中間転写ベルトに肉厚なゴムベルトを採用することで、トナー特有のがさつきが少なく、用紙になじんだ滑らかなグラデーションを実現。前身機*からゴムベルトの素材/硬度を改良し、ハーフトーン品質もさらに向上しました。
※機種説明のためのイメージです。
リコー独自の重合法(エステル伸長重合法)によるオイルレスのカラーPxP-EQRトナーを採用しました。従来トナーから色再現領域を維持しつつ、帯電性能の向上により大量出力時の画質を安定化。また、弾性中間転写ベルトで転写することで滑らかな画質を実現しています。
面発光型半導体レーザーVCSEL*技術を搭載。40本のレーザービーム書き込みにより、2,400dpi×4,800dpiを実現しました。文字や細線をより鮮明に、画像をよりリアルに再現することで、画像品質にこだわるお客様のニーズにお応えします。
※機種説明のためのイメージです。
本体構造を2つに分け、それぞれ作像と定着を行なうセクションに筐体を分割。これにより定着の熱による作像部への影響を軽減し、連続稼動時にも安定した画像品質を維持します。
印刷内容に合わせて転写電流値を最適な値にリアルタイムに制御します。用紙に合わせた電流制御はもちろん、ジョブ内でも画像に応じた電流値の自動制御が可能で、さまざまな印刷画像で安定した転写性を実現しています。
各色2本の現像ローラーを配備したダブル現像方式を採用。連続印刷中も濃度ムラの少ない安定した画像品質を実現します。
用紙搬送により定着ベルトが磨耗しても、定着リフレッシュローラーがベルトを平滑に整えます。磨耗によって発生する印刷物の光沢スジを抑えることで、多様な用紙サイズをご使用のお客様に安定した印刷品質を提供します。
※機種説明のためのイメージです。
リコー独自の新技術スイング&シフト式レジストレーションにより、高速で用紙の位置をサイド基準で合わせることが可能となり、高いレジスト精度を実現しました。センサーで用紙端部を検知して補正量を検出、独自開発のスイングローラーがスイング動作とシフト動作を高速で行い、用紙位置を矯正します。従来の用紙先端突き当てのレジストレーションと比較し、用紙の直角精度による影響の少ない、安定した表裏見当精度を実現します。
センサー1、センサー2で紙の傾き検知(スキュー量計測)、センサー1で紙の位置ずれ検知(シフト量計測)
紙の傾き、位置ずれ量にあわせてスイング&シフトローラーを動作(回動、シフト)
スイング&シフトローラー上流のローラーを離間させて、スイング&シフトローラーを基準位置に戻して補正
センサー2、センサー3で紙の左端を2点計測し、誤差を補正
❶濃度センサー新技術
転写ベルト上に形成したパッチから濃度を読み取る。
❷ラインセンサー(CCDスキャナー)新技術
用紙に印字された画像の測色、色情報を読み取る。
❸コンタクトイメージセンサー新技術
用紙に印字された画像から印字位置を読み取る。
濃度ムラ制御
マシン起動時やジョブ終了時に転写ベルト上に形成したパッチを内部の濃度センサーで測定、濃度ムラを調整し、ページ内の色変動を抑制しています。新たに書き込み光量の自動調整も可能になり、より高品質な印刷を実現しています。
トナー付着量制御
連続印刷中のトナー付着量を自動制御、新たに中間調のパッチも測定することで、より安定したページ間の濃度制御を実現しています。
制御の仕組み
印刷中に、マシン内部のラインセンサーで印刷結果を読み取り、ページ間での色変動を検出/抑制する機能です。印刷を止めずに実画像での調整を行うため、生産性と品質を両立、維持します。
カラーホーミングの仕組み
マシン内部のラインセンサーの詳細構造
マシン内部に搭載したラインセンサーを用いて自動でのキャリブレーションが可能になりました。これにより、印刷前の調整作業を省力化します。
印刷前や印刷中の調整を自動化することで、安定して高品質な印刷物を提供します。調整作業もスキルレスで行え、オペレーターの負荷低減に貢献します。
出力前の画像位置および表裏見当の調整作業を自動化。従来のようなマニュアルでの測定や補正は不要となり、スキルレスで高品質な出力が可能です。オペレーターのスキルによる品質のばらつきもなくなり、出力作業が大きく効率化します。
出力中に調整用の検出マークを読み取ることで、リアルタイムに表裏見当を監視し、補正を実行。表裏見当のずれを最小限に抑え、安定して高品質な印刷物を提供します。
長さ1,260mmまでの長尺用紙の片面印刷に対応。また、緩やかな用紙反転機構を設け、幅330.2mm×長さ1,030mmまでの長尺用紙の自動両面印刷に対応。三つ折りや観音折り/A4ヨコサイズの二つ折りカタログ/パンフレットやブックカバー、バナーなど制作物の幅が拡がります。長さ700mmまでの長尺用紙の自動両面印刷時には、レジストレーション機能も動作可能で、高い印字位置精度を実現しています。
肉厚な弾性層を持つ中間転写ベルトと定着ベルトを採用。転写、定着の難しい凹凸紙の凹部の隙間にベルトが追従し凹凸紙への均一な転写と定着を実現しています。
用紙ストレスを抑えた直線的な搬送パスやエアピック式給紙方式による優れた搬送性で最大紙厚470g/㎡(厚みは0.6mm)までの厚紙に対応。パッケージやディスプレイPOP、ポストカードなど多様な印刷物の制作が可能です。
定着により高温になった用紙を、ラジエーターで冷却されたストレートなベルト間を搬送させることで、排紙時の用紙温度を適正に保ちます。これにより厚紙積載時のトナー剥がれ(ブロッキング)を抑制します。また、ストレートなベルト式の機構を採用したことで、用紙へのストレスも軽減しています。
定着ベルトと加圧ローラーの接触幅(ニップ幅)の切り替えによる定着部の圧力調整が可能。また、均一な速度で回転する定着ローラーと加圧ローラーによる並行ニップにより、生産性を落とさずに安定した封筒印刷を実現しています。
封筒サイズ図表
左右からの送風によるさばき効果に加え、用紙上面からエアーで1枚ずつ吸着することにより密着しやすいコート紙やアート紙の用紙搬送がよりスムーズに行えます。重送(多枚送り)や不給紙の発生を低減し、大量印刷時においても、優れた用紙搬送を実現します。
用紙サイズは標準で100×139.7mmから330.2×487.7mmまで対応。郵便はがき*1からA3フルトンボまで出力可能です。さらに、オプション装着により最大330.2×1,260mm*2までの長尺用紙にも対応し、店頭バナーや三つ折り、観音折りカタログ等も出力可能となります。
用紙厚を問わずフルカラー/モノクロともに135ページ/分*1の高速出力が可能です。さらに用紙搬送の紙間隔を狭くすることで、A3サイズは75ページ/分*3の高生産性を実現しました。圧倒的なプリントスピードで、お客様の市場競争力を大きく高めます。
本体給紙に加え、オプションの大量給紙トレイ*と手差しトレイを加えると、最大20,550枚の大量給紙を実現します。給紙中のトレイの用紙がなくなった場合でも、同一紙種・同一サイズの紙が他のトレイに入っていれば、自動的に該当するトレイから給紙を継続するため、連続した出力が可能です。
検品作業を効率化する超音波式重送検知機構を標準搭載。搬送される用紙に対して、超音波センサーが重送(多枚送り)による白紙混入を検知します。従来の透過光方式では対応できない濃色紙等でも重送検知を行なうことができ、検品業務が効率化されます。
万が一の紙詰まり発生時にも、赤色LEDによる誘導とシンプルな内部構造で迅速な復旧をサポート。また紙詰まり発生時の後続紙を退避させるパージエリアを2箇所設け、効率的な紙詰まり処理が可能です。
高速のデータ転送ユニットとインターフェースを搭載し、1200dpi 8bitの非圧縮画像データの高速伝送を実現。高品質な画像処理と高生産性を同時に実現しています。
CMYK各色2本ずつのトナーを装填可能。印刷中にトナーボトルの交換が可能なため、トナー切れによるダウンタイムを軽減します。
購入をご検討中のお客様へ
商品をご利用中のお客様へ
この製品に関するお問い合わせを電話で受け付けております。製品をご利用中のお客様は、こちらよりお気軽にお問い合わせください。