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人手不足とは?国内の現状と詳しい原因、企業が取るべき対策も解説

From: 中小企業応援サイト

2025年12月08日 07:00

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現在、日本の多くの企業が人手不足に悩んでいます。そもそも、人手不足とはどのようなもので、何が原因になっているのでしょうか。本記事では、中小企業の経営者のために、人手不足の原因や人手不足が深刻化すると起こりうる問題について解説します。人手不足を解消するヒントも紹介しているので、参考にしてください。

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日本で深刻化する人手不足とは

現在、日本では人手不足が問題視されていますが、人手不足とはどのようなものなのでしょうか。

混同されやすい「人手不足」と「人材不足」の違い

人手不足と似たものに「人材不足」という言葉があります。しかし、これらには大きな違いがあります。

人手不足とは、十分に従業員の雇用ができないなどの理由により、労働力が不足している状態です。一方で人材不足は、労働力が足りていても、スキルや経験など企業が求める能力を持つ従業員が不足していることを指します。

人手不足の大きな要因となっている少子高齢化

人手不足に陥っている理由のなかでも大きな要因となっているのは、少子高齢化です。加速する少子高齢化により、労働力の要となる「生産年齢人口」と呼ばれる15歳から64歳の人口が減っていることから、労働力も減少しています。

また、今後も少子高齢化は進み、2060年には生産年齢人口よりも高齢の65歳以上の人口が、4割近くになると予想されています。

エリアや業種ごとの人手不足問題

人手不足は、国内でもエリアや業種によってバラつきがあります。それぞれの具体的な実情を見てみましょう。

都市規模や地方別に見る人手不足の実態

エリアごとに労働人口の傾向を見ると、首都圏(東京・神奈川・埼玉・千葉)や都市部(大阪・愛知など)では増加傾向があります。一方、地方は有効求人倍率が上がっていても、人手不足がより深刻です。

このような実態の理由には、多くの労働者が良い給与や労働条件を求めて、首都圏や都市部に転職してしまうことが考えられます。

業界や職種別に見る人手不足の実態

情報サービス業(エンジニア・プログラマーなど)、建設業、運送・物流業、飲食・宿泊業、介護・医療などは、特に人手不足が深刻な業界として挙げられます。

情報サービス業は近年需要が高まっている業界ですが、必要なスキルを要する人材が少なく、人材不足に陥っています。建設業では、スキルのある技術者の高齢化や退職、若い人材不足が問題です。飲食・宿泊業はコロナ禍で需要が大幅に減少し、現在は回復傾向にありますが、一度減った人手の確保に苦戦しているところが多い傾向にあります。

また、介護・医療業界でも特に人手不足が深刻である介護業界は、低賃金かつハードワークであるため、なり手が少ないのが問題と考えられるでしょう。

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少子高齢化以外に考えられる人手不足の原因

人手不足の主たる原因は少子高齢化であるとされていますが、ほかにも以下の理由が原因と考えられています。

需要と供給が一致しない

先に解説した人手不足の業界がある一方で、事務職などの人手は充足しており、競争率の高い職種もあります。このように、求職者と人材を求める業界の需要と供給がマッチしていないのも、人手不足の要因と考えられるでしょう。

なお、人手不足の業界に人が集まらない原因は、なりたくてもスキル習得に時間がかかる、肉体労働、低賃金、景気悪化に伴うリスクがあるなどの理由が挙げられます。

企業のDX推進が遅れている

DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、企業がアナログな方法など古いシステムを見直して業務を効率化することをいいます。しかし、DX化を進めるには、システム開発などデジタル知識を有する人材が欠かせません。

DX化には豊富な知識が必要で、人材育成に時間がかかることから、遅れている企業も少なくありません。一方で、DX化を推進したい企業は急増しているため、人手不足が起こります。

人材の流動化

昨今の売り手市場も、人手不足に影響を及ぼしていると考えられるでしょう。

売り手市場は、求職者から見れば、同業種でより良い環境にステップアップするチャンスだけでなく、他業種にチャレンジできる機会も増える可能性があります。しかし、求職者が仕事を選べるということは、不人気の業種には人が集まりにくくなり、人手不足に陥ります。

人材の海外流出

仕事を探す人のなかには、日本で働くよりも海外で働くことに魅力を感じ、海外でチャレンジしてみたいと考える人もいるでしょう。実際に海外への人材流出も、緩やかながら増加傾向にあります。

