RICOH Pro C7210S/C7200S 主な特長

さらに進化したスペシャルカラーの表現力。

スペシャルカラーで印刷物にさらなる付加価値を。

ホワイトトナーをはじめ、全7色のスペシャルカラーに対応。プロセスカラーだけでは難しい、さまざまな表現を可能にしました。

  • スペシャルカラーを使用するためには、次のいずれかのオプションの組み合わせが必要です。カラーコントローラー E-46AおよびFiery® スペシャルカラー対応キット タイプS9およびスペシャルカラー拡張キット タイプS9または、TotalFlowプリントサーバー R-62Aおよびスペシャルカラー拡張キット タイプS9

ホワイトトナー、メタリックトナー先刷り

クリアトナー

ネオンカラートナー

鮮やかな色域を再現するネオンカラートナー

蛍光色のネオンイエロートナーとネオンピンクトナーをご用意。プロセスカラーでは表現の難しい、鮮やかな表現が可能になります。

ネオンイエロー

通常時とブラックライト照射時の比較画像

ネオンピンク

4色印刷とネオンピンクトナー使用時の比較画像

豊かな表現力を可能にするホワイトトナー

プロセスカラーでは難しかった濃色紙や透明紙上での表現力が飛躍的に向上します。トナーはオフセットインキに比べ隠蔽性が高く、一度刷りでも鮮やかに。試し刷りから本印刷までより手軽に印刷が可能です。さらにブラックとスペシャルカラーのユニットを入れ換えることで、ホワイトトナーの先刷りが可能になります。濃色紙やメタリック調の用紙にも1パスで鮮やかに印刷できます。

  • オフセットインキの種類、量、用紙の色などの条件により見え方が異なります。

オフセット印刷(一度刷り)による
ホワイト印刷

RICOH Pro C7210S(一度刷り)による
ホワイト印刷

ユニットの入れ換えが可能

ホワイトトナーなし

ホワイトトナーあり

新たな価値を創出するメタリックトナー

ゴールドトナーとシルバートナーの2種類のメタリックトナーをご用意。高級感を付加し、オリジナリティの高い印刷物の制作が可能となります。またプロセスカラーと組み合わせて使用することで、独自のメタリックカラーを作成することも可能です。多彩な色表現を実現し、印刷物の持つ可能性を拡大します。

ゴールド

シルバー

シルバーのみとシルバー&CMYKの比較画像

見る角度、光の反射でさまざまな表情を演出可能にするクリアトナー

印刷面全体に光沢感を与え高級感を出したり、スポット光沢で印刷面を部分的に強調したりすることが可能です。透明性の高さを活かして偽造抑止効果を備えたセキュリティー性の高い印刷物も制作できます。

クリアトナーなし

クリアトナーあり

ブラックライト照射時に発色するインビジブルレッドトナー

通常光下では無色透明ながら、ブラックライトなどで紫外線を照射することで赤く蛍光発色するインビジブルレッドトナー。印刷物のセキュリティー性やトレーサビリティー性を向上しながら幅広いデザインが可能となることで、表現力が飛躍的に向上します。

通常時

ブラックライト照射時

スペシャルカラートナーの交換を可能にするスペシャルカラー交換キット タイプS9(オプション)

RICOH Pro C7200Sシリーズ1台でホワイトトナーとクリアトナー、ネオンイエロートナー、ネオンピンクトナー、インビジブルレッドトナーの各色が使用できるようになります。お客様からの注文に応じて色を使い分けることで効率的な活用が可能です。

  • スペシャルカラー1色追加ごとにスペシャルカラー交換キット タイプS9が1つ必要となります。

最新鋭のテクノロジーで、より高精度かつ安定した出力を。

高精度な出力をスキルレスオペレーションで。

濃度のムラやノンブルのズレが許されない本やカタログなどのページ物も、高い精度で出力することが可能です。

新技術 IQCT(Inline Quality Control Technology)

印刷前や印刷中の調整を自動化することで、安定して高品質な印刷物を提供する新開発のIQCTを搭載。さらに調整作業もスキルレスで行え、オペレーターの負荷低減に貢献します。

前述の内容を表した図

リアルタイム見当調整

出力中に調整用の検出マークを読み取ることで、リアルタイムに表裏見当を監視し、補正を実行。表裏見当のずれを最小限に抑え、安定して高品質な印刷物を提供します。

前述の内容を表した図

自動キャリブレーション・表裏見当調整

出力前のキャリブレーションや表裏見当調整といった調整作業を自動化。従来のようなマニュアルでの測定や補正は不要となり、スキルレスで高品質な出力が可能です。オペレーターのスキルによる品質のばらつきもなくなり、出力作業が大きく効率化します。

