
【はじめてのSDGs】ハブラシ・リサイクルプログラム編
2022年12月09日 14:20
この記事に書いてあること
ハブラシ・リサイクルプログラムとは?
ライオン株式会社様が「人も地球も健康に」を目的とした、ハブラシの定期交換と使用済みハブラシのリサイクルをテラサイクル合同会社様と協働している活動です。
回収された使用済みのハブラシは、1本につき2ポイントが換算されます。
そのポイントを地域・教育支援などの寄付や、テラサイクル商品と交換ができます。
交換できる商品には、ハブラシをリサイクルして作られたプラスティック製の植木鉢や定規などがあります。
回収されたハブラシはどうなる?
回収されたハブラシは粉砕され、ポリプロピレンを取り出し、洗われた後に約200度の高温で溶かし、プラスチックの再生原料になります。
その後、色付けをされた状態で、植木鉢や定規に加工されます。
ハブラシがリサイクルされるまで
粉砕機で歯ブラシを分解する(ポリプロピレンを取り出す)→ペレット状に加工、色付けをして完成
ペレットとは、プラスチック製品の原料になる直径数ミリの粒のこと。
ハブラシがリサイクルされるまでの流れ
リコージャパンでの取り組み事例
2021年からリコージャパンでもライオン株式会社様の取り組みに賛同し、活動をスタートさせました。
ハブラシを定期的に新しくすることで社員の健康を維持しつつ、また正しくリサイクルすることで「つくる責任つかう責任」を果たせるように取り組んでいます。
まずは事業所にハブラシ回収ボックスを設置し、社員の使用したハブラシの回収をおこなっています。
より社員に協力してもらえるよう、11・12月を強化月間として、メールにて定期的に呼びかけをし、ひとりでも多く参加してもらえるように、働きかけをおこなっています。
サイネージにて取り組みについて告知、回収状況やお客様の声を共有しています。
社内に設置したハブラシ回収ボックスで回収していきます。
ご協力いただいているお客様のご紹介
「老人福祉施設の利用者様が口腔ケアで使用されたハブラシを回収し、お客様と一緒に行うSDGs活動にしてみては?」という社員のアイデアから、現在は約20の介護福祉施設様と活動をおこなっています。
ご協力いただいているお客様のお声
地域社会の貢献に協力し、少しでもお役に立ちたいと思いました。
資源回収に困っていたところ、リコーさんからお声がけいただき、SDGsに貢献もできるということで大変ありがたく思っております。
SDGsへの興味、関心が動機でしたが、今後ともSDGsを継続的に取り組んでいきたいです。
職員の環境に対する意識が高まると思い賛同させて頂きました。
営業担当様からご提案いただき、当法人でも実施できる施策でしたので、参加させていただきました。特養、デイサービス、併設のボランティアカフェのスタッフさんにも展開し、協力させていただいています。
社会福祉法人 檸檬様
写真(左):社会福祉法人 弥富福祉会 特別養護老人ホーム 輪中の郷様/写真(右):株式会社いぶきの会様
おわりに
今回は「はじめてのSDGs」と題して、身近なものを活用してできるSDGsをご紹介いたしました。
ハブラシ・リサイクルプログラムでは、下記のSDGsの取り組みにつながります。
【目標3:すべての人に健康と福祉を】定期的なハブラシ交換をすることで健康維持につながる
【目標12:つくる責任つかう責任】使用済ハブラシをリサイクルすることで環境の負荷軽減に貢献する
【目標13:気候変動に具体的な対策を】適切なリサイクルをすることでCO2削減に貢献する
【目標17:パートナーシップで目標を達成しよう】SDGsやリサイクルに興味を持ってみんなで行動する
小さなことの積み重ねで、リサイクルへの意識も高めることができます。
普段捨ててしまうハブラシでSDGsの活動に参加しませんか?
SDGsについてもっと知りたい、このほかにも社内実践事例を見てみたい、などご要望がございましたらお気軽にお問い合わせください。
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