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フリーアドレスで仕事がはかどらないのはなぜ? 最適なワークスタイルの見つけ方

From: 働き方改革ラボ

公開日:2026年04月07日

この記事に書いてあること

多様な働き方が浸透し、座席を固定しないフリーアドレスを導入する企業も増えています。オフィスがフリーアドレスに替わって仕事がはかどるようになった人もいれば、少しやりにくさを感じている人もいるかもしれません。そこでこのコラムでは、フリーアドレスに関するちょっとした違和感をヒントに、「仕事がはかどるオフィスとは?」というテーマについて考えてみましょう。

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フリーアドレスとは

フリーアドレスとは、オフィス内で、従業員が固定席を持たずに、好きな場所で働くスタイルです。在宅勤務を含めた自由な働き方が浸透したという背景や、オフィススペースの有効活用、仕事内容に合った働き方の実現といった狙いから、導入する企業も増えています。

従業員満足度の向上や、アイディアの活性化も期待できるフリーアドレス。ただその一方で、フリーアドレスを導入したものの、固定席での勤務に戻す企業があるのも事実です。なぜ今、そのような状況が生まれているのでしょうか。

フリーアドレス=仕事がはかどるは本当?

フリーアドレスの最大の目的は、業務の効率化です。とはいえ、フリーアドレスは、すべての人にとって仕事がはかどる働き方なのでしょうか。フリーアドレスを導入した職場からは、次のような声も聞かれます。

  • 「フリーアドレスだけど、結局いつもみんな同じところに座っている。意味あるのかな?」
  • 「座席が毎日違うと落ち着かず、固定席のほうが安心する」
  • 「部下やメンバーがどこにいるのか、見つけるのに時間がかかる」
  • 「仕事に使う資料が多くて、毎回ロッカーから席に運ぶのがちょっと大変」
  • 「フリーアドレスだと、チームの一体感がなくなるのでは?」

こうしたフリーアドレスに対するちょっとした違和感の理由に、働き方のヒントが隠されているかもしれません。

フリーアドレスに向いている仕事はどう見極める?

では、どのような企業や業種・職種だと、フリーアドレスでより仕事がはかどるようになるのでしょうか。次のような働き方のポイントから、「フリーアドレスに向いている仕事とは?」について判断ができそうです。

何を使い、どのように仕事をするのか

営業やマーケティングなど、パソコンが1台あればどこでも仕事ができる事務系の仕事は、フリーアドレスなどの場所を選ばない働き方に合っています。一方で、技術職やクリエイティブ職など、作業環境と仕事が密接に関わる人は、資料やツールが揃った固定席で仕事をするほうが効率的です。フリーアドレスの導入について判断する時は、このような仕事の特性を検証すると良いでしょう。

コミュニケーションの必要性

オフィスでどのようなコミュニケーションを実現したいのか、という観点も大切です。部署をまたいだ連携が多い会社や、偶発的なコミュニケーションによるアイディアの活性化を重視したい会社は、フリーアドレスのような、従業員が自由に動いて働ける環境を用意すると良いでしょう。反対に、固定のメンバーでの連携やチームワークが求められる仕事は、固定席が向いています。

幅広い業務に対応できるスペースを作れるか

1日の中で、会議や取引先への訪問、資料作成などさまざまな仕事が発生する人も、業務内容に応じて執務場所を使い分けられるフリーアドレスは便利です。そのため、仕事がはかどるフリーアドレスには、こうした多様な仕事内容に対応できるスペースが必要です。ひとりで集中できる作業スペース、様々なミーティングの規模に応じたサイズの会議室、リラックスして仕事や打ち合わせができるカフェエリアなど、働く人のニーズに合った執務環境を整えることが、フリーアドレスの成果を左右します。

フリーアドレスがうまくいかない時の解決法

業務の効率化や労働環境を改善するためにフリーアドレスを導入したものの、従業員がオフィスを使いこなせていない、と感じることもあるでしょう。でも、そんなフリーアドレスの課題は、次のような工夫や仕組み作りで解消できます。

  • いつもみんな同じ場所に座っていて、フリーアドレスの意味がない。
    →従業員が、フリーアドレスの目的を理解できていないことが原因かもしれません。それぞれの執務スペースの使い方やメリットを伝えて、活用を促しましょう。
  • 希望する座席や会議スペースがいつも埋まっていて不満。
    →席の予約や最適な配分ができる座席管理ツールを導入することで、オフィススペースの有効活用ができます。また、社員がどこに座っているか把握できるため、声をかけたいメンバーがすぐに見つかります。希望する人数に対して執務スペースが足りない場合は、レイアウトの変更も検討しましょう。
  • 周りがワイワイしていて、作業に集中できない。
    →執務スペースや打ち合わせスペースのほかに、音や視界を遮断した「集中ブース」を設けることで、ひとりでやりたい作業もはかどります。
  • 仕事に使う資料や荷物の置き場所がない。
    →鍵付きのパーソナルロッカーを用意すれば、個人の荷物を効率的に保管できます。部署共有のキャビネットも設置して、物の管理に関するストレスを解消しましょう。

自社に合ったワークスタイルを見つけることが大切!

フリーアドレスのモヤモヤは、レイアウトの工夫やルール作りによって減らせます。自社の働き方に合った仕組みの設計ができれば、フリーアドレスの成果はもっと上がるでしょう。とはいえ、すべての企業にとって、フリーアドレスが正解とは限りません。「評判がいい」という理由だけで新しいスタイルを取り入れるのではなく、仕事の現場のリアルや従業員の希望を何より大切にして、環境整備を進めたいですね。

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記事執筆

働き方改革ラボ 編集部 (リコージャパン株式会社運営

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