長時間の安定稼働を実現する現像冷却液冷システム

冷却液を本体内に循環させることで、現像剤の温度を一定に保ちます。これにより、長時間のマシン安定稼動を実現。業務集中時にも安心してご使用いただけます。

前述の内容を表した図

※上面図

濃度変動を抑えるアクティブトナー濃度コントロール

使用されるトナーの量を監視し、画像情報に応じて最適なタイミングでトナーを現像ユニット内に補給することにより、大量出力時でもページ内の濃度ムラを軽減します。

前述の内容を表した図

メカニカルレジストレーション(ロータリーゲート方式)

スキューと主走査のレジストを別々に制御するリコー独自のレジスト調整機構を搭載しました。突き当て方式によりスキュー補正精度が向上。イメージセンサーで用紙端部を検知して補正量を検出し、レジストローラーを移動させることで優れた横レジスト精度を実現しています。

前述の内容を表した図
①ロータリー方式のスキュー補正ゲートに用紙を突き当て、用紙の傾きを補正②イメージセンサーで補正量を測定③レジストローラーで横レジストを補正

こだわりの高画質と、それを維持する細やかなテクノロジー。

美しさが求められる商品に、ふさわしい高画質を。

高い彩度と発色を実現し、優れた画質を保つ技術により、高精細が求められるポスターやフォトブックなどを美しく仕上げることができます。

カラー PxP-EQRトナーにより安定した色再現性を実現

リコー独自の重合法(エステル伸長重合法)によるオイルレスのカラーPxP-EQRトナーを新たに採用しました。従来トナーから色再現領域を維持しつつ、帯電性能をより安定化し、生産性と安定性の両立を実現しました。大量出力時の画質の安定性を高めています。

前述の内容を表した図

磨耗した定着ベルトを平滑に整える定着ベルトリフレッシュモード

用紙搬送により定着ベルトが磨耗しても、定着リフレッシュローラーがベルトを平滑に整えます。磨耗によって発生する印刷物の光沢スジを抑えることで、多様な用紙サイズをご使用のお客様に安定した印刷品質を提供します。

前述の内容を表した図
  • 機能説明のためのイメージです。

VCSEL*技術搭載で、2,400dpi×4,800dpiの高画質を実現

面発光型半導体レーザーVCSEL*技術を搭載。40本のレーザービーム書き込みにより、2,400dpi×4,800dpiを実現しました。文字や細線をより鮮明に、画像をよりリアルに再現することで、画像品質にこだわるお客様のニーズにお応えします。

  • *
    Vertical Cavity Surface Emitting Laser

リコー独自の面内濃度ムラ補正技術を採用

現像ローラーと感光体間のトナーを往復させることで現像時のトナー量を均一化するAC現像方式を採用。さらに転写部でも中間転写ベルト上のセンサーで濃度ムラを検知し、トナー付着量変動を低減します。現像から転写まで面内の濃度ムラを抑制する技術で均一な画像形成をサポートし高品質な出力を実現します。

幅広い用紙に対応し、より正確な仕上がりを実現。

多彩な用紙で、提案力の高い印刷物を。

普通紙、コート紙、凹凸紙など、さまざまな用紙種類、用紙厚に対応する技術により、立体POP、リーフレット、メニューなど、多彩な印刷物を出力できます。

AC転写技術で凹部への転写性が向上

凹凸紙への転写性を向上させたAC転写技術を採用。凹凸紙に出力する際に、AC転写方式を加えることで凹部への高い転写性を実現しています。

AC転写未使用時

AC転写使用時

弾性定着ベルトを採用し、凹凸紙への定着性が向上

定着ベルトの弾性層を肉厚化し、これまで定着し切れなかった凹部の隙間にも定着ベルトが追従。定着に必要な圧や熱が用紙に均一にかかり、高い定着性を実現しています。

前述の内容を表した図
  • 機能説明のためのイメージです。

封筒への印刷も高品質に。

部位によって厚みの違う用紙や薄い用紙でも、シワを抑えて出力可能。オリジナル封筒の作成など、小ロットから封筒印刷ができます。

封筒の連続出力をサポートする定着部圧力自動調整機構

封筒通紙時のシワを低減するために、定着ベルトと加圧ローラーの接触幅(ニップ幅)を調整することで定着部の圧力を最適化。封筒通紙時には接触幅を狭くし定着することで、封筒対応力を向上させています。さらに、連続出力時も定着部の熱膨張に合わせてニップ幅を自動で調整し、安定した封筒出力が可能となりました。

前述の内容を表した図

はがきから長尺用紙まで、多様な表現を。

ダイレクトメールから長尺の店頭バナーやポスターまで、さまざまな用紙サイズに出力可能。顧客のニーズに応える豊富な印刷物をこの一台で出力できます。

幅広い用紙サイズに対応

用紙サイズは100×139mmから330.2×487.7mmまで対応。さらにオプションを装着することで、700mm*1の長尺用紙の自動両面印刷が可能。片面時は、最大1,260mm*2まで対応し、A4三つ折りのパンフレットや店頭バナー等も出力可能となります。