海外の魅力的な仕事内容や労働条件に日本の企業が対抗できなければ、今後海外流出する人材はさらに増えると考えられます。

人手不足が企業に与える深刻な影響とは

人手不足の加速は、企業にどのような影響を与えるのでしょうか。

事業の縮小や倒産のリスクが増える

企業の人手不足が深刻化すれば、業務が満足に進められず、事業が縮小したり新規事業の進行が遅れたりする可能性があります。

また、さらにその状況がより深刻化すれば、最悪の場合、倒産せざるを得なくなる場合もあるでしょう。実際に、人手不足による倒産を余儀なくされている企業は増加しています。

組織の人材育成に遅れが生じる

人手不足の職場では、人手不足を補う目的で新しい従業員を雇用しようにも、育成を担当する余裕のある人材の確保ができません。

新たな人材を採用する機会を逃したり、採用できても満足な教育ができないためうまく即戦力にできず、人手不足が解消されないという問題が起こるでしょう。

人手不足に陥りやすい企業の特徴

人手不足の状況は業界によってバラつきがありますが、次のような企業は、業種問わず人手不足に陥りやすい傾向が見られます。

労働環境や業務・生産性効率の整備が進んでいない

長時間労働や仕事内容に見合わない給与や待遇の企業は、新しい人材を確保しても、より良い環境で働くことを求めて早期退職してしまう恐れがあります。

また、DX化を考える多くの企業では、デジタルを活用した業務や生産性への見直しが進んでいます。しかし、業務改善に消極的な企業は従業員のモチベーションを下げ、パフォーマンス低下や退職を招いてしまい、人手不足に陥る可能性があるでしょう。

人事評価の基準が不明瞭

従業員のモチベーションを下げたり、退職を考えるようにさせたりする原因には、正当な人事評価がなされないことも挙げられます。

正当な評価が得られなければ、労働意欲が低下し、パフォーマンス低下や退職につながるでしょう。その結果、人手不足になってしまいます。

人手不足解消のためにすべきこと

人手不足の問題に対応していくために、企業がすべきことを解説します。自社の人手不足解消の対策に役立ててみてください。

賃金や福利厚生などの労働条件の見直し

仕事内容に見合った納得のいく賃金の設定や、福利厚生による働きやすい環境づくりで労働条件や環境の見直しをしましょう。単純に給与を上げるのではなく、従業員のモチベーションを継続的に向上させ、離職率を下げる取り組みが大切です。

働き方の多様化を進める

これからの働き手は、これまでスタンダードとされてきた終身雇用を望む人ばかりではありません。アルバイトやパート、業務委託などさまざまな働き方を望む人もいます。従来のように正規雇用のみではなく、働き方の多様化を進めていくとよいでしょう。

シニア・女性従業員の働きやすい環境を整える

これまで定年後に引退していたシニア層や、結婚・出産などの理由から退職した女性も、今後は大切な人材になるでしょう。そのため、定年退職後の働き方や、子育てとの両立でも実現するキャリアパスを考えるのも人手不足解消の対策になります。

外国人雇用を推進する採用活動をする

日本国内で働き手を確保できない場合は、外国人雇用を検討するのもおすすめです。外国人を雇用すれば人材が増えるだけでなく、これまで日本語対応しかできなかった会社でも、多言語を使用したビジネス展開の実現も可能になります。

ITテクノロジーを生かした業務効率化を検討する

ITテクノロジーを取り入れることも業務効率化になり、人手不足の解消に役立つでしょう。全てをITテクノロジーに任せるわけではなく、業務効率化のために必要なところは機械化し、人間の手が必要なところに人材を集中させれば、効率だけでなく品質も向上します。

まとめ

少子高齢化をはじめとしたさまざまな理由により、人手不足が深刻化しています。人手不足が進行すると、会社の事業縮小や新規事業に遅れが生じるだけでなく、倒産に追い込まれる可能性もあるでしょう。

人手不足を改善するためには、働き方や職場環境の見直し、時代に合わせた働き方の多様化を考えつつ、採用活動を進めてください。

株式会社リコージャパンが運営する「中小企業応援サイト」は、人手不足の問題解決など中小企業の経営者向けに経営のヒントを提供しています。人手不足以外にも企業が抱えるさまざまな経営課題の改善に役立つ情報を提供しているため、経営の参考にしてみてください。

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