを活用して一元管理できるシステムに集約し、運用する仕組みを構築する検討を始めた。
妥協のない「講師の質」へのこだわり
京都本校
「私たちの教育の核となるのは、講師の質です。京都医塾では、講師の多くが京都大学出身者および現役生です。知識の深さはもちろん、受験という困難を乗り越えた経験を持つ彼らは、生徒にとって最高の伴走者となります。」伊藤社長はこう語る。
「優秀な人材が社会へ羽ばたこうとする中で、あえて「教育」の道を選んでもらうためには、相応の環境を整えなければなりません。私たちが組織としての基盤を強化し続けているのは、「日本一の教育を届けることを目指し、日本でトップクラスの講師陣を揃える」という決意の表れでもあります。」
すべては「合格」という還元のために
少人数集団授業を受講する生徒
「質の高い教育」と「持続可能な組織」は、決して相反するものではありません。京都医塾が目指すのは、生徒を確実に合格へと導き、その結果として地域や社会から信頼され続ける場所であることです。
「オンライン事業の拡大や拠点の整備も、すべては全国の志の高い生徒たちに、より良いサービスを届けるための挑戦です。お預かりしたご期待は、「圧倒的な合格率」と「最高峰の学習サポート」という形でお子様へと還元いたします。
京都医塾は、これからも「日本一を目指す予備校」という高い志を掲げ、生徒一人ひとりの夢を叶えるために、全力を尽くしてまいります。」
伊藤社長と京都医塾の講師陣・スタッフの挑戦は続く。
企業概要
会社名
京都医塾株式会社
本社
京都府京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町539番地 京都医塾本社ビル
電話
075-221-1711
設立
2021年6月
従業員数
360人(非常勤講師を含む)
事業内容
医学部専門予備校の運営など
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