SDGsコミュニケーションブック2022
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● カーボンニュートラル● 生分解性H2O・CO2 PLAiRは、しなやかさと強さを両立した発泡PLAシートです。発泡倍率を変えることが可能で、利用目的によって緩衝材や梱包材はもちろんのこと、2次加工によって食品トレーや容器等幅広く利用することができます。また表面にプリントができるので、装飾性の高い製品として利用することもできます。 リコーは、プラスチック容器に直接文字やデザインをレーザーマーキングする技術を開発。アサヒ飲料株式会社がテスト販売した「アサヒ十六茶」PET630ml ダイレクトマーキングボトルに採用されました。シュリンクラベルやタックシールなどを使わずに、商品名や原材料名などをペットボトルにレーザーで直接書き込むことで、食品表示法などで規定された情報表示を完全ラベルレスで実現します。これにより、消費者に適切な情報の提供と、省資源化による環境負荷削減を両立し、循環型社会の実現に貢献します。07リコーは1936年の創業以来、常にお客様の視点に立ち、技術革新を行ってきました。長年かけて磨いてきたコア技術と独自のアイデアで新たな価値を生み出し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。さまざまなプラスチックコンポスト処理焼却・熱回収成型加工品光合成ポリ乳酸(バイオマスプラスチック)とうもろこし等の植物(でんぷん・糖)発酵乳酸重合リコーグループでは脱炭素・循環型社会の構築に向けて、植物由来のでんぷん・糖から作られた材料のPLA(ポリ乳酸:polylactic acid)に着目しました。PLAはカーボンニュートラル、つまり、焼却しても大気中の二酸化炭素を増加させません。さらに、一定の環境下で水と二酸化炭素に分解するコンポスタブルという特性を持っています。バイオマス資源の循環サイクル(ポリ乳酸の例)

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