  • *1
    A3LCT長尺用紙拡張キット タイプS9または手差しトレイ長尺用紙給紙ガイド タイプS9のいずれか、およびSR5000シリーズ用 長尺排紙トレイ タイプS6装着時。
  • *2
    手差しトレイ長尺用紙給紙ガイド タイプS9およびSR5000シリーズ用 長尺排紙トレイ タイプS6装着時。
  • 自動両面可能サイズは100×200~330.7×700mmです。

さまざまな技術が、用紙対応力を下支え。

白紙混入を抑え、検品作業の手間を軽減。さらに用紙のカールを抑えることで後加工適正を高めます。

優れた用紙搬送を実現するエアピック式給紙方式を採用

エアピック式A3LCT RT5120では左右からの送風によるさばき効果に加え、新たに用紙上面をエアで1枚ずつ吸着することにより密着しやすいコート紙やアート紙の用紙搬送がよりスムーズに行えます。重送(多枚送り)や不給紙の発生を低減し、大量印刷時においても、優れた用紙搬送を実現します。

  • A3LCT RT5110は送風によるアシスト給紙のみ対応しています。

白紙の混在を抑制する重送検知機構

用紙の厚みによって従動コロの変位量が変わることを利用し、搬送されてくる先行紙と後行紙の用紙厚を比較することで、重送による白紙の混入を未然に防止します。面倒な検品の手間を省くことで、業務の効率化および生産性の向上を実現します。

前述の内容を表した図

紙厚レバー🅑の回転量をレバー式エンコーダセンサー(重送センサー)🅐で検知し、重送を判定している。

出力用紙のカールを矯正するデカーラ機構

プリントされた用紙のカールを適切に矯正します。フェースカールとバックカール、どちらの矯正も可能。排紙される用紙の矯正方向や矯正量は、タッチパネル上で調整でき、高品質な仕上がりをサポートします。

用紙がフェースカールの場合

用紙がバックカールの場合

高生産性と安定稼働を両立する。

連続プリントスピード最大95ページ/分*1の高速出力

フルカラー/モノクロともに最大95ページ/分*1のハイスピード。さらに用紙搬送の紙間隔を狭くすることで、A3サイズは53ページ/分*2の高生産性を実現しました。短納期への対応が求められるプロフェッショナルな現場で、お客様の市場競争力を大きく高めます。

  • *1
    RICOH Pro C7210Sの場合。RICOH Pro C7200Sはフルカラー/モノクロ:85ページ/分。
  • *2
    RICOH Pro C7210Sの場合。RICOH Pro C7200Sはフルカラー/モノクロ:49ページ/分。

紙詰まりによるダウンタイムを短縮

万が一の紙詰まり発生時にも、赤色LEDによる誘導とシンプルな内部構造で迅速な復旧をサポート。また紙詰まり発生時の後続紙を退避させるパージエリアを設け、効率的な紙詰まり処理が可能です。

毎分220ページの高速スキャンを可能にする1パス両面ADF

1パス両面同時読み取りにより、フルカラー/モノクロともに最大220ページ/分の高速スキャンを実現*。大量に印刷物の電子化が求められる現場でも優れたパフォーマンスを発揮します。

  • *
    A4横送り、300dpiまたは200dpi時。

生産性を高める最大18,300枚の大量給紙

本体給紙に加え、オプションの大量給紙トレイ*と手差しトレイを加えると、最大18,300枚の大量給紙を実現します。給紙中のトレイの用紙がなくなった場合でも、同一紙種・同一サイズの紙が他のトレイに入っていれば、自動的に該当するトレイから給紙を継続するため、連続した出力が可能です。

  • *
    エアピック式A3LCT RT5120の3連結装着時。3連結にはオプションのA3LCT 中継ユニット BU5010が2台必要です。

出力機器のリモート管理サービス「@Remote」に対応

@Remoteとは、ブロードバンド環境に対応したリモートサービスです。リアルタイムに品質・稼働情報をキャッチすることで、的確&スピーディーなサービスを実現します。

@Remoteのワークフロー

ネットワーク対応:LAN上の出力機器※2に対応しています。 ブロードバンド対応:インターネット常時接続環境で、リアルタイムに機器を監視します。
  • *1
    RTCは、リコーテクニカルコールセンターの略です。
  • *2
    @Remote対応のプロダクションプリンター、デジタル複合機、レーザープリンター。
  • 本機には@Remote通信機能が標準装備されています。
  • @Remoteの詳しい内容につきましては、販売担当者またはカスタマーエンジニアにおたずねください。
  • お客様が構築されているセキュリティ網(Proxy server等)を経由しての通信に対応しています。
  • 機器、RC-Gate、(株)リコー側システム間の通信にSSL(暗号化)方式を採用しています。
  • 機器、RC-Gate、(株)リコー側システム間の電子証明書取り交わしの成りすましによるデータ不正取得からの保護をします。

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