SDGsコミュニケーションブック2023
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現状人手不足による長時間労働や労働環境の悪化などが、人々の心身に大きな負担を与えている。解決策作業効率の向上や遠隔地とのスムーズなコミュニケーションの実現による社会へのインパクト03リコージャパンへの期待社内実践で得たノウハウから、社会全体の「ワークスタイルの変革」に貢献することが期待されている。(2022年度実績)時間創出効果6,500 万時間5,325万時間(2025年度目標)室岡 友紀デジタルサービス企画本部スクラム企画センター スクラムアセット企画室 室長innovation Creative Area来客エリアでは、デジタルツールを活用して、旬なソリューションや社員の活動をお客様に発信しています「ひなたスペース」は、組織を越えたコミュニケーションの活性化を体感できる空間です社内ラジオ配信の様子。各事業所ではRICOH IWBで視聴できます社内の取り組み事例 北海道支社版DX基本の「き」北海道支社は、DXの下地づくりとして、保管スペースを決めて紙文書や不要な物品を削減。ペーパーレス会議の実践や契約の電子化、RPAによる業績報告の自動化など業務のデジタル化を推進しています。こうした「社内実践のリアル」をLiveOffice ViCreA*でお客様に紹介しています。* ViCreA(ヴィクレア):Value 少子高齢化による労働力不足が深刻化し、長時間労働の常態化や労働環境の悪化、待遇の格差などが社会問題になっています。SDGsが掲げる「ディーセントワーク(働きがいのある人間らしい仕事)」の実現には、デジタルの力が欠かせません。リコージャパンでは、自社での実践により培ってきたワークプレイスのデジタル化のノウハウを活かして、お客様の「はたらく歓び」を支え、歓びの連鎖を広げていくことで、働きがいと経済成長が両立する持続可能な社会の実現を目指します。デジタル化による作業の効率化や生産性向上によって、人間らしい創造性のある仕事に集中することができる環境を整える。今後の目標や展望業務プロセスの改革やデジタル化を図ることは、業務効率の向上と同時にデータ分析による可視化・共有化で新たな気づきを得ることが可能となり、次の打ち手が変わるなど、意識と行動の質が変わります。リコージャパンでは、お客様の業務課題を解決するため、業種・業務別のソリューションをパッケージ化した中小企業向けの「スクラムパッケージ」と、個々のお客様のニーズに合わせてカスタマイズする中堅企業向けの「スクラムアセット」を提供しています。社内実践で得たノウハウを踏まえて、持続可能な社会をステークホルダーの皆様と築き、働くすべての方々の自己実現と国内外の経済成長に貢献してまいります。宮崎事業所の働きやすいオフィスフリーアドレスの居室には、コミュニケーションが活性化する「ひなたスペース」の他にオンライン会議や集中したいときに使える個別ブースを設置。会議室は宮崎県産杉の端材を使った机で落ち着いた雰囲気に。ひなたスペースは災害時の災害対策本部としての機能も持ち合わせています。「みつばち娘」によるいきいき山梨づくり山梨支社では、女性ワーキンググループ「みつばち娘」による社員がいきいき働くための活動を行っています。子どもたちに自分たちの働く姿を見てもらう「ファミリーDAY」、社員の人となりを紹介する社内ラジオ配信などを企画実施。その結果、女性社員のエンゲージメントが23.3ポイントも改善しました。働きがいも経済成長も

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