SDGsコミュニケーションブック2022
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 中小企業のお客様と接する機会が多く、SDGsについては聞いたことがあるけれど、あまりご存じでない方も多くいらっしゃいます。私の働きかけによってSDGsに興味を持ってもらい、取り組みの必要性を検討していただくことも私の役割だと思います。また、お客様にとってあたりまえであった業務を、提案によって業務改善できたり、少しずつ信用していただきご相談を受けることにやりがいを感じています。 私は中小企業のお客様を担当している営業です。チームのSDGs宣言に基づきリコージャパンとお客様それぞれの「事業活動と社会課題解決の同軸化」の推進を最重点活動テーマとして取り組んでいます。急速なデジタル化が進む現状の中、担当するお客様が誰一人置いていかれることのないように、寄り添い、支えることに強い信念を持ち、日々実践していきます。「ひとこと多い貼り紙」を研修で作成したことで、お客様との会話のきっかけになっています。05 保守活動の中で、長らくリコー製品をご使用いただいているお客様へ、お礼をお伝えしながら訪問しています。2年目社員向けの研修で先輩たちと学んだSDGsの内容を、お客様にご説明させていただくことによって、脱炭素につながる商談にもなると知り、大変嬉しかったです。お客様にもSDGsを知ってもらうきっかけづくりができただけでなく、SDGsにも具体的に貢献できていると感じています。 私がキーパーソンに志願した理由は、ICTを通じたリコージャパンの社内実践事例やSDGsの推進活動が、お客様との共感のツールになると感じたからです。お客様から「リコーさんのおかげで自社の価値に気づけた」と言っていただき、改めて、働くことは誰かに喜んでいただくことなのだと実感しました。SDGs・ESGに、日々の仕事で取り組むことで、働きがいや誇りにつなげているリコージャパン社員を紹介します。